破壊の痛み/創造の痛み

先の週末は、北丹沢43km山岳耐久レースというものを走ってきました。
ひたすら山道を登ったり降りたり走り続けるという、それはそれは愉快で楽しいイベントでした。この手のトレールランニングのレースには初めて出たのですが、本格的にはまってしまいそうな予感がします。タイムは9時間8分。これが速いのか遅いのかは分かりませんが、勘所はつかんだので、路面、天候などのコンディションが同じならば、来年はもっと速く走れるでしょう。

①案の定、全身が激しい筋肉痛なのですが、これがとても気持ちが(・∀・)イイ!
②他方、しょぼい靴を履いて行ったので、左足の靭帯(の当たり?)と右足の薬指の爪の当たりがほんのり痛い。これはかなり不愉快な痛みだ。

①と②の痛みはそれぞれ、同じ痛みであるにもかかわらず、どうして感じ方に違いがあるのか?


それは、②が破壊の痛みであるのに対して、①は創造の痛みであるからだ。

②の痛みは、ただ痛いだけ。何も生み出さない。何も意味がない。暴力による「破壊の痛み」であり、ただ苦しく辛いだけである。

①の痛みは、筋繊維の破壊によるものである。その筋繊維は超回復によって、より太く逞しくなってよみがえるのだ! これは、より進化したものが生まれ出でてくるための「創造の痛み」と言える。
多分、女性の陣痛というのも、この「創造の痛み」としてカテゴライズされるはずなので、その痛みはとても心地良いものなのではないだろうか(かなり痛いらしいので、こんなこと言ったら怒られるか)。

また、
②の痛みは、道具と技術によって、かなりの程度、防ぐことが出来る。

今回は、靴が悪かった。
かなりナメていた。


破壊の痛み/創造の痛み」への2件のフィードバック

  1. 最近山登りをしてみたいなぁ…とひそかに思っていて、屋久島に実家のある先輩に夏に屋久島来い来いといわれているので、山を登りにいっちゃうか っていう気分なんですが、さすが筋肉裏番長ですねぇ…9時間も山の中を走り回るんですか! ちょいMな僕でもさすがに9時間走り回るのはしんどいですねぇ…吐きませんか?

  2. おお!屋久島ですか!それはかなり楽しそうですね。是非ともツアー化してください。私も行きたいです。

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