自民党の公認證を受け取るなど

本日、令和5年(2023年)1月16日、浦和の、4階建てながらもエレベーターがないというレトロな建物の自民党県連にて、4月の埼玉県議会議員選挙に向けて、公認候補への公認証授与式がございました。

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埼玉県議会議員というと、定数:93なので、自民党の候補は、50人くらいいるようです。

さすがにこの人数なので、一人一言ずつ自己紹介とか、当選に向けての思いを語る的なコーナーはありませんでした。一人1分ずつしゃべるとしても、50分もかかってしまいますから。

多くの方が現職なので、当然ながら、お互いに知っている人ばかりで賑やかな中、新人であり、知り合いもほとんどおらず、人見知りの私は、それなりに新人ぽくハキハキ感を出しながら頭を小刻みに下げて恐縮しつつ「先輩たち、すごいなあ。僕も、こんな風になりたいなあ」的に頑張って振る舞いました。

 

 

この業界は、年功序列ならぬ、当選期数序列の世界なので、首尾よく当選したとしたら、1期目の新人、ということにになります。

 

 

私は、2000年前後のいわゆるドットコムバブル期に勃興した、言わば新興の業界であるネット業界では、超ベテランの最古参、最古老と言ってもいいくらいの世代であり、市議会議員としても3期12年間務めてきて、もはや中堅の世代なのに、これから再び一から新人としてやり直しなのか、と考えると、不思議な気もするのですが、まあ、そういうものです。

 

 

私の座右の銘は、夫子の道は忠恕のみ。です。

忠は、「主君に対する臣下としての忠」ではなく、自らの心に対してまっすぐ、忠実であること、すなわち、真心のこと。

恕は、思いやり、の意味です。

これ、けっこう難しいです。
単なる心がけだけの問題ではないので。
具体的な行動を伴わないといけないので。

全ての人、全ての物事に対して、同時に完璧に忠恕であることって、ほとんど不可能に近いのではないかと思うんですよ。

こちらに対して忠恕であれば、あちらに対しては忠恕ではなく、その逆もまた然り、といったように。

しかしながら、少なくとも、全方向に対して忠恕であるように努力する態度というのが、まずは大切であり必要だと思います。

 

 

3期12年の市議会議員生活では、この業界の中で、忠恕とはかけ離れた、様々な考えの人を見てきました。もうびっくりするくらい、想像もつかないくらい、いろいろな考え方をする人がいて、もう本当にびっくりして今でも信じられないくらいなのですが、具体的なことをここに書くのは止めておきましょう。
もちろん、特定の誰かを批判する意図はありません。

 

 

政治家は、忠恕の心を持って仕事や人と向き合っていかないとあかんと思うんですよね。
でも、そう考えていない人も多いんですよ。
それどころか、忠恕なんて間違っている、と信じている(はっきりそのように明言しないまでも、そう考えているとしか思えないような)人も多いんですよ。
まあ、それも一つの見識であり、生き方なのかもしれませんけど。

もし仮に、市議として、本年6月の市議選に出て4期目の当選をすることができていれば、議会内でも中堅どころか、ベテラン、古老という階層に突入しているはずであり、そうなれば、後進に忠恕の心を説いていく立場になったことと思います。

 

 

私は、このたび、4月の県議選に転じることを決意し、冒頭述べたように自民党からの公認も受けました。

ちょっと気が早い話ではあるのですが、圧勝して県議となった場合も、県議会にどういう人達がいるのかはさっぱり想像がつきませんが、私の道は忠恕のみであります。


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