【蕨市錦町】郷町会の防災訓練がございました。

昨日2013年11月24日(日)、蕨市錦町の郷南公園において、郷町会の防災訓練がございました。

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消火器の使い方の説明。

消火器には有効期限があります。
昔は、消火器を売っているお店は限られていたために、古い消火器を消防署に持って行くと中身の詰替えをやってくれたそうですが、今はどこでも売っているようになったので、そういうサービスはやっていないそうです。

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煙体験コーナー。

無害な煙が充満した仮設テントの中を、ハンカチを口に当てて通り抜けます。
けっこう見えにくいし、夜で明かりが消えていて真っ暗だったら、パニックになるかも。

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手近にある毛布と角材で、簡易担架を作る訓練。

角材がなければ、物干し竿でもok。

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3択クイズ。

地震の震度は何段階でしょうか?など。

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炊き出し訓練。

豚汁(´~`)モグモグ。

 

関係者の皆様、ご参加者の皆様、お疲れ様でした。


大雨による家屋浸水・道路冠水被害を小さくする方法についてメモ

近年、大雨のときに、地面に水が溜まって家屋が浸水したり、道路が冠水したりすることが増えている。

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原因としては、2つあって、

(1)単位時間当たりの入力が増えている。
←気候変動のせいで短時間に大量の雨が降る「ゲリラ豪雨」が増えている。

(2)単位時間当たりの出力は、
(2-1)人工的な部分の量は増えているが、
(2-2)自然による部分の量は減っている。
雨水排水管・ポンプ場などの人工的な雨水排水機能は増えている。他方で、都市化によって地面から土や木や田畑が減ってアスファルト・コンクリが増えたために自然の雨水排水機能が衰えている

 

蕨市の場合は、人工的な雨水排水機能(排水管、ポンプ場の類)は、想定する最大降雨量を1時間当たり55mmと設定している。
http://warabi.gijiroku.com/gikai/CGI/voiweb.exe?ACT=200&KENSAKU=1&SORT=0&KTYP=1,2,3&FBKEY1=%8D%7E%90%85%97%CA&FBMODE1=SYNONYM&FBMODE2=SYNONYM&FBMODE3=SYNONYM&FBMODE4=SYNONYM&FBCHK=AND&KGTP=1,2,3&TITL=%92%E8%97%E1%89%EF%2C%97%D5%8E%9E%89%EF%2C%8F%ED%94C&TITL_SUBT=%95%BD%90%AC%82Q%82T%94N%81@%82R%8C%8E%8B%B3%88%E7%82%DC%82%BF%82%C3%82%AD%82%E8%8F%ED%94C%88%CF%88%F5%89%EF%81%7C03%8C%8E08%93%FA-01%8D%86&HUID=54628&KGNO=177&FINO=635&HATSUGENMODE=1&HYOUJIMODE=0&STYLE=0

これはどういうことかと言うと、1時間当たり55mm以上の雨が降った場合は、家屋が浸水しても、道路が冠水しても仕方がない、とういことだ。

近年のゲリラ豪雨は、これ以上の強い雨が降ることもある。
ここ2,3年は、たしか年に0~2回くらいこれ以上の雨が降っていたと思う。

もちろん、この設定値を高めて「1時間当たり100mmの雨まで大丈夫」とすることも技術的には可能だが、お金がかかる。かかる金額との見合いで設定した値が、「55mm」ということだ。

 

(1)入力を変えることは出来ない。
気候を人為的に変えることは出来ない。

(2-1)設定値を上げたら追加的な投資は幾ら掛かるのか、シミュが欲しいところ。
例えば、「1時間当たり55mm」という基準を「60mmにしたら幾ら掛かるのか?」、「65mmなら幾ら掛かるのか?」・・・「100mmにしたら幾ら掛かるのか?」。

(2-2)人為的に、自然の治水力を高める政策は、幾つか考えられるかも。
家を潰して田畑に戻すのは無理だけど、
just思いつきだけど、例えば、
・アスファルト舗装の駐車場のアスファルトを剥がして砂利敷にしたら補助金を出す、減税する。
・家屋の敷地内に木を植えたら、補助金を出す、減税する。
みたいな方向性の政策。

なんか、この種の研究って誰かやってないかな?


