新型コロナウイルスの感染拡大防止のために、「家にいよう」ということが唱えられております。
これは、もちろん、
- 自分が感染しないように。
- 自分が誰かに感染させないように。
(本人が気づかないうちに感染していて、かつ、発症していない、という場合があり得る)
というのが目的です。
しかしながら、これに加えて、
- 外出した結果、万が一、事故・ケガに遭ってしまい、医療リソースを無駄に消費しないように。
という目的もあるんですね。
「他人と接触しなければいい」、
「密閉空間であるクルマで出かけて、ドライブしてくるだけなら大丈夫」、
「人があまりいない山登りなら、問題なし」
と考えがちです。
実は、私もこう思ってました。
しかしながら、外出する以上、どんなに注意深く行動していても、本人の責任に依らない「もらい事故」のようなものもあり得るわけで、事故・ケガのリスクはゼロではないのです。
[Flat Track Friday!!] 眼前に迫る “人類が勝たねばならない総力戦” へ、マシンにカバー被せて立ち向かいましょう。#RidersAtHome – LAWRENCE – Motorcycle x Cars + α = Your Life.
“スロットルを閉じ、マシンを降りることで救える命がある” ・・・去る3月31日にFIM: 国際モーターサイクリズム連盟が掲げた、世界的流行を見せるCOVID-19の病渦に対抗する #RidersAtHome という動きをご存知ですか?不謹慎とか自粛とか、そういった観念的な意味合いを超え、プロ・アマを問わず全てのライダーが冷静に受け入れるべき、”今そこにある課題” について思いを巡らせます。 …
たまたまこの記事を読んでいて、はっと気付かされました。
オートバイにぷらっと乗って、どこにも立ち寄らずに帰ってくるだけなら(ガソリンを入れるにしても、セルフスタンドなら他人と接触することはありませんしね)、感染リスクはゼロだから大丈夫だろうと考えがちです。
しかしながら、出かける以上は、事故・ケガに遭う可能性があり、その場合は、医療リソースを無駄に消費してしまうわけですね。
プロのオートバイレースの国際組織である、FIM(国際モーターサイクリズム連盟)は、
私達は、このグローバルなレースに勝たなくてはならない。
スロットルを戻して、バイクを止め、命を守ろう。
明くる日に、再び一緒に走ろう。
と呼びかけています。