さて、このブログでも何度か取り上げてきた、昭和38年築で老朽化著しく、耐震基準も満たしていない蕨市庁舎(市役所の建物)の建て替えについてです。
直近の過去記事は、2017/11/28のこちら↓です。
この時点では、「現在地で建て替える」という方針が来ましました。
その後、今年度、「基本構想・基本計画」を立てております。
流れとしては、
市長が審議会に諮問した
↓
審議会が調べたり、話し合ったりして、答申を出した
↓
この審議会答申とほぼ同じ内容で、行政当局が「基本構想・基本計画(案)」を作った
というところです。
ここで、「案」というのは、この後、パブリックコメントを経た後に正式に確定するからですが、大筋が崩れるような大きな変更はほぼ無いと思います。
なお、上記の審議会には、私も議会からの出向委員の一人として、会派から選出されて出席しておりました。
先日、行政当局の担当部署より、私が所属する自民党系会派:新生会向けにこの説明会がありました。
「基本構想・基本計画」というのは、設計書ではありません。
分かりやすく言うと、システム開発のプロセスで言うところ、発注側が開発側に提示する要件定義書に当たるものです。
例えば、
基本構想・基本計画の中では、
床面積:約6,500平米
駐車場台数:87台
と定めてありますが、
建物の形をどうするか?敷地内の駐車場の配置をどうするか?といったことは、次の段階で決めていくことになります。
多くの方が気になるスケジュールについてですが、
2023年度に新庁舎供用開始の予定です。
現庁舎を解体して、新庁舎を使い始めるまでの間は、
・市役所第2駐車場に3階建てのプレハブを建てる
・市民会館の一部を使う
ということになります。