今こそ蕨市政を保守の手に取り戻そう。

先の記事で述べたように、保守主義者のあるべき姿は、
昔からある歴史、伝統、文化、習慣、人と人との結びつき、考え方を尊重し、守っていくために、新しいものからの挑戦に対して常に闘い続ける
というものです。

この根本には、「昔から存在し続けてきたものは、ただそれだけで正しい」という考え方があります。
この考え方を逆に言うと、
人が、頭の中で考えだした、人工的な新しい「価値観、考え方」は、間違っていることが多い。
ということになります。
つまり、保守主義者は、理性の力を信じません。
人が理性の力でもって人工的に作り出した価値観、考え方の最たるものが共産主義でした。
共産主義者は、私有財産を否定しています。
より厳密に言うと、
生産手段を国有化(コミュニティでの共有化)し、生活手段については私有を認めています。
しかしながら、現代は、小作農や炭鉱夫が劣悪な職場条件の下でわずかばかりの給料のために奴隷のようにこき使われているような時代ではないのです。
例えば、
家は、ただ生活をするだけの場ではありません。仕事をちょこっと持ち帰って家でやることは誰しもあるでしょう。
自宅の机においてある私の個人所有のノートパソコン。友達とメールのやり取りをしたり、ニコ動でおもしろ動画を見たりするのにも使っていますが、もちろん持ち帰った仕事をやることは日常茶飯事です。
私はバイク(オートバイ)が好きで複数台持っています。休みの日は伊豆まで仲間とツーリングして温泉入って魚食べにいったりもしますが、会社への通勤にも使っています。
私のノートパソコンやバイクは、私個人のお金で買ったものであり、税務上も個人のものです。家はお袋名義のものです。
これらは、果たして生産手段なのですか?生活手段なのですか?
生産手段と生活手段のボーダーが曖昧になっているのが、現代社会なのです。
私有財産の否定は、自由の否定に繋がります。
個々人が持っている所有物(例えば私にとっての家であり、ノートパソコンであり、バイク)は、人を人たらしめているものです。
(私にとっての家は家族や地元での生活や地元に、ノートパソコンは友達、仲間とのやり取りに、バイクに乗って走りに行く時間は、私自身の存在にとって欠かすことが出来ない、とても大切なものです。)
私有財産の否定は、人を人たらしめている大切なモノをすべて個人から剥ぎ取ろうという試みに他なりません。
私有財産を否定し、これらが結びつけている家族、友達や仲間との関係を破壊して、人を個々人にまで分解し、獣にも劣る奴隷のような存在にしまおうという邪悪な考えが、共産主義の根本にあるものなのです。
保守主義者は、このような、人が人工的に頭の中で考えたことを退け、闘ってきました。
共産主義は、ベルリンの壁崩壊に端を発してソ連解体に至る1990年代に、世界史的には壊滅しました。
しかしながら、我が国の地方政治においては、未だに共産主義者が勢力を誇っている自治体があります。
全国に数多ある自治体のうち、共産主義者が首長を務めている自治体が二つあり、その一つが、我が蕨市です。
現職の賴髙英雄市長は、表向きは無所属を貫いておりますが、実質的には日本共産党員です。

再選を目指す現職 賴髙英雄氏に対して、保守の立場から、三輪一栄氏が立候補致しました。
三輪氏は、市議会における保守系会派 新生会の代表を務める現職市議であり、このたび、市長選において自民党からの推薦が下りたそうです。

私 保谷武も、保守の立場から、三輪氏の市長選当選を全力で支援する所存です。
今こそ、蕨市の保守の力を結集して、三輪氏を当選に導きましょう。

政治家のケータイ電話

政治家のケータイ電話には、以下のような特徴がある。

・着信音設定は、常にmax
・留守電設定は、常にオフ。
着信音がmaxなのは、歩いていたり、人と話していたり、といった状況でも、必ず着信に気がつくようにするため。
先輩や支持者の方からの電話には必ず出なくてはならないし、万が一出られなかったとしても、速攻で折りテルしなくてはならない。
留守電設定をしていないのは、「着信があったら、必ず出る!」という意志を示している。
また、自分より劣位の人からの電話に対しては、忙しくて自ら返電せず出来ないときのエクスキューズがしやすい。
あれー?これって、最近どこかの本で読んだ業界にそっくりだな、と思ったら・・・
そうだ思い出した!
この本だわ。
かの業界では、上下関係は絶対で、上司、先輩からの電話には絶対に数コールで出なくてはならず、そうしないと鉄拳制裁が飛んでくる・・・とか書いてあった。
まあ、もちろん、ケータイに対する姿勢が政治家とあの業界が一緒というのは、冗談ですけど。
体育会ノリなんでしょうね。
私の業界(ケータイコンテンツ配信)では、ケータイの着信音は常時オフにしてバイブのみにしている人が多いし、そもそも連絡はメールがほとんどなので、ケータイで音声電話がかかってくることはほとんどありません。
ビジネスの現場では、mtg中は電話のバイブ着信に気づいても、誰からかかってきたのか確認しずらい状況も多いし、当然折りテルするのも打合せが終わってからということになるので、2時間くらい開いてしまったとしてもやむを得ない、という感覚が一般的かと思います。