蕨市園芸品評会のご案内

本日2013年11月22日(金)から明日23日(土)にかけて、蕨市立中央公民館において、蕨市園芸品評会が行われております。

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市内の農家が作った野菜、果物、花などの園芸品を、埼玉県さいたま農林振興センターのエンジニアに品評してもらう、というイベントです。

出品物は品評して展示した後、即売会にて全て販売されます。

私は自炊しないので野菜、果物の相場はほとんど分かりませんが、かなりお買い得な値付けのようですので、自炊する方はどうぞ。

201311_蕨市園芸品評会

本日は朝から展示会場の設営、出品物の搬入を行いました。

201311_蕨市園芸品評会

市内の農家はそれほど数が多くなく、お互いによく知っている関係です。
出品された野菜、果物を見ると、これは誰それさんの作ったものだ、と分かるようです。

201311_蕨市園芸品評会

大根、どどんっ!


【蕨市議会】2013年12月定例会の議案説明会がありました。

先日2013年11月18日(月)、蕨市執行部より、市議会の私が所属する保守系会派 新生会に対して、12月定例会に上程する議案の事前説明会がありました。

各議会ごと、会派単位でこのような事前の議案説明会を行うのが慣例となっています。

今回は、上位の法の文言変更のための条例改正案、中央第一土地区画整理事業の廃止に伴うこのエリアの建築物制限に関する条例案、細々とした修正予算、南町ポンプ場の工事における技術的な理由によって発注額が安くなることの承認、国が定めた一律の設計労務単価が上昇したことに伴う土木系工事の発注額が高くなることの承認、蕨市将来構想「コンパクトシティ蕨」(中期経営計画に相当するもの)の承認などです。

特に紛糾しそうでクリティカルなものはありません。


特定秘密保護法の件

ただ今、各政党間で特定秘密保護法案の修正協議が行われております。
今現在は、自公政権は、みんな、維新と修正合意し、民主と修正協議を重ねております。

 

特定秘密保護法の目的に関する私の認識

主に公務員(自衛官を含む)による、外交、国防、治安維持に関わる国家秘密の漏洩を防ぐためのものであり、国を守るために必要な法律だと考えます。

 

蕨市への影響

上述のように、特定秘密として指定される内容は、外交、国防、治安維持が中心となりますので、市町村レベルで持っている情報はほとんど対象外だと思います。
市町村の中に自衛隊、同盟軍の基地がある、外国の出先機関、国際機関やテロ団体の拠点があるなどのケースは例外ですが、蕨市の場合はいずれも当てはまりません。

 

法律を作るプロセスについての所見

個人的には、秘密として指定する手続き、事後的に審査する手続き、期間を延長する手続きについては、十分な議論が重ねられていると言いがたく、プロセスとしては充分とは言いがたい面もあります。
しかしながら他方で、現在の我が国は、明確な悪意と侵略の意図を持った隣国から、侵略を受け、あるいは度重なる領海侵犯を受けている状況にありますので、この法律の制定は一刻も早く行わなくてはならないものだと考えます。

 

「政府の情報公開」のあるべき姿についての所見

個人的には、政府の情報は、例えば50年とか100年とか長期間経過したら、全てをオープンにするべきものと考えます。
同法案では30年を期限とし、修正協議の中で、延長するとしても最長で60年とすることになりそうです。この年限が妥当かどうかは分かりませんが、いずれにしても全ての情報を然るべきタイミングでオープンにすべきと思います。

全ての為政者、軍人、行政官は、歴史の審判を受けるべきです。
記録は必ず全て残さなくてはならないし、全てオープンにされるべきです。
更に言うと、これは畏れ多くも皇室ですら例外ではありません。

 

ところで、諸外国の事例は不勉強にしてよく知りませんが、我が国の官僚機構においては、「民は知らしむべからず、由らしむべし」的な感覚ってまだまだ残ってるんじゃないですかね?
根拠ないですけど。

言い過ぎかもしれませんが、少なくとも広報センスというか、広報の必要性に関する認識が欠けてるし、そもそも広報に割いている予算が少な過ぎると思います。
国レベルから地方自治体まで、webにアップしてある資料は読みにくいし、使いにくいし、数表なのに何故かPDFファイルしかなかったりとか訳分からないし。この点はどうやって変えていけばいいんでしょうか?

