蕨市議会3月定例会、議案質疑発言通告をしました。

一昨日の2014年2月25日(火)より、蕨市議会 3月定例会が始まっております。

年に4回ある市議会定例会(3,6,9,12月に行われる)のうち、3月定例会は、新年度予算案を審議するので、最も分量的にヘヴィーなものとなります。

先ほど、本会議での議案質疑の発言通告書を出しました。
本日16時が提出期限でございました。

私から発言通告したものは、以下です。

・25年度 一般会計 補正予算案
・25年度 錦町区画整理事業特別会計 補正予算案
・26年度 錦町区画整理事業特別会計 予算案
・26年度 病院事業会計 予算案
・26年度 水道事業会計 予算案

議案質疑は、来週の3月3日(月)-5日(水)の3日間に渡って行わます。

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郷町会グラウンドゴルフ大会がございました。

本日2014年2月23日日、錦町スポーツ広場において、郷町会グラウンドゴルフ大会がありました。

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グラウンドの一部には、まだ雪が残っていました。

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雪解けの後のために路面がぼこぼこしており、なかなか芝目を読みにくいレース展開となりました。

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町会会館にて、表彰式。

関係者と選手の皆様、お疲れ様でした。


仕事と復興

先日、2014年2月18日、ILOのシンポジウム『仕事と復興~自然災害から立ち上がるために、必要なことは何か~』というのがあって、たまたま主催側と運営側に大学同期がいたので、話を聞いてきた。
ILO:仕事と復興~自然災害から立ち上がるために、必要なことは何か~

 

復興には、雇用が大切

震災後の被災地の復興において大切なのは、カネやモノの支援ではなくて、誇りを持って取り組める雇用を作り出すことである、というのがその趣旨で、これは確かにその通りだと思うし、まあ反対する人はいないだろう。

 

今、被災地に在る雇用は、偏っている

事例として紹介されていたのが、
・釜石のホタテ卸
・釜石の建設業者
・亘理のハギレを用いた巾着袋という伝統工芸品作りのNPO

ホタテ卸は、そもそもホタテの水揚げが未だに震災前の20%しかないそうで、壊れた工場を立て直すことには成功したものの、かつての商いの規模には程遠い状況らしい。
建設業は、復興特需で潤っている?
伝統工芸品作りのNPOは、主婦向けの内職としての雇用を作り出すことに貢献しているようだが、ビジネスとしてスケールしそうなものではない。

 

ということで、今現在、被災地には様々な雇用が創出されているが、かなり偏っている。

建設業は、復興特需で被災地のみならず全国的に潤っていて、人手不足の状況のようだが、小さな子どもを連れた主婦が建設業の現場仕事を出来るはずもないだろう。
「手に職」がない人向けの雇用を創出するNPOも多々生まれているが、補助金を投入されることを前提としており、単体でビジネス的にペイするものではないし、スケーラビリティが低い。(だからこそ、株式会社ではなくNPOの形を取っている)
東京に出て働いているようなホワイトカラーの若者が、地元に帰って出来るような仕事がそうそうあるわけでもない。いくらネットが発達したと言っても、メールとskypeだけで完結する仕事は少なくて、システム開発とかデザイン制作とかかなり限定される。

 

被災地にどのような雇用を作り出すべきか?

正直、よく分からない。
首都機能を移すとか?
そもそも、低成長・少子高齢化による人口減が続くこれからの我が国で、地方の過疎って悪いことなんだろうか?

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国連調査委による、北朝鮮の拉致問題に関する最終報告

読売:北の拉致は国家政策、人道への罪…国連委報告

国連の調査委員会より、北朝鮮による日本人を含む外国人拉致問題は、一部の末端組織の暴走ではなく、国家政策に基づく行為であるとの最終報告書がまとまりました。

極めて邪悪な連中ですね。
北朝鮮は、事実を認めようとしないばかりか、この調査にも協力していません。

 

産経:北の「非人道性」周知 国連調査委報告書 拉致解決後押し

この最終報告は、『独裁体制の「非人道性」を世界に周知し、国際社会に行動を迫』るものです。

 

産経:菅長官「歓迎したい」 国連委の北朝鮮人権状況報告書

菅義偉官房長官は、報告書を歓迎すると発表しました。
国連調査委の最終報告は、北朝鮮の拉致問題に関する我が国の見解と合致するものです。

 

時事:岸田外相、米下院委員長と会談
我が国は、国際社会に対して、北朝鮮への圧力を強めることを求め続けており、このたびの最終報告は、その流れを強く推し進めるものとなります。

古屋圭司拉致問題担当相は、米下院のロイス外交委員長ら超党派議員団と会談し、古屋氏が「世界の国々で北朝鮮に連携して圧力をかけていくことが拉致問題の解決につながる」と協力を求めたのに対し、ロイス米下院外交委員長は「最も近い同盟国である日本と協力し、拉致問題に取り組むことを約束する」と語った。

 

北朝鮮による、日本人を含む外国人拉致問題を解決しよう。そのために、北朝鮮へ圧力を掛け続けよう」というのは、日本国政府の意志であり、国際社会の意志である、と言うことが出来ます。

 

我が国の自治体政府(埼玉県や蕨市)が、この「日本国政府の意志」に沿って、北朝鮮への圧力を掛ける政策を行わなくてはならないことは言うまでもありません。

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横田めぐみさん拉致被害現場の看板
(2012年6月、新潟市内)


教委改革について

市役所の会派控え室で資料などを読みつつ、TVの国会中継をつけっぱなしにしていたら、維新の会の議員から教育委員会改革についての質問があり、下村博文文部科学大臣が答弁していました。

