政治家の秘書・・・と言っても、秘書が雇えるのは市議、県議レベルでは無理で(私費を出すなら別だけど)、国会議員の秘書の話なんだが、何故だか年齢不詳なタイプの方が多い。
別にそれが良いとか悪いとかではなく、何となく何故だろう? 不思議だな~?と思っていたのだが、今日、そのナゾが自分なりに解けた。
元々年齢不詳なタイプの方が政治家秘書になる訳ではなく、職業に最適化した結果として年齢不詳になったのだ。
よく考えてみたら、この法則は、政治家秘書以外のあらゆる業界のあらゆる職業に当てはまりそうだ。
クリエイターやマーケターは、「若いセンスを持ってる風」に見られた方がいいケースが多いので、年齢より若く見られるようになる。
エンジニアは、「専門分野に関してはぶっ飛んでる風」に見られた方がいいので、ヲタっぽく見られるようになる。
営業マンや金融マンは、「それなりの多様な経験を持ってる風」に見られた方がいいので、かっちり年齢相応以上に見られるようになる。
うちの亡き父親は、20代の若い頃、クライアントに年上に見られるようにするために、わざとオデコを禿げてる風に剃り込み入れたらしい(ほんとかな?)。
それでは、地元密着の市議会議員は、どういう風に見られた方がいいのか?
ロールモデルも存在しないし、私自身は広報戦術的にはちょっと迷っているところがあるのだが、少なくとも「あまりお金は持ってないけど頑張ってる風」に見られるのがいいのかな、と思い、出来るだけ安物の服装を身につけるように努力している。
革靴はABCマートのPB、スーツは青山の安いの、ワイシャツはユニクロ、カバンはユニクロのサンキュッパのビニール製。このユニクロ3,980円カバンは、買ったその週末の折り込みで「セール価格1,980円」になっていて、超絶ショッキングでした。
公表の限り市議以外にも社会的立場があり、単刀直入に受け止める事は難しい(一般的庶民感覚)ですが、それはそれで・・・
あっ・・・
こういった方も・・・
政治とは結果。
http://blog.livedoor.jp/rikibodi/archives/52165398.html
(笑)
miyazakiさん、いつもコメントありがとうございます!
政治家の評価体系があいまいなことが問題だと思います。
ビジネスならば、売上・利益という、あらゆる業界に共通する絶対的な評価基準があります。
さらに細かく、例えばネット業界ならば、ページビュー(ページ閲覧数)、ページ訪問者数、新規入会数、購入件数・金額、リピート率などの評価基準があります。
政治家の場合は、なかなかこの種の仕事ぶりについての定量的な評価基準がありません。
政治家の一般的な公約も
・教育改革を頑張ります!
・商店街を活性化します!
・安心・安全なまちづくり!
などのような、定性的かつ理念的なものであるケースがほとんどです。
・犯罪率 現在○○%なので、2014年度に△△%に減少させます。
といった定量的な公約を定めるケースは、少ないです。
先日のエントリ「楽天 三木谷さんが産業競争力会議に出した資料がアツい。」で解説申し述べましたような、KPI(重要業績評価指標)を設定することが肝要ですし、戦略的な広報が必要になってくるものと思います。