これも本日のCnetの記事より。
もともと人材派遣・紹介からスタートした同社だけど、直近期は、人材事業よりもモバイル事業(広告代理+ソリューション+コンテンツ)の伸び率の方が高かった、と。
同社のIR資料の数表・グラフを見ると、そろそろ逆転しそうな勢い。
(別に人材事業が不調という訳ではないと思うけど)
それで、
これは、「人材派遣・紹介がメインの会社」というと、市場からあまり高い評価を得られないので、「モバイルの会社です。そういえば、関連会社で人材もやってますけどね」と見せ方を変えていく、ということですね。
その方が、株式市場からの評価は高く得られるだろうという判断だろうし、多分それは間違ってないと思うけど。
こういう状況って、人材事業のスタッフのモチベーションはどうやって維持するのだろうか?他人事ながら気になります。
私が新卒で某商社にいたときも、ちょうど2000年前後の下位商社がメーンバンクとともに潰れそうになってたときで、不採算部門や間接部門が子会社化されて、社員は転籍(退職金はもらえるけど、ベース給与は激減)みたいな時期だった。
一様にスタッフのモチベーションはどん底まで落ちていて、雰囲気が暗かったなあ。私はそこから逃げるように、当時バブルがぷくーーっと勢いよく膨らみつつあったネットベンチャーの会社に転職したのでした。