高速道路の決済手段の将来を、エンドユーザ視点で考える。

この週末は、泊まり掛けで富士箱根方面にバイクでツーリングへ行って来ました。
帰りは箱根の天山で温泉に入ってビールを飲んでマターリ(*´Д`) した後、小田原から小田原厚木道路、厚木から東名に乗って帰ってきました。
厚木で東名に入る手前から延々と事故渋滞。すり抜けを繰り返して東京I.C.まで辿り着くと、案の定、料金所は長蛇の列。

ETCレーンは2つほどあったのですが、ほとんどガラガラ。

そこで、ETCの普及率をググってみると、ちょうど6月19日付けのNIKKEI NETの記事で、国土交通省の調査によると、全国平均で16%とのこと。

うーむ。東名 東京I.C.では、体感での普及率は1%未満という感じだったけど・・・


以上、前フリが長過ぎましたが、高速道路の決済手段はどうなると便利なのかを、理想論的かつエンドユーザ視点から考えますた。

(現行のETCなどの仕組みが利権にまみれていて、理想論では語れない側面が強すぎることは、取り敢えず、置いておきます。)

決済プラットフォームは、高速道路の決済のみでしか利用できないクローズドなものではなく、オープンなものの方が便利。
財布の中にイオカードやら、メトロカードやら、ハイウェイカードやら、首都高の回数券、スルッと関西やら、たくさん入っているけど、単純に幾つも使い分けるのはメンドくさいものだ。

プリペイド(=前払い)式は、事前に買っておくという手間が必要なので、単純に不便。なくしたら再発行は出来ないし、購入してから使用するまでの利息分も丸損。
同時ペイド方式(=即時決済、つまりその場で銀行口座から引き落とされる形式。デビットカードなど)と後ペイド式はともに、上記のプリペイド式のデメリットを解決するが、利息分の利サヤが発生することを考えると、支払いは遅ければ遅いほどよく、従って、後ペイド式の方がいい。
また、後ペイド式決済方法は、実際の購買アクションのタイミングから、支払いまでのタイミングまで数十日間のサイトがあるので、実質的に消費者金融的機能を兼ねてもいる、と言える。

現実的には、現行のクレジットカードが後ペイド式なので、この仕組みをプラットフォームとする事が便利でしょう。

現行のクレジットカードの認証方式としては、は、物理的には四角いカード型で、接触型のカードリーダに通す必要がある。これは不便。
では、Felicaのように、非接触型で、ポケットに入れておいたケータイが勝手に電波で料金所サイドと交信してくれるものは、どうか?
これまた完璧ではない。ケータイ忘れたら終わりだから。
高速道路の決済の場合は、減速せずにそのまま通り抜けられるのが望ましい。

となると、認証方式はバイオメトリクス認証がベターだろうか。

料金所ゲートを減速せずに百数十km/h通り抜け、運転者の網膜を一瞬のうちにスキャンしてクレジットカードに課金請求を行う、と。網膜は、どこかに置き忘れるということはないし。

以上、考えてくると、これって、別に高速道路の決済に限った話ではない。
電車の運賃の決済もそうだし、コンビニの支払いも、駅のキオスクで朝刊を買うときも同じ。郵便の切手とかも同じだな。

う、ここまで書いて急に眠気が・・・続きはまた後日。


高速道路の決済手段の将来を、エンドユーザ視点で考える。」への3件のフィードバック

  1. うーーー。
    ツーリング、行きたかったでつ。
    せっかくバイク買ったのに3茶と428の往復しかしてません(泣)

    虹彩認証ってコンタクトとかで偽装できたりするんですかね?
    運転する時にスカウターみたいなんを付けて、瞬きのタイムラグとかを解消するようにするとかっこいいかも。<見た目が。

  2. >れお

    次回は北です。
    関越方面か、東北道方面か。
    あとでいつ行くか日にち決めましょう。

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