県議会では、日台友好議員連盟に所属しております。
議連にて、日台交流サミット in 仙台に参加してきました。
日台双方の、地方議員の交流の場となっています。
日台間には、国交が開かれていないため、行政府レベルでの公式チャネルが存在しないため、議員レベル・民間レベルでの交流が重みをもっております。
地方議員といえども、このような形で交流を積み重ねることが、我が国の安全保障にとっても重要です。
台湾は、自由、民主政治、法の支配、人権の尊重という、我が国と共通の価値観をもつ「国」です。
1年前のエントリで述べたように、台湾有事への備えは、地方レベルでも必要だと思いますね。
謝長廷 駐日大使のご挨拶。
仙台宣言が決議されました。
この決議のポイントは、
・(米国の国内法である)台湾関係法(Taiwan Relations Act)に相当する国内法の制定
・国際機関の枠組みへの台湾の加盟
・TPPへの台湾の加盟
を促進するべく、我が国政府に求める、というものです。
台湾関係法については、我が国では、言論レベルでは制定を求める意見が上がることはありますが、私の理解では、国会での議論になったことは未だかつて無いはずです。
この国内法を制定するということは、すなわち、台湾有事に対して、我が国が(明確に、ではなく、曖昧に)コミットメントすることを(一方的に)宣言する、ということになります。
このイベントの中の小野寺五典 元防衛大臣のスピーチの中で
「台湾有事は、我が国の有事でもある」
という発言がありましたように、気運は少しずつ醸成されつつありますが、まだまだ道のりは長いですね。
議連メンバ等とともに、謝長廷 駐日大使と記念撮影をさせていただきました。
歴史上の人物にお目にかかれてとても光栄に存じます。
次回のこの回は、台南市で開かれるとのことで、台南市議会議員が大勢訪れていました。仙台市とは姉妹都市提携をしているそうです。
台南市議会は、今まさに会期中で、しかも予算審議を行っている最中だとのこと(笑)
会計年度が、1月~12月なので、今ころ予算審議を行うわけですね。
台南は、最後に訪れたのは2016年。大地震によるビル倒壊現場を私費視察に行きました。