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教委改革については、自民党が改革案をタタキ台として作り、これをベースに様々な議論が巻き起こっています。

自民党案の方向性をざっくりまとめると、「教育行政における首長の権限強化」ということになります。

産経:教委改革 誰が責任取るのか明確に
朝日: 首長の教育権限強化 教委改革、政権が見直し案

 

教育長?教育委員会委員長?教育部長?それぞれの違い

市の中で、教育に関わる責任者のポストは、3つあります。
正直、未だに違いがよく分かりません。

教育長:教師のライン。校長出身者がなることが多いが、外から連れてくることも可能。形式的には教育委員の中から選ばれる仕組みだが、事実上は人事採用には議会の同意が必要。
教育委員:市内の医者とか名士的な人物がなる。5人。教育長は、教育委員の中から選ばれる仕組み。人事採用には、議会の同意が必要。
蕨市web:蕨市教育委員のリスト
教育委員会の委員長:議長みたいなもので、権限はない?名誉職?
教育部長:行政職員のライン。市役所の中で、市民生活部長とか健康福祉部長とか幾つかある部長ポストのうちの一つ。

 

教育行政における、政治からの中立性の確保

「選挙で選ばれた首長が教育行政を好きなように行えるようにするべき」という考え方があります。現状では、教育委員会が教育行政を司っているために、首長が直接的に教育行政をコントロールすることは出来ません。

教育委員会は、首長が選んで議会が同意することによって人事採用されますが、任期中(4年間)は首長や議会が好き勝手に罷免することは出来ません。
複数人いる教育委員の任期は、それぞれちょっとずつズレるように設定されております。
従って、あるタイミングの選挙で当選した首長(任期:4年間)と、前任の首長が選んだ教育委員の、考え方が異なる状況ということもあり得ます。

この仕組みは、「首長と議会が教育行政を好き勝手に出来ないように」するために、敢えてこのようになっています。

教育行政は、長期的な視点で行われるべきであり、短期的な首長選挙、議会議員選挙の結果に左右されてコロコロ変えるべきではない、という考え方が根底にあります。

 

マスの間違いに対する安全装置

同時に、「民主制は不完全な政治体制であり、マスは間違えることがある」、従って、「衆愚政治に陥る可能性を、可能な限り制度的に排除しなくてはならない」という考え方が、さらにその根底にあります。

選挙によって正当に選ばれた首長なり議員なりが、無茶苦茶な人物で、無茶苦茶なことをやる可能性もある、それを防ぐための安全装置が、現状の教委制度です。

このような安全装置は、どこの民主国家でも多かれ少なかれ設置されています。
例えば、米国は大統領制国家ですが、実は直接選挙ではなく、「大統領選挙人を選ぶ間接選挙」という形式を取っています。今では形式的なものでほとんど意味が無いのですが、マスが間違えて選んだメチャクチャなどうしょもない人物が大統領になることを制度的に防ぐ、最後の安全装置としての役割を潜在的に果たしています。

 

教委改革についての所見

と言うことで、安全装置は必要だと思います。
首長の権限を強化する、行き過ぎた教委改革は好ましいとは思いません。
予算が必要なもの(お金の支出を伴うもの)は、議会の同意が必要ですが、そうでなければ首長が独断でなんでも好き勝手に出来るようになってしまうのは、教育に関しては、好ましくないと考えます。

他方で、地方によっては(大津市とか?)、教育委員が、地域の名士の名誉職みたいになっているところもあるそうで、何としたものか。


田中良生 代議士/経済産業政務官(自民党)の蕨市新春の集いがございました。

昨日2014年2月15日(土)、蕨市民会館において、田中良生 衆議院議員(自民党)/経済産業大臣政務官の蕨市後援会の新春の集いがございました。

明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。

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田中良生代議士(自民党)/経済産業大臣政務官と、政務官就任お祝いのお花を手渡す染谷一子 前蕨市議会議員。

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鏡開き。
せーの、ぱかーん!

20140216_田中良生 衆議院議員/経済産業大臣政務官 蕨市後援会新春の集い
お料理もぐもぐ。

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テーブルを回って談笑する田中良生代議士/経済産業政務官、奥様と、錦町地区ご支援者。


蕨戸田衛生センター組合議会が始まりました。

昨日、2014年2月13日(木)、蕨戸田衛生センター組合議会の定例会が始まりました。

 

蕨戸田衛生センター組合について

蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市が、共同でゴミ処理、し尿処理、リサイクルを行うための一部事務組合です。
トップは、管理者と呼び、蕨市長と戸田市長が交代で務めているようです。

市などの自治体と同じように、議会が存在します。
蕨市と戸田市のそれぞれの市議会議員が、10名ずつ出向して、計20名で構成されております。

 

議会で話し合う内容

一部事務組合は、まさに自治体と同じなので、条例が存在し、予算と決算が存在します。
議会では、条例案や予算・決算について審議して採決します。

 

今回の定例会のトピックス

・年度の終わりの帳尻合わせのための、25年度補正予算案
・新年度である26年度予算案

が中心となります。

ゴミ処理、し尿処理、リサイクルは、日常の生活に密接に関係する仕事です。
昨日と同じことを、同じように今日も行っていく、というルーチン業務であり、いかに問題なく運転していくか、ということが重要です。

予算は、去年と比べて大きな変化はありません。
施設・設備は使っているうちに老朽化して、修繕をしたり、時期が来たら作り替え・買い替えをしなくてはなりませんが、ここしばらくはその時期ではないので、その必要はありません。

ということで、予算案は、2つの委員会に付