埼玉県議選(2) 選挙事務所を手伝う人たち

埼玉県議選は、2011年4月1日(金)告示、投票日は10日(日)。

すなわち、いわゆる選挙期間は4月1日(金)~9日(土)の9日間であった。
もちろんのこと、広義の選挙活動は、告示日以前から始まっている訳であるが。
須賀敬史選挙事務所にジョイン
地元(埼玉南19区)の、自民党の候補は須賀敬史氏であり、ここで選挙ボランティアをすることに決めた。
告示日の朝に選挙事務所に電話して、選挙ボランティアをしたい旨述べると、
事務所 「それでキミ、どこの町会?」
「えっ?町会?分かりません」
町会(=町内会、自治会)の付き合いは、同居している母親任せだったため、私自身はさっぱり分からない。
住んでいるのは蕨市錦町という地名なのだが、「錦町町会」という団体があるわけではなく、錦町の中でも複数の町会があるのだ。
事務所 「では、あとで折り返し電話するから」
ということで、選挙ボランティアは、誰でもいつでもウェルカムという状況ではないようだった。
その後、私の家が属する町会である「郷町会」の会長から私のケータイに電話がかかってきて、取り敢えず事務所まで来てね、ということになった。この間に、選挙事務所側では、私自身について、どこに住んでいてどういう人物なのか、簡単な身辺調査を行ったようだ。
もちろん、競合陣営の内通者であったら困るし、当然のことと言えよう。
選挙事務所を手伝う人たちと、利害関係
事務所にいたのは、以下のような人たち。
・地元の政治家
須賀候補は、蕨市議を一期務めた。この際、政党は無所属で、保守系会派「新生会」に属していた。新生会に属する市議はフルバックアップで、ほぼフルタイムで選挙活動を行っていた。
新生会には、市議会における会派であると同時に、選挙互助会としての側面もある。
また、会の頭である市議は、次の市長選(6月)に現職に挑んで立候補することを既に表明しており、今回の県議選は前哨戦として位置付け、特に力が入っていた。