ワイハに行ってきた!

ちょい前の話ですが、2月半ばに、バイク仲間の川上裕人とレナさんの結婚式でハワイに行って来ました。

北米初上陸、日付変更線を越えるのも初めての体験でしたが、半ば期待していた時差ボケはまったく無し。
日差しは暖かいが意外と風が肌寒く、泳ぐのはキツい。
コンビニでビールとかを買うと安いけど、繁華街(ワイキキ)のメシ屋は、ちょっとした定食(タコス飯とか)が1,500円くらいもして、ボッタ過ぎ。
宿も観光地のワイキキは高いので、同行のtykさんと、空港近くの、倉庫街の真ん中にあり、海がまったく見えない安モーテルに泊まりました。
(ワイキキまでバスで1時間)
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滞在中は、この4日間バス乗り放題パスで移動しました。
25USドル。
バス停の表記がとにかく分かりにくく、適当に向きが目的地の方向っぽいバスに乗り込んで、iPhoneのgoogle mapを見ながら適当な場所で、適当に乗り換える、という適当な感じでした。
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バスは、連結式の、長い車両です
海外旅行に行った際は、その国に敬意を表して、必ずその土地の軍事博物館を訪れるようにしています。
US アーミー博物館へ。
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日本軍の武器。
寄せ書きの入った日の丸。
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零戦のメーター。
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愛知時計電機株式会社は、時計だけを造っているメーカーではなく、当時の九九式の航空機メーカーです。
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記念のおチョコ。
「支那事変記念」と書いてあります。
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必勝腹巻。
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空母赤城の模型。
真珠湾攻撃で初陣を飾り、残念ながらミッドウェイ海戦にて沈没しました。
日を改めて、真珠湾へ。
真珠湾は、今でも米海軍の基地があり、また、湾全体が戦跡なので、博物館となっています。
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現役空母がお出迎え。
名前不明。
空母を見るのは初めてでしたが、意外と小さいな、という印象を持ちました。
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SLBM。
遠くから見えたときは何故こんなところにロケットが!?と思いましたが、SLBMはまさにロケットそのものなのですね。
潜水艦発射型弾道ミサイルです。
Mutual Assured Destructionの最後の砦です。
このミサイルのおかげで、冷戦時代に世界平和が保たれました。
回天。
回天。
いわゆる特攻のための人間魚雷。
真珠湾攻撃において実際に使われた実機かどうか不明。
そもそも、初戦の真珠湾攻撃において回天が使われたのかどうか、ちょっとググってもその情報は見当たらず。
真珠湾古戦場にて、戦艦アリゾナ。
戦艦アリゾナ。
綺麗な海に沈み、真上に記念館が建てられています。
陸地からはフェリーで往復します。
真珠湾攻撃において、我が海軍航空部隊が撃沈しました。
海底に静かに佇む鉄の塊を見ていると、とても誇らしい気持ちになりました。
遠くに見えるのは、前述の現役空母。
返す返すも、真珠湾攻撃において、空母機動部隊が練習航海で出払っていて撃ち漏らしてしまたのは残念です。
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戦艦ミズーリ。
甲板上で、我が国代表がポツダム宣言の降伏文書に調印した、屈辱の戦艦です。


大東亜戦争から朝鮮戦争で活躍した後、一旦退役したものの、85年に近代化を施した上で再就役して湾岸戦争で活躍したとのこと。
ずいぶん長いこと働いたものです。
今は、湾内に静態保存されています。
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甲板上で海軍軍人のセレモニーをやっていました。
なんか分からんけど、おめでとう!
人と比べると、大砲がいかに大きいかが分かるでしょう。
兵器としては古い昔のものですが、湾岸戦争でもこの大砲が火を吹いたそうです。
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湾岸戦争において、この大砲が289発発射したことを記す、誇らしげなマーク。
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近代化兵装の目玉、トマホークミサイルの発射装置。
大砲と比べると地味ですが、湾岸戦争では大活躍しました。
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ということで、
ユージン君、レナさん、おめでとうございました!

