米国にはあまり興味もなく、ハワイとグアム以外は行ったこともない。今度、米国の空港で乗り換えないと行けない国に旅行に行く予定なので、やむをえず、本土に初訪問せざるを得ないのだが、
北朝鮮への訪問経験者、米国のビザ免除対象外に
【8月6日 AFP】米政府は5日、訪米時に査証(ビザ)が免除される外国からの訪問者のうち、2011年以降に北朝鮮を訪問したことのある人については、ビザ免除対象から除外した。北朝鮮の旅行業界にとって新たな打撃となる可能性がある。 米国はビザ免除プログラムにより、日本、韓国、フランスなど38か国の国民に対し、ビザなしで最長90日間の滞在を認めている。 だが米税関国境警備局( US …
なんとまさかの、本年、令和元年8月以降、北朝鮮への2011年以降の渡航経験者は、ESTA利用ができなくなってしまった。
私は、2016年に行っているので、ばっちり対象外。
北朝鮮のビザや、イミグレーションのスタンプは、パスポートには残らないので、虚偽申請を試みる人もいるかも知れないが、旅行代理店とのやり取りにgmailを使っていたり、ソーシャルサービス上に写真の1枚でもアップしていたら、エシュロンを使って調べればもちろん分かるはずで(笑)、万が一虚偽申請が事後発覚したら遠い親戚にまで累が及ぶ可能性もあるので、おすすめしませんw
わざわざ米国大使館に出向いた上で、面接を受け、さらに160USDも支払って(ESTAならば、14USDで済んだのに)米国ビザを取得してきた。
面接で聞かれたのは、
北朝鮮には何しに言ったのか? →マラソン大会に出た。
何マイル走ったのか?→(今どきマイルってw)42キロ。
親はコリアンか?→ノー
朝鮮総連との関係はあるか?→アブソルートリーノー!
など。
当面、遊びでも仕事でも行く予定はないので、ただ空港で乗り換えるだけのための、C1通過ビザを申請したのだが、
勝手に何を配慮してくれたのか B1/B2 観光・商用ビザが発行された。
しかも、10年マルチプル。
今、世界中で最も入国審査が厳しいのは、米国だ。
ロシア、中共、イスラエル、北朝鮮よりも厳しかった。
つい最近は、東海岸でまともに普通に働いていた日本人の友人が、就労ビザの更新が許可されずに帰国してきた。
そして、これが、北朝鮮のビザ。
出国時に回収されてしまうので、手元には残っていない。
↑ こちらは、イスラエルの滞在許可証・・・ではないな、出国許可証かな。
感熱紙なので、色が褪せてきている。
イスラエルの出入国スタンプがパスポートに押してあると入れない国があるので、パスポートにはスタンプは押されない。入国時に滞在許可証が発行されたはずなのだが、手元に写真が残っていない。記憶にないが、出国時に回収されてしまったのかもしれない。
イスラエルは入国時より出国時の方が審査が厳しかった。
テルアビブ空港で昭和47年に日本赤軍が銃乱射事件を起こしているので、特に日本人には厳しく、パスポートの全ページをチェックして、イスラム教の国を一つ一つ取り上げて、何しに行ったのか?友達はいるのか?と尋ねられた。
まあしかし、大使館・領事館を訪れてビザを取るのって、面倒だけど、エンターテイメントとしてはおもしろ体験ですな。
あの狸穴の□シ○大使館は、○○て出られないのではないか、とびくびくしてしまうほど、○○○○○ろしいw
初めて中共を訪れたのは大学3年のときだったが、当時はまだ日本人は観光目的でもビザが必要で、返還前の香港にあった領事館(?)で取得したのだが、パスポートを手放して預けるのが心細くてたまらなかったw
スギハラサバイバーのように、寄る辺と頼む国がなく、ビザを取れるかどうかが生死を分けた人たちもいるわけだから、エンタメ体験として楽しめる現代の日本人は幸せですね。