大将タイプと参謀タイプ

組織の中で、あるいはそうでなくとも、それなり頑張って仕事してて、結果を出しつつ着実に出世していくと、ある段階で、自分が大将タイプを目指すか参謀タイプを目指すかの選択を迫られる。

大将は、リーダーとして人を率いていく。
組織を率いていくのが仕事。よく理解していなかったり、自身で納得していないことも、ひとたび意思決定されれば、組織を動かしていかなくてはならない。ベシャリの上手さや、人の心を操るテクニック、笑顔、性格、カリスマ性、演技力といったものが必要。
参謀は、裏方として実務作業を担う。
戦略レベルから戦闘レベルまで幅広く、リサーチして、プラニングして、(意思決定された後、)執行するのが仕事。リサーチ&マーケティング、そして発想力、プレゼン力、事務能力が必要。
私は、7年弱も自分で作った会社を経営してて、山あり谷ありながらも社長だけど、自分自身では参謀タイプだと思ってます。
納得行かないことはやりたくない(って言うか、そもそも出来ない)。一から十まで自分で理解してないと気が済まない。
そもそも好きな武将は、黒田官兵衛ですし。
政治家は、大は総理大臣から、小は地方自治体の議員レベルまで、支持母体のインタレストを代表するものである以上、大将タイプの資質がある程度は必要とされるものなのだと思う。
私自身は、「ベシャリの上手さや、人の心を操るテクニック、笑顔、性格、カリスマ性、演技力」はほとんど持っていない。そんな私が、市議を目指している訳だが、当然した暁には自分なりにどういうポジションを目指していくべきか、考え中です。