パンダの世界 \(^O^)/

ウタゴエさんと弊社共同運営のiPhone向けマンガ配信アプリサービス manga-App のwwwログを見ていたら、接続元ホスト名のところで、やたらと大量の「パンダの世界」を発見!

pw12■■■■■■■■■■■11.10.tss.panda-world.ne.jp
pw12■■■■■■■■■■■06.7.tik.panda-world.ne.jp
pw12■■■■■■■■■■■31.12.tss.panda-world.ne.jp


こんなのとか。

これなんだろうと思ってwhoisってみると、ソフトバンクモバイル社が持っているドメインでした。
どうやら、iPhoneがソフトバンクモバイルの3G回線経由でwww接続する際のゲートウェイみたいです。

それにしても、なぜ、パンダの世界???

ググッて見ると、いろいろな説を唱えている人がたくさんいますが、どうやら真相は竹笹の中のようです。

一瞬、大量のパンダたちがiPhoneをちくちくいじってる図を想像し、萌え死にしそうになりました。


モバイル課金型コンテンツサイトにおける、特定商取引法に基づく表記義務

いわゆる、「特商法に基づく表記」ってやつで、コマースサイトでは、昔から必ず表示されていました。

実は法改正がなされていて、改正後の法律は本年12月1日(なんと今日から起算して3営業日後!)に施行されます。

コマースではない、コンテンツサイトにおいても、表示義務が発生します。

今、弊社でも全サイトに表記ページを入れるべく、作業中です。
他社さんのサイトを見てみても、まだ対応していないところが多いみたいですね。


電子ブックリーダー市場の仕組み

仕事柄、(特にUSを中心とした)電子ブックリーダー市場についていろいろ調べている。
差し支えない範囲で、自分のためのメモを兼ねてまとめてみる。

電子ブックリーダーというのは、話題のamazon kindleとか、そういうの。
非ケータイ、非スマートフォンの、専用ブックリーダーのこと。

業界の構造を理解するためには、

端末 –  通信インフラ – ストア(書店サイト) – 本データ

この流れで読み解いていくとよい。

・端末は、リーダーのハードウェアそのもの。
amazon Kindle、ソニー Reader、Barnes&Noble Nookなど。
(他にもメジャーなものはあるのだろうか?よく分からない)

・通信インフラは、端末でストアに繋ぐための通信手段。当然だけどケータイのデータ通信のこと。

・ストア(書店サイト)は、本データを買うためのwebサイト。

・本データは、本の中身のデータそのもの。

ここで、通信インフラは、端末そのものが通信機能を備えており、通信手段(ケータイデータ通信)の利用契約も込まれている。

なので、上図は、
【端末 –  通信インフラ】 – 【ストア】 – 【本データ】
となる。

・amazonは、クローズド戦略。
amazon kindleでは、amazonの【ストア】でしか【本データ】は買えないし、【本データ】のフォーマットはamazon独自のものだ。他プレーヤがこの垂直統合に入り込む余地はまったくない。

・SonyとBarnes&Nobleは、オープン戦略。
まず、【端末】が、オープンフォーマットであるepubという【本データ】フォーマットに対応している。
なので、Sony、Barnes&Noble自身でも【ストア】を運営しているものの、よその【ストア】から【本データ】を買ってくることもできる。

さらに重要なことには、Googleが作ろうとしている巨大な【本データ】のデータストックは、全てこのオープンフォーマットであるepubで作られている。

ちょっと文章で書くと分かりにくいですな。
最初から図を起こせばよかった。

シェアの率と推移がどうなっているかは、ちょっと分からない。

概して、電子ブックリーダーの市場は成長している模様で、どこかが勝ってどこかが負けてという状況ではなく、それぞれ全てのプレーヤが成長しているような状況のようだ。


弱小モバイル公式CPの活路のパターン

 モバイル公式コンテンツ業界は、今、ちょっとした過渡期的な状況だ。

全体的に見ると、依然として成長はしているものの、成長率は落ちている。
他方でサプライヤ数は増えている。
更に言うと、キャリアが公式コンテンツの事業単位(もしくはサイト単位)での営業譲渡を許していないために、業界再編がまったく進まない。

モバイルコンテンツ事業、とくに公式サイト運営の商いは、ストック型なので、老舗の大手はちょっとした業界変化ではなんともないだろうけど、弱小プレーヤはたいへんだ。

周囲を見渡してみると、弱小モバイル公式CP(コンテンツプロバイダ)が見出している活路には、幾つか類型化出来そうだ。

1.ソーシャルアプリ進出
手持ちのケータイコンテンツを横展開する。
mixiアプリを中心とする、ソーシャルアプリは、facebookで既に大きな成功事例が存在するし、mixiのプラットフォームはfacebookの仕組みと同じなので、「うまくやれば、うまく成功する」ということが、あらかじめ見えている。

これはかなり参入するに当たって安心できる。

世の中の新規事業のほとんどは、「最高にうまくいったシナリオ通りに立ち上がったとしても、全然儲からない」ということがたくさんあるからね。

2.スマートフォン展開
androidマーケットはまだほとんど日本語有料アプリの事例はないけど、iPhoneアプリは、多数のケータイCPが参入してる。

弊社もやってるけど、やり始めてつくづく実感するのは、「スマートフォンは、ケータイであってケータイではない」ということだ。
これは別の機会に詳しく書きたいと思う。

他方であまり見受けられないのは、
(3.海外展開)
老舗の大手のCPが、近くの巨大なエマージング市場である中国に早期に進出し、ことごとく討ち死にしている事例を見ているので、「今さらガラパゴス島から外に出て、敢えて大洋の荒波に乗り出さなくてもいいじゃん」という発想になりがち。


このblogのテンプレート変更しました。

 jugemサービス開始当初のシンプルテンプレートに、直接htmlをいじっていろいろなブログパーツを貼りこんだりしていたので、表示も崩れており、かなり見にくい状態になっていました。

しばらくいろいろ忙しかったりしてあまり投稿していませんでしたが、ちょっと情報発信意欲、発言欲みたないなものが自分の中で膨らんできたので、いろいろ書いてみようと思います。

(忙しくて・・・なんてこと理由にすると、仕事が出来ない人みたいですけど)

なので、テンプレート変えてみました。