広報はコストが掛かるんですよ。
読みやすく資料を作るのには手間暇も掛かる。
質問があったら応えるためにも手間暇が掛かる。
これは無駄なコストではなくて必要なコストであります。


蕨戸田衛生センター組合の11月議会が終わりました。

本日2013年11月21日(木)、蕨戸田衛生センター組合の11月議会が終わりました。
実質2日間でした。

蕨戸田衛生センターは、蕨市と戸田市が共同で立ち上げ・運営しているゴミ処理・リサイクル・し尿処理サービス一式の運営母体です。
隣接する複数の自治体がこのように共同でゴミ処理関連を行うことは多々あり、これを一部事務組合と言います。

事務方の多くのスタッフは、両自治体からの出向です。
地方自治体(市町村)を同じように、議会があり、こちらの議員もまた両自治体の議員が出向しています。

蕨戸田衛生センター組合議会は、蕨市・戸田市それぞれの市議会議員が8人ずつ出向して、「蕨戸田衛生センター組合議会議員」となっています。
人工が発生する以上は、組合議員としての報酬も発生しています。

 

11月議会概要

メインは前年度(2012年度)の決算認定です。
蕨戸田衛生センターは、ゴミ処理・リサイクル・し尿処理という、日常生活に密接したサービスを、日々淡々とこなしていくのが仕事であるため、予算・決算も毎年それほど大きな変化はありません。
数年前に焼却炉の大規模改修をして以来、大きな出費もなく、特に大きなトッピックスはありません。

細かいところを箇条書すると、以下のようなところです。
・フクイチ原発事故関連の東電への賠償請求を行っている。
・電気の仕入れは、東電からPPSに切り替えた。
・自家発電した分のうち、余剰電力の販売をしている。
・ゴミの総量は引き続き減少トレンド。
・資源ゴミとして、硬質プラスチックの分別・売払いを始めた。
・複数の遠隔地に契約して確保している焼却灰埋立処分地は、一箇所が住民の反対により事業撤退する予定だが、代替地も確保してあり、問題なし。


蕨市議会における議員立法(条例案提出)と、市長・議員の拘束時間の状況

引き続きZAKZAKを読んでいたら、こんな記事が。

ZAKZAK : 月65万円の事務費を得ながら少ない議員立法 国会改革も結構だが…

書いてるのは元内閣参事官・嘉悦大教授の高橋洋一氏です。

 

・議員立法が少な過ぎる。
・大臣、国会議員が無駄な会議に拘束され過ぎている。

ということについての批判です。
ははは、おもしろいですね。

 

それでは、蕨市ではどんな感じなんでしょうか!?

以下、あくまでも蕨市の事例です。
他の市のことは知りません。

 

議員立法(議員による条例案提出)

私のこの任期2.5年の間では皆無でした。
私自身もやったことありません。

議員には、条例案を作る能力はありません。

「能力がない!」と開き直っていていいのかどうか分かりませんが、現実的に無理なものは無理です。

今までの経験では、せいぜい「~~条例案を作るように市長に求める」意見書提出が関の山でした。意見書は、市長を拘束するものではありません。

条例案は、単に日本語で文章を書くだけではなく、既存の法体系、条例全てを把握した上で、MECEなものを作らなくてはならないのです。
ある種の特殊な訓練と経験が必要です。

国会議員の場合は、エキスパートであるはずの政策秘書が付いているので、政策秘書が作ればいいのでしょうが、地方議会は低コストで運営しているので、そのようなスタッフを付ける事は出来ません。

また、条例案は、提出する時点で完璧な状態の文章であることが前提とされています。
結論は、可決か否決かどちらかだけです。
原則として、議会の場で修正するということは出来ないのです。

 

いやでも、今度やってみようかな。

昨年2012年6月議会で個別外部監査条例を設けて、生活保護事務の監査を行うことを唱えたので、この条例案作ってみようかな。
条例に知財権はないはずなので、よその市の条例をコピーしてきても問題ないはず。

【蕨市議会】6月定例会一般質問(4) 生活保護における個別外部監査の導入を。

 

 

市長・議員の議会における拘束時間

無駄だと思うのは、委員会への市長出席の時間。

常任委員会が、蕨市においては、総務、教育まちづくり、環境福祉経済、決算の4つがある。
年4回の議会において、市長は丸3~6日間拘束される。
答弁はほとんど部長~係長級が行うので、市長の出番はほとんどない。
これは無駄だと思いますね。
あくまで私見ですけど。

議員の拘束時間については、議会・委員会においては、個人的には、無駄なものはないと思います。
(運営の仕方とかやり方がくだらないと思うものは多々ありますが)
儀礼的なイベントへの出席の多くは無駄ですが、これは別の話。