錦町土地区画整理事業の財源問題

錦町土地区画整理事業の進捗がはかばかしくなく、今後さらに二十年以上かかってしまいそうな理由について、先のエントリにおいて、財源問題だと述べました。

この点について、追記します。
土地区画整理事業における費用は、
・役所の担当者の人件コスト
・契約に関わる法務コスト
・道路、電柱電線、水道などの公共インフラ引き直しなどの公共部分に関わる土木コスト
・土地の交換(換地)、家屋の建て直し、曳き家に伴う私的部分に関わる土木コスト
などに大別れると思います。
これらは、費用ではありますが、投資としての側面ももつものです。
たとえば、ぐちゃぐちゃに入り組んだ道路の奥の、複雑な多方形の土地から、キレイに整地された土地に換地したら、保有する土地の資本的価値は高まります。
借り入れを起こしてマンションを建て、賃貸収益を得ることもいいでしょうし、分筆して戸建て建売住宅を建て、分譲してもいいでしょう。
不動産投資がなされることによって土地が高度利用されれば、蕨市に取っては固定資産税の税収増に繋がります。
人口が増加すれば、蕨市にとって住民税の税収増に繋がります。
これらの税収増は、土地区画整理事業の特別会計における収入増としてはカウントされませんが、広義にはこの事業による投資収益とみなせます。
具体的に、区画整理に関わる費用に対して、どのくらい税収増に結びついているのかを数字で計算してみたいと思います。結果次第では、もっとこの区画整理事業に予算を投入した方がいい、という結論になるかもしれません。

錦町土地区画整理事業の財源問題」への2件のフィードバック

  1. ほやさん、がんばってください。
    大きな声で、はっきりと自分の考えを伝える勉強をしてください。
    お年よりは、早口でしゃべると何を言っているのか
    聞き取れません。
    ゆっくりと、どうどうと大きな声で自分の
    考えを主張してください。

  2. 虎さん、しゃべり方についてのご助言ありがとうございます。
    緊張するとつい早口になってしまいがちですが、いただいたお言葉を心に留めて気をつけます。

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