蕨市議会 3月定例会 24年度予算

錦町区画整理特別会計

錦町区画整理事業については、私が所属する保守系会派 新生会は、毎年、会派予算要望の中の重点要望項目にて更なる推進を求めております。
また、日本共産党籍を持つ、共産主義者の頼高英雄市長も、2期目の公約の中で、事業の推進を掲げています(数値目標はなし)。
私と、市長とで、錦町区画整理を進めよう!という点では考えが一致しています。
異なるのは、事業推進のスピード感です。
錦町区画整理事業は、蕨市の未来の成長のための投資です。
ガンガン借金をして、ガンガン投資をして、将来的に税収増(人口増による住民税収増と、土地の価値が上がることによる固定資産税収増)で投資分を回収しつつ更なる果実を得ればよい、というのが私の主張です。


24年度予算案においては、
一般会計からの繰り入れ 877,690千円(昨対+0.1%)
国庫補助金 203,500千円(昨対+2.8%)
市債 231,700千(昨対+9.6%)
特会全体でいうと、1,314,000千円(昨対+2.1%)
税収が落ち込む中でプラスとなっていることは評価できますが、もっともっと増やすようにと主張しました。
2012/4/3 以下、大人の事情により削除しました(゚∀゚ )

ある勘定科目
歳出の中の、とある勘定科目で、許しがたい不正義が永年に渡り継続して行われていることが分かりました。

会派の中で、この支出を廃止するように提案しましたが、見送りの結論になりました。



作戦を練って、なんとかこの支出を廃止するようにしたいと思います。
タイミングが来たらこのblogに書くことになると思いますが、今は未だ書けません。

蕨市議会 3月定例会 23年度補正予算

予算というのは、そもそも単年度制です。

ある年度(4月~翌年3月)の予算は、前年の秋から作り始め、3月定例会(2月下旬~3月下旬)でfixします。
しかしながら、当然、執行しているうちにズレてきたり、税収が少なかったり多かったり、予想外の出費があったり、なんやかやで補正する必要が出てきます。
3ヶ月毎の定例議会では、毎回必ず、補正予算が上程され、審議されます。
年度末の3月定例会では、帳尻合わせをする必要があるために、最も補正のボリュームが大きくなります。
23年度補正予算案の中の目玉は、
市役所第2駐車場の土地買い取り 6.8億(案)
でした。
場所は、ここ↓
昔、移転前の蕨郵便局があったところです。
6.8億円というのは簿価。
昔、バブルの頃に、蕨土地開発公社が買いました。
バブル当時、土地の値段は、無限に上がり続け、下がることはないと考えられていました。
将来何かに使えそうな空き地が出てきたら取り敢えず買っておこう、という考え方で、取り敢えず買ったのがこの土地です。
土地開発公社というのは、要するに、土地保有だけを目的としたシェルでして、頭金ゼロで借入れを起こして、土地を買い集めました。
その後、バブルがはじけ、保有している土地は、簿価の何分の一くらいにまで値下がりしてしまいました。
民間の事業会社と異なり、時価会計による減損処理は必要ないので、塩漬けになっており、毎年少しずつ清算しています。
清算というのは、市のお金(一般会計)で、土地開発公社から買い取る、ということです。
土地開発公社は市の連結決算に入っていますが、土地開発公社は市から受け取ったお金で銀行借入れを返済することが出来る訳です。
尚、民間企業と異なり、減損処理とか損失計上という概念は存在しません。
何故ならば、そもそも損益という概念が存在しないからです。
要するに、市長側は、当初想定していなかったけど、浮いたお金6.8億が出来た(無理やり作った)ので、この金で借金の返済をしよう、という補正予算案を提案してきた訳です。
日本共産党籍を持つ共産主義者の頼高英雄市長は、市長2期目の公約において、「任期4年間で市の借金総額を10億以上削減」を掲げており、この公約にそった施策となります。
私が所属する保守系会派 新生会は、公明党、民主党と共に、補正予算案のこの部分に反対し、否決しました。
少数与党である日共は賛成しました。
借金を返済するよりも、公共施設の耐震化工事など、今はもっと優先順位の高い政策がたくさんあり、そちらにお金を回すべき、というのが私たちの主張です。
しかも、この土地に関しての借入金の金利は、たったの0.36%です。
驚くほど低い金利ですね。
頭金ゼロでこの金利でお金を借りているのなら、返すなんてもったいない、というのが、私のような商人の常識的な感覚ではないかと思います。
この件に関して一般質問をした議員がおり、市側の答弁としては、
①この借入金は、長期借入金ではなく、短期借入金であり、借り換え期限が迫っている。補正案が否決されれれば、金利交渉をする充分な時間が無いので、短プラと同じ程度(1.35%)になってしまう。
②補正前の予算額で執行すると、当該土地のごく一部のみを市が土地開発公社から買い取ることになるため、分筆しなくてはならないし、駐車場として利用するために駐車場運営会社と契約するにあたり、市と土地開発公社と別々に契約せねばならず、契約コストが高くついてしまう。
と述べましたが、
①取り敢えず単プラで一ヶ月間だけ借りて、一ヶ月かけて充分な交渉を行って、今までと同じ条件を引き出せばいい。
②当該土地のみの土地保有法人を立ち上げて、その法人の株式を、市と土地開発公社とで分けて保有すればいい。
というテクニカルなだけの話であり、その道の専門家に対応策を考えてもらえばいいのです。
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2012/4/3 5行削除しました。
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それで、その否決した分の6.8億は、取り敢えず基金(年度を越えて持ち越せる勘定科目です)に繰り入れ、年度が明けてから別途話し合うことになりました。

