モバイル公式サイトの業界再編を。

昨秋のキャリアポータルへの検索エンジン導入依頼、どこの公式サイトも苦戦している。

キャリアポータル+公式サイトの閉じた環の中を携帯電話ユーザが回遊していたのが、検索エンジン経由で環の外へとトラフィックが流れるようになってしまったので、当然だ。

公式サイトのモデルは、緩やかに崩壊に向かっている。

コンテンツジャンルごと(着メロ、デコメ・・・など)に、まだ伸びているところ、横這いのところ、ひたすら縮んでいるところ、とあるが、総じて横這い~縮小トレンドだ。

公式サイトビジネスは、キャリアが作ったプラットフォームの上で商いしているので、キャリアの大方針が「公式から勝手へ」、「オープン化」(キャリア毎のオープンという言葉の意味はともかく)、「コンテンツのCP提供体制から自社供給体制へ」という流れにある以上、コンテンツ提供会社としては、この流れには抗しがたい。

世の中の他の業界では、市場がこんな状況になってしまったら、業界再編が起こる。

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この本読んだ。『成功はゴミ箱の中に―レイ・クロック自伝 世界一、億万長者を生んだ男-マクドナルド創業者』

レイ A.クロック,ロバート・アンダーソン
プレジデント社

¥ 1,500

(2007-01)

Amazonランキング:
140位
Amazonおすすめ度:


勇気が湧いてくる本
内容は最高の一冊
挑戦と情熱のマクドナルド誕生物語

マクドナルドの事実上の創業者の方の自叙伝。
翻訳文章もテンポいいので、すいすい読めた。

エンタメ本として、面白い。

おおむね、当初の狙い通りにマクドナルドのハンバーガーは大ヒット!まさに俺の狙い通りさ、すごいだろう!?という、彼の国の人らしく「俺ってすごいアメリカンドリーマー」という感じで、楽観主義に貫かれている。

ライセンスを受けているマクドナルド兄弟の確執、側近と方針が合わなくて社内に派閥が出来てしまう、資金調達に苦労して家を担保に借金しちゃって奥さんと離婚することになったり・・・などトラブルもたくさん、もちろん山アリ谷ありなんだけど。

50歳越えてからの創業っていうのもすごいね。
がむしゃらに働いて、それなりにお金があって(レイ・クロックさんは、マクドナルド創業前にミキサーの卸としてそれなりに成功してた)、それでも尚、上を目指してお店の便所掃除とかの現場仕事もいとわずに頑張ろうとする人の頭ってどうなってるんだろう。

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nanacoがあまり魅力的ではない。

セブン&アイによる、最後の電子マネープラットフォーム「nanaco」が、来月からスタートするとのこと。

当面は、
・セブン&アイのグループ店舗で使えるのみ
・チャージは現金からのみ(クレジットカードは使えない)

ということなので、あまり魅力がない。

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