今年の春闘は、多くの企業で、けっこうな賃上げが実現しそうです。
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過去最高水準の賃上げ要求相次ぐ 連合加盟の各労組(テレビ朝日系(ANN)) - Yah...
経団連と労働組合の中央組織「連合」による春闘が始まるなか、各労組からは過去最高水準の賃上げ要求が相次いでいます。 経団連・十倉雅和会長:「1社1社の賃金引き上げの実施が成長と分配の好循環。サステ
コストプッシュ型という悪いタイプながらも、インフレが進行しているということと、構造的な人手不足が続いているということが理由と言えるかと思います。
統計的なデータは見つかりませんでしたが、新卒初任給もじわじわ上がっているようです。
ここしばらく、マス広告で、コンシューマ向けではないB2B企業による、イメージ広告のようなものが増えてきました。かつてバブル期によく見かけた「やわらか頭してます」みたいな類の広告ですw
これもまた、人材市場における人手不足によるものです。
しかしながら、当面は、賃上げは、大企業に留まるでしょう。
これからの課題は、賃上げをいかにして中小零細企業にも広げていくか、
言わば「賃上げのトリクルダウン」です。
これを、政策的にどうやって後押ししていくか。
これは、国政レベルではなく、都道府県、市町村といった地方レベルでも、できることはあるのではないかと思いますね。
それは、おそらく、賃上げを行った民間企業に向けたインセンティブ付与政策という形になります。
まだjust課題認識といったところで、具体的な政策案に落とし込むのはまだ先の話ですが、この課題認識は、持ち続けていきたいと思っています。
逆に言うと、これらは結果として、賃上げを行わない(賃上げを行う体力がない)企業に対して、市場からの退出を緩やかに促していくことになります。