2014年4月16日記事:【蕨市錦町】やまとの湯 わらび店 閉店の件
こちらの続報です。
やまとの湯チェーンの運営会社である湯快生活(株)の親会社である(株)八丁堀投資(旧:(株)スピードパートナーズ)が、2014年5月13日付けで経営破綻していました。
東京商工リサーチ:(株)八丁堀投資(旧:(株)スピードパートナーズ)ほか1社
帝国データバンク:木造建築工事、企業再生事業株式会社らいずほーむなど2社破産手続き開始決定受ける
傘下の住宅建設会社が震災の影響で資金繰りに詰まったことが理由とのことです。
既に破産管財人の弁護士が選定されていますので、今後は、淡々と資産の切り売りをして債務処理をしていくことになります。
読売 2014年5月10日記事:スーパー銭湯入湯税滞納、「源泉権」差し押さえ
この記事によると、2012年から広島県府中町では湯快生活(株)の入湯税の滞納が始まっていたとのことです。既にこの頃から、グループ内の優良企業から不良企業への資金の融通が行われていたようです。
蕨市において、湯快生活(株)に税の滞納があったかどうかは不明です。
(株)八丁堀投資の傘下には複数の投資先である子会社があり、その中の、やまとの湯チェーンの運営会社である湯快生活(株)やエステチェーンの(株)ラ・パルレ等は利益を出している優良企業である可能性が高いので、企業丸ごと売却先を探すことになるのではないかと推察します。
入札して売却先を選定して・・・というプロセスを経ることになるので、再開までにはミニマム数ヶ月かかるのではないでしょうか。
但し、八丁堀投資グループ傘下内で、優良企業から不良企業への不適切な資金のやり取りが合った場合は、株主代表訴訟などに対象になる可能性がありますので、諸々の手続きが長引くかもしれません。(ファンドではなくておそらくプライベート資本なので、税務リスクはあるとしてもリーガルリスクは無いか?)
地元では「老人ホームに建て替えられる」等出所不明の噂が飛び交っていますが、タイミング的に、今時点で何かが決まっている可能性は低いと思います。
しばらくは、入札のデューデリのために多くのスーツ姿、作業着姿の人達が出入りすることになると思います。
【追記】
破産管財人の弁護士事務所に聞いてみたけど、詳しくは書けないけど、数ヶ月どころじゃなくてもっと時間かかるかも。
【さらに追記 2014/5/29 19:25】
未だ公開出来ない情報ですが、思いの外、早く再開しそうな感じです。
某社が買い取って再開するべくワーク中とのことです。
閉店後のやまとの湯わらび店(2014年5月15日撮影)
突然すみません、中野ともうします、じつわ蕨やまと湯が、あった場所に新しい会社が8月にオープンさせる、はずだった温浴施設が急にすべて白紙になりました、私もそこで働くはずでした、それより楽しみにお待ちいただいた皆様にもうしあけありません! 先生がすごくお詳しいので、何かあそこを再建するいい方法が無いか、お時間が合えばお会いしてお話しいたしたいのですが、いかがでしょうか。
中野様
そうなんですね、残念です。
是非お話をお聞きしたいです。
メールアドレスにご連絡させていただきます。
湯快生活の所在地を
誰か教えて下さい。
湯島から江東区内に
移転しているようです。
どうしても返済してほしい
借金があります。
親会社 ぐるみで
逃げてます。
>厨房屋様
コメントありがとうございます。
移転の事実と、移転先住所については把握しておりません。
恐縮ですが、分かりません。
プリペイドで支払ったお金が戻ってきません。多くの方が被害を被っていると思います。返済を期待するのは無理でしょうか?
お気の毒に思います。
情報収集には、2chが最も早いようです。
初めまして。
関西を中心にスーパー銭湯のブログをやっております。関西でもやまとの湯が全店閉店となりました。
やまとの湯の閉店についてブログに盛り込もうと、色々調べていたところ保谷市議のブログにたどり着きました。
今回の記事を弊ブログ「スーパー銭湯へ行こう!」で引用・出典・参考文献とさせていただきたいのですが、よろしいでしょうか。
やまとの湯閉店の経緯について詳細かつ分かりやすく書いておられます。
御迷惑はお掛けしないと思いますので宜しくお願いいたします。
燐夢太郎さん
こんにちは、コメントありがとうございます。
引用などどうぞご自由にお使いください。
最新の情報は主に2ちゃんなどで収集し、登記簿謄本を取ったり、各関係者に直接電話で聞いたりして裏取りしたものです。
最近の やまとの湯 蕨店は、草ぼうぼうで、樹木の枝が隣りの家に越境してしまったりしている状況で、本当に困っています。
保谷先生
ご了解ありがとうございました。以下のブログ記事で使用させていただきました。
http://ameblo.jp/ringmutaro/entry-11971301463.html
http://ameblo.jp/ringmutaro/entry-11971307564.html
関西では旧やまとの湯3店舗がそれぞれのオーナー企業の元でリニューアルオープンしました。そのうち「玉光の湯 ひじりのねの湯 伏見店」を運営している、大阪にある不動産投資を本業にした㈱コーニッシュという企業が旧やまとの湯を数店舗を新規に運営・オープンさせる予定だったようですが、千葉の八千代店の撤退を機に頓挫したようですね。その計画の中には
旧やまとの湯 わらび店も入っていたようです。
気軽でいい泉質の温泉がやまとの湯の特徴だっただけに、この優良の温泉が手付かずで放置されているというのは本当にもったいないですね。