蕨市庁舎建て替えは次の段階へ — 仮庁舎・仮設庁舎が稼働開始

先日、蕨市役所の旧庁舎(昭和39年築)が役割を終え、新庁舎が建設されるまでの間の、仮庁舎・仮設庁舎での議会・行政の業務がスタートしました。

 

なお、

仮庁舎 — 蕨市民会館等の既存の公共施設の部屋を間借り
仮設庁舎 — かつて駐車場だった場所に一時的に「仮設」したプレハブ庁舎

と呼び分けております。

 

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こちらは、プレハブ3階建ての仮設庁舎。

プレハブといっても、それなりにしっかりした建物です。

エレベータもついており、ハリアフリーです。

 

 

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(c)蕨市
蕨市新庁舎建設基本構想・基本計画(平成31年3月)より。

 

旧庁舎は、年度内に解体工事が始まります。
解体する前に、消防本部が、訓練に使うとのこと。

 

新しい建物は、令和5年度(2023年度)に使えるようになる見込みです。

 

 

市庁舎を建て替える目的

「建物が古くて使いにくいから、新しくしよう」、「ボロいから、キレイにしよう」ということでは、ありません。

 

旧庁舎は、耐震基準を満たしておりませんでした。
平成8年に行った耐震診断の結果、不合格になっています。

平成24年に「軸耐力補強工事」というものを行いましたが、これは、いわゆる「耐震工事」の一種ではあるのですが、大規模な地震が発災した時にぺちゃんこになってしまうのを防ぐ、という、言わば最低限のものです。その後使えなくなってしまうことを防ぐものではありませんでした。建物が立入禁止となってしまえば、中にある書類もパソコンも取りに入ることが出来なくなります。

つまり、いざ、大規模な地震が発災した時に、市の災害対応機能が大幅に減殺されてしまう可能性がありました。

 

市庁舎というものは、災害発生時は(地震以外の水害等も含めて)、災害対策の拠点として用いられます。いくらリモートワークの時代とは言え、災害対応には、場所とと建物が必要です。

情報を集め、人が集まって話し合って意思決定し、物資と応援要員を集積して分配し、諸々の手続きを行って、罹災証明書などの書類を発行するためです。

 

市庁舎の建て替えは、まさに喫緊の課題でありました。


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