「一つの中国」政策が変容する?

もしかしたら、これが歴史の転換点だった、ということになるかもしれません。

しかしながら、それが判明するのは5~10年後であって、今はまだどうなるか先のことは分かりません。後戻りすることもあり得るだろうし、プレーヤー自身だって分からないでしょう。そもそも、誰がプレーヤーなのでしょうか?w

歴史の転換点って、そういうものだと思います。その時は、その場にいる人には分かりません。

 

 

 

2025/2/18付け日本語版CNNによると、米国務省が「米国は台湾の独立を支持しない」という一文をwebサイトから削除したとのことです。

 

英文ニュースだと、

BBCによると、「The US State Department has dropped a statement from its website which stated that Washington does not support Taiwan’s independence」という表現になっています。

 

明確に「Taiwan’s independence」を支持するという表明が為されたわけではありませんが、米国は、「一つの中国政策」One China policyの放棄に向けてを舵を切った可能性があります。

 

 

そして、我が国においては、

2025/2/17付け日経新聞では、戸籍の国籍欄に「台湾」という記載を認める省令改正を行うことが報道されました。

 

 

日米それぞれにおいて、同時に、「一つの中国」政策を放棄する方向性に向けた動きが打ち出されたことになります。

 

 

私は個人的には、台湾の独立を認識し、これを支持します。

台湾の独立という言葉は、

・Chinaからの台湾の独立
・中華民国 ROC からの台湾の独立

という主に2つの重層的、複合的な概念で、文脈によって意味合いが異なってくるので注意が必要なのですが、私は個人的には、どちらも同様に認識して支持します。

 

 

台湾は、

・自由
・民主政治
・法の支配

という、私たちと共通の価値観を持っています。

邪悪な共産主義者から台湾を守ることが、我が国の国益であると確信します。

 

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2017年の高雄マラソンにて。


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