12月定例会の教育まちづくり委員会

本日は、2011年12月蕨市議会定例会における教育まちづくり常任委員会がございました。

尚、同委員会に所属する議員は6人。
構成は、公明党から議長を出し、委員は私が属する保守系会派新生会から3人、日共、無所属から各1人となっております。
案件は、
・請願 1件
・市長提出 条例案 3件
・和解案 1件
  • 請願:大雨による水害対策の更なる推進を求める
無所属議員の紹介による請願です。
内容は、「現状での水害対策は不十分である。更なる対策の推進を求める」というものです。
全文は、こちら
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尚、請願とは、市民から提出され、議員が紹介する、という手続きを踏むもので、それなりの重みがあります。まず担当委員会において、採択するかどうかを採決します。採択されたら、本会議(議員全員が出席する本会議)において再度、採択するかどうか採決します。但し、採択されたとしても、市長及び市執行部がこれに縛られることはありません。
水害対策の現状
蕨市では8月に、一時間当たり79.5mmというゲリラ豪雨があり、市内各所で道路冠水、床下/床上浸水がありました。
近年、ゲリラ豪雨は多発しております。
もちろん市が何もしないで手をこまねいている訳ではなく、限られた予算の中で、雨水調整池や分流式雨水排水管を造ったり、土のう配備などの対処をしたりしております。
保守系会派 新生会の考え
本請願は、「○△地区に雨水貯水池を造ってほしい」といった具体的な提案をしている訳ではなく、「更なる対策を求める」という、今更当たり前のことを改めて求めているだけであり、わざわざ議会で採択する意味がありません。
請願紹介議員の単なる政治的パフォーマンスに過ぎません。
以上の理由から、私が所属する保守系会派新生会は反対しました。
私 保谷武(ほやたけし)が会派を代表して反対討論を行い、紹介した無所属議員と日共の議員が賛成討論を行いました。採決の結果、反対多数のため、不採択となりまし