2013年2月19日(火)に開会した、蕨戸田衛生センター組合議会は、本日2月28日(木)に閉会しました。
※ 蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市の共同による、ゴミ処理・リサイクルのための一部事務組合(=共同事業体)です。
ゴミ処理は、大きな設備投資が必要なので規模の経済が働くために、複数の自治体で共同事業化することが多いのです。しかしながら、市内全域からゴミ収集車で施設に運んでくる物流コストがかかるために、大きければ大きいほど良いという訳でもなく、2,3程度の自治体で共同事業化する例が多いようです。
市議会と同じく、この時期なので、新年度(平成25年度)予算を話し合い、決めました。
ここ数年掛けてゴミ焼却施設の延命化工事が一通り終わっておりますので、直近では大きなトピックスはありません。
今後の中期的な課題はゴミ焼却施設をいかに長持ちさせるか、そのためにいかにゴミを燃やす量を減らすか、ということになります。
- 焼却灰の埋立地は、従来の小諸、寄居に加えて、分散化のために日光の施設にも委託することになりました。
- 福島第一原発事故に由来する分析調査代、処理代などの費用一切は、東京電力に請求しています。
- リサイクルフラワーセンターは、近所から臭いの苦情がありましたが、対応工事をして、臭いはOKとなりました。
- 燃やすときの熱を使って自家発電していますが、余剰電力を売るようにします。
仮に余剰の半分として、年間で475万円の売上になると見込んでいます。 - 川口市のゴミ処理施設工事のために、家庭ゴミを受け入れました。
2,500tで、5,089万円の売上となりました。