蕨市議会 3月定例会 一般質問 その4 テレビ広報ハローわらび動画コンテンツのネット配信要望

蕨ケーブルビジョン Winkの中に、テレビ広報ハローわらびという番組があります。

市の広報番組で、制作+放送を蕨ケーブルビジョンに外注しており、予算は、24年度で45分番組 × 52週で、2,380万円です。
実は、正直、私はこの番組見たことないんですけど。
そもそも学生時代からテレビはまったくと言っていいほど見ませんね。
テレビ見たらアホになるとバーちゃんが言ってたし。
せっかくお金かけて作った動画コンテンツなんだから、youtubeで流したらどうでしょうか、と主張しました。
つべで流れていたら、さすがにテレビ嫌いな私も見ると思います。
現実的には、今のままだとちょっと難しいみたいです。
・撮影時に市内限定配信である「蕨ケーブルビジョンで流します」ということで被撮影者からパーミッションを取っており、全世界で見られてしまうネット配信のパーミッションを取っていない。
・今後についても、「ケーブルテレビだけではなく、ネットでも流します」ということでパーミッションを取ろうとすると、断られたり嫌がられたりする可能性が出てくるため、コンテンツが面白くなくなってしまう可能性がある。
・また、ケーブルテレビ契約をしていない家庭向けに、ビデオの貸出をやっている。
たしかに、もっともだと思いました。

蕨市議会 3月定例会 一般質問 その3 戦没者追悼事業の実施状況と毎年開催要望

24年度予算案の説明を受けていてビックリしたのですが、蕨市における戦没者追悼事業は、なんと毎年ではなくて一年おきに行われているんですね。

24年度予算として、72.4万円が計上されています。
この金額のほとんどは、会場設営費(お花と照明)です。
23年度は実施しなかったので、ゼロでした。25年度も今のままだとゼロになってしまいます。
何故一年おきなのか?
調べてもらったところ、
かつては交互に、市の主催と、遺族会の主催とを順繰りに行なっていた。
遺族会主催の方が、昭和50年代に自然消滅してしまった。
とのことです。
遺族会というのは、戦没者の配偶者、親兄弟、お子さんから主に構成されていますので、年齢的には最も若くても60代くらいとなります。
会員数は自然減、イベントを自ら主催するのも、現実的にはなかなか難しくなってくるところでしょう。
しかしなら、これって、おかしくあるまいか?
戦没者追悼事業は、何のために、誰のためにやるのか?
戦没者追悼事業は、大東亜戦争において、国を護るために命を捧げた英霊、不幸にも戦火に巻き込まれて亡くなった犠牲者のうち、本市出身者の霊を慰めるために行うのです。
遺族だけのために行うのではないのです。
これは同時に、私たち現役世代の心の安寧のためでもあり、私たちの孫・子の世代を健全な大人にする教育のためでもあります。
誕生日のお祝いはその方の誕生日に、毎年行うもの。
ご先祖様のお墓参りは、その方の命日に毎年行うもの。
一年おきに行う、などという話は聞いたことがありません。
蕨市における戦没者追悼事業は毎年行うべきである、と主張しました。
尚、他市においても一年おきにやっている自治体が多いようです。
戸田市のように、そもそもまったくやっていない自治体もあります。

