ただ今、蕨市議会2017年3月定例会が開かれています。
先の記事にて、政局的な状況が生まれるかもしれない、と解説しました。
hoya_t blog 2017/3/1 : 政策と政局
hoya_t blog 2017/2/28: 【蕨市議会】2017年3月定例議会が始まっております。
トリガーとなりそうだったのは、この3月定例議会に上程されていた、
議案 第35号 副市長の選任の同意について
でした。
蕨市議会 webサイト : 議案第35号 副市長の選任の同意について(平成29年3月2日撤回)
上記ページに記載の通りで、採決を行う直前になって市長によって議案は撤回され、政局的状況が出現することは回避されました。
毎日新聞 2017/3/4 : 蕨市 副市長人事案、採決直前に撤回 頼高市長/埼玉
蕨市の頼高英雄市長は2日、市議会に提出した「副市長の選任同意」の議案を採決直前に撤回した。議会の同意が得られないと判断したためとみられるが、頼高市長は撤回理由について「諸般の状況を総合的に勘案した」とコメントするにとどめた。
市長側が一度上程した議案を撤回することは、恥ずかしいことだと評する向きもありますが、私は、そうは思いません。
頼高市長(日本共産党)の賢明な判断に敬意を表したいと存じます。