蕨戸田衛生センター組合の新年度予算など

我が国の公的機関の類は、3月決算で4月から新年度が始まりますので、国でも地方自治体でも、毎年、この時期に、翌年度の予算審議を行うことになります。

 

今回は、蕨戸田衛生センター組合のお話。

 

蕨市のごみ処理、し尿処理、リサイクルは、蕨戸田衛生センター組合が行っています。

蕨市と戸田市とで共同で行っているもので、言わば、合弁会社みたいなものです。

 

 

ところで、私くらいの世代の人は、昔は、「ゴミ処理工場」という呼び方をしたと思いますが、今は、そのような呼び方はしません。

 

ゴミとは、すなわち、捨てるもの、要らないもの、邪魔なもの、余計なもの、汚れたもの、臭いもの、あまり見たくないもの・・・といったニュアンスが含まれた言葉だと思います。

 

今は、いわゆる「ゴミ」に対しては、分別して、使える部分は出来るだけたくさんリサイクルして、利益にしていこう、という発想で取り扱っています。

焼却炉で燃やす場合も、その熱で発電をして、電気を売却しています。

このように、守りの要素ではなく、攻めの要素が強くなってきております。

 

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今週から来週にかけて、衛生センター組合の議会が開かれ、予算審議が行われます。

 

 

焼却炉などの、衛生センター全体の根幹となる設備の大規模改良工事が行われています。

4年間に渡って行う、とても大きなもので、令和3年度は、その3年目になります。

設備全体の寿命が伸びるとともに、従来の設備よりも省エネになるために、コストは低くなり、売電収入も大きくなるようです。

 

 

ごみ処理、し尿処理、リサイクルの日常業務は、毎日毎日、同じことを地道に繰り返していく定常的な作業であり、上記のような何年~十数年に一度の大規模な改修工事を除けば、毎年の予算にそれほど大きな変化はありません。


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