Sinn 142Ti GSG9

メカ好きなので、当然、バイクも腕時計もいくつも持ってますが、

この、Sinn 142Ti GSG9、9年前に、当時在籍していたい会社がIPOした記念に手に入れたものです。
やっと修理から戻ってきた( ´ ▽ ` ) けど、修理代高かった(´Д` )
2年前の正月に中共に遊びに行った折り、西双版納で針が動かなくなってしまいました。
正規輸入品なのですが、なかなか保証書が見つからず、修理に出すのが遅くなり、先日、ようやく修理から帰って来ました。
GSG9は、旧西ドイツの国境警備隊であり、冷戦時代、鉄のカーテンの最前線で、共産主義の脅威と戦った3個中隊からなる特殊部隊です。
この時計はGSG9の正式採用モデルです。
共産主義は、ベルリンの壁崩壊に始まりソ連消滅に至る90年代初頭に世界史的には壊滅しましたが、私が住む蕨市では、何故か共産主義者が市長を務めております。
共産主義は、自由と民族の伝統を否定する邪悪な思想であり、私は徹底的にこれと闘います。
この時計を腕にしているとき、旧西ドイツのエリート部隊の兵士たちが、そして、自由世界のために戦った数多くの軍人、官僚、インテリジェンス専門官、政治家たちが、私に力を与えてくれているような気がします。

蕨市議会 3月定例会 一般質問 その2 生活保護の不正受給等②蕨市レベルの問題

先のエントリにて見たように、生活保護という制度には、そもそも問題が多々あります。

その中でも特に、蕨市においては、近隣市との比較において、以下のような問題があります。
・保護率(市内全世帯に占める保護世帯比率)が高い。
・保護世帯類型における、高齢者・母子・障害者・傷病者を除く「その他」比率が高い。
結果として、市民の間に、
「蕨市は、生活保護の審査が緩いんじゃないか!?」
「蕨市は、生活保護受給者に対して甘いんじゃないか!?」
「蕨市は、不正受給が多いのじゃないか!?」
「蕨市の生活保護の運用は、なんかおかしいんじゃないか!?」
という疑念を生んでいます。
これらは、議会のおいても、様々な会派の議員から、再三再四に渡り質問が行われています。
尚、これらの傾向は、現在2期目となった、日本共産党籍を持ち、共産主義者である頼高英雄市長の市政下になって初めて顕在化したものではなく、それ以前から見られたものです。
共産党市政との因果関係は不明です。
一般質問においては、
暴力団関係者、稼働能力がある人、独立行政法人福祉医療機構の年金担保融資利用者など、様々な不正受給パターンを想定し、本市においてそのような事例があるのかどうかを問い質しました。
市側の答弁をざっくりまとめると、
・国の法定受託事務である以上、国のルールに従って厳格に運用しており、他市との違いはない。
・「保護率が高い」、「保護世帯類型におけるその他比率が高い」というのは、結果論的数字である。
というものでした。
そうは言っても、市民は「蕨市の生活保護はおかしい!?」と考えている訳ですから、何か対策を講じなくてはならないのではないか。
「国の法定受託事務だから、しょーがない」などとヌルいことを言っている状況ではないのではないか。
ここで、例えば、いわゆる貧困ビジネスの一つとして分類される無料低額宿泊所の設置について、全国で、都道府県レベル、市町村レベルそれぞれにおいて、独自の規制を設けています。
無料低額宿泊所の設立、運営自体は、社会福祉法第2条第3項で定められた合法的なビジネスなのですが、
埼玉県においては、県福祉部社会福祉課による「第二種社会福祉事業(無料低額宿泊所)の届出の事務処理及び運営に関するガイドライン」、
蕨市においては、「蕨市宿泊所の設置等に関する指導要綱」
というものを定めており、国の法律よりも厳しい規制を設けています。
県のガイドラインにおいては、近隣住民説明会の実施、市町村への報告を求める他、「利用対象者は、埼玉県内に生活の本拠のある者とすること」と定めています。
市の要綱においては、近隣住民説明会の実施、住民説明会の結果の市への報告、市との協定の締結、立入検査の実施を定めています。
このように、
国の法定受託事務といえども、法律の範囲内で、自治体レベルでより厳しい規制を設けることは可能なのです。
例えば、
本市独自の要綱またはガイドラインで「生活保護の利用対象者は、本市内に生活の本拠のある者とすること」と定めれば、市外から「蕨市は生活保護受けやすいから」という根拠のないウワサを耳にしてぷらっと市外から生活保護を受けるためにやってくる人を防げるのではないでしょうか。
↑これが法律に反しないかどうか(合法かどうか)はちょっと分かりません。あくまでもjust ideaの問題提起です。
一般質問においては、市独自の基準を設けて、法律の範囲内で生活保護の運用を厳しくし、市民の疑念に応えるように要求しました。