東北被災地巡り その7 釜石

釜石へ。

2012年4月の記録は、こちら

市内に入る前に、ホタテ加工・卸・小売のヤマキイチ商店の工場店舗へ。


2014年4月
ヤマキイチ商店

ここは、先日2014年2月18日に、ILOのシンポジウム「仕事と復興」で、若旦那の講演を聞いた。
講演の中で、一方的にお話を聞いただけの関係だけど、せっかく来たので表敬訪問しようかと思ったが、お休みだった。

 

釜石の港湾部に建つ、市営釜石ビル

2012年4月
ビル1階の郵便局は閉鎖されていた。


2014年4月
ビル1階はガレキを撤去して、駐車場として再利用されていた。 2階は、窓にベニヤ板を張り巡らしてあるので、おそらく、津波を被ったまま使っていない。 3階以上は、普通に使われているようだ。

 


2014年4月
市営釜石ビルの向かいの歩道。
このくらいのものは、撤去されずにそのままになっている。

 

港湾部近くの、東北銀行釜石支店ビル

2012年4月
「×」(解体しないで、の意)のスプレーが書いてある。
窓に貼ったベニヤ板から察するに、2階の途中まで津波を被ったようだ。


2014年4月
なんと、株式会社山元(海運・建設業)のオフィスとなっていた。
元々、銀行の建物は、災害や犯罪対策のために、躯体は頑丈なはず。
東北銀行釜石支店は、震災後2ヶ月間臨時休業した後、別の場所に仮移転し、2013年12月にさらに別の場所に新築移転している。

 

市内の本屋さんビル

2012年4月


2014年4月
建物として使い物になる状態ではないが、スプレーで「×」が書いてあるので、何らかの理由で、解体を拒否しているようだ。

 


2014年4月
これも、廃墟となった建物。
スプレーで「×」が書いてある。
2年前時点では、解体待ちのビルがそこかしこにあったが、それらは一通り解体され尽くしたようだ。
街中には、新しいビルも建っているが、依然として空き地が広がっている。
他方で、このように、何らかの理由で建物オーナーが解体を拒否してそのまま放置されているビルも多々ある。


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