2013/2/6(水)、蕨市議会 保守系会派 新生会 一同で、愛知県豊橋市に地域自治区制度の視察に行って来ました(公費視察)。
愛知県新城市の庁舎。
新城市といえば、OSJ新城トレイルレースが開催されるところであります。
http://hoya.exblog.jp/14885549
震災で中止になった2011年を除いて、2008年から毎年出走しています。
今年は、彩湖エンデューロに参加するので、エントリしませんでした。
新城市の企画課様に、地域自治区制度についてご説明いただきました。
地域自治区制度とは、聞き慣れない名前ですが、新城市独自のものです。
ざっくり説明すると、
↑このように、住民と役所の各担当部署は、直接コミュニケートしてます。
ここで図の右側の「役所の各担当部署」は、市民生活部、健康福祉部、都市整備部・・・といった、機能ごとに縦割りされた部署のことを指します。
↑新城市においては、住民と市役所各担当部署の間に、「地域自治区」という中間組織を設置しました。
地域自治区は、市内の各地域単位で担当範囲を区分されています。
敢えて組織を多重化する訳ですから、無駄といえば無駄ですが、効率性よりもコミュニケーション効果を高める方法として、敢えてこのような中間組織を設けたものです。
新城市は、面積が500平方kmと、5平方kmの蕨市の100倍もあります。
このような地理的な特性から、このような中間組織が必要になったのかもしれません。
もしくは、それ以外にも別の真の理由があるのかもしれません。
↑本来であれば、地域選出の市議会議員がこのように中間組織的機能を果たしていれば、敢えて行政的な中間組織を設置する必要がないような気もしますが、新城市には蕨市と異なる事情があるのだと思います。