蕨市出初式に出席しました。

本日2014年1月12日(日)、蕨市消防本部にて、出初式がございました。
このイベントは、誰でも参加(見学)することができます。


制服でぴしっと整列。

毎年おもしろいのは、 消防・救急のデモンストレーションです。
毎年、テーマが変わりますが、今年は、「ガレキと火災の中に孤立し、状況もよく分からないケガ人を、高所からロープで降りて救助する」というものでした。


ガレキと火災の中に孤立した、要救助者。
地上からは近づくことはできない。
ケガ人が何人いるかも分からない。(という設定)

まずは、行く手を阻む火災を、放水して鎮火する。


まずは一人目の隊員が、現場にロープで降りる。

ケガ人の人数と、ケガの程度を確認する。
設定上は、3人のケガの程度は、
(1)倒れていて動けない、意識不明 →
(2)脚を骨折、意識はある → 黄色
(3)ケガ無し、正常 →

3パターンに分類する。トリアージというやつですね。

一人目の先遣隊員は、上記の状況を肉声で、本部に報告する。
(無線とか手旗信号は使わないみたいですね。何でだろう?)

もう一人の救助用の隊員と、の要救助者のための救急救命士の資格を持つ隊員が追加で現場に降りてくる。合計3人がこの現場に降りてくることになる。

 

さて、3パターンの要救助者のうち、から救助するのか、から救助するのかどっちかな~?
と思ってみていたら、の人から引き上げていました。
の人を担架で引き上げた後、救急救命士隊員も引き上げていきました。


この写真は、2人目の要救助者 黄色を引き上げるところ。

次いで、3人目のを引き上げ、最後に残った隊員2人が同時に現場を離れていきました。

この、人を下ろしたり引き上げたりするロープは、何種類かが色分けされており、「赤引け!赤引け!」、「青押せ!青押せ!」みたいな掛け声をかけて、操作ミスがないようにしていました。

 

 

消防団による、放水訓練


ポンプは、小型発電機のようなマシンで、 2stエンジン製です。
マフラーも何もついていないエンジンなので、エンジンに火を入れるとあっという間に周囲に白煙がたち込めます。
2stオイルの焼ける香りがかぐわしい ( ̄‥ ̄)クンカクンカ

 

最後に、ちびっ子防災絵画の表彰があり、一連のイベントは終了致しました。
関係者の皆様、お疲れ様でした。


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