令和6年(2024年)12月10日、埼玉県議会にて、一般質問を行いました。
スマートシュリンク埼玉2050という新しい政策案シリーズを発表しました。
今後ますます人口減少、少子高齢化が進み、税収も減っていきます。
すると、従来の都市インフラ、公共サービスは、質と規模を維持することが不可能となります。公共交通は維持できなくなり、治安は悪くなり、生活の質はじわじわと下がっていきます。
何もしなければ、やって来るのは、緩やかな衰退です。
緩やかな衰退を防ぐために必要なのは、計画的に、都市機能を集約し、縮減してくことです。
生活利便性、都市インフラ、公共サービスの質、地域コミュニティを維持しながら、都市機能を集約し、環境負荷を低減した、効率的で持続可能な埼玉県を目指していきましょう。
そのための一連の私的な政策案シリーズを、スマートシュリンク埼玉2050と名付けました。
今回発表したのは、その第1弾と第2弾です。
- 小中学校の統廃合の支援を
- キレイな空き家対策の強化を
人口減少社会にどのように向き合っていくかという大きなテーマに、25年後の埼玉県のあるべき姿を思い描きながら取り組みました。
今後、一般質問その他の機会を用いて、第3弾以降の政策案も発表してまいります。
この他に取り上げたテーマは、
- 国際交流政策と在住外国人政策(=いわゆる多文化共生策)の切り離しを
- 埼玉県DXを通じた新たな価値の創出について
- 親戚づきあいが薄いおひとり様高齢者の増加に備えた支援策を
- 体感治安の定量的指標を新たに開発して、改善していこう
- 公共調達(県による物品・サービスの入札、購買)について
- 地域ボランティア担い手不足解消のために敬意を醸成しよう
- 鉄道駅ホームドア設置の更なるスピードアップを
です。
どのテーマも、地元の皆様からいただいたご意見、ご要望を元に考えたものです。
体感治安の定量的指標の開発については、県が取り入れることに
従来、治安の善し悪しを示す指標としては、刑法犯認知件数が用いられてきました。
この指標は、必ずしも、住民か感じる安心、体感治安とはリンクしていない点が、従来から問題となっていました。
圧倒的に多いのは自転車盗難なのですが、自転車盗難も1件は1件、
最近増えている闇バイトによる強盗事件も、凶悪な殺人事件も、1件は1件、としてカウントされます。
1件でも大きな犯罪が起こると、住民の不安は高まります。また、実際に犯罪が発生していなくても、街を歩いていて、何となくこの地域はガラが悪いと感じることもあります。
そこで、私は、体感治安を示す定量的指標を開発して、これを警察活動・防犯対策に活かすべきだと主張しました。
この主張は、今回の一般質問で初めて取り上げたものではなく、2月の予算特別委員会、10月の決算特別委員会でも主張し、今回が3回目となります。
その結果、来年度、令和7年度からの埼玉県防犯のまちづくり推進計画(5ヶ年計画)において、体感治安を示す新指標が取り入れられることになりました。
埼玉新聞、令和6年(2024年)12月11日付け、1面
拡大したところ。
この他、県の公共調達を通じて、ロボティクス産業の育成を図るべきだという主張については、埼玉建設新聞でも取り上げていただきました。
埼玉建設新聞 令和6年(2024年)12月12日付け、1面です。
拡大したところ。
自民党埼玉県連青年局のインタビュ動画
当選同期である松本義明議員(入間市選出)にインタビュしてもらいました。
一般質問のやり取りは、広報誌新春号にて
年明けより、ポスティング、新聞折込にて市内に配布しますので、ご覧ください。
同じもののPDFファイルを、↓こちらにリンクします。
同じものの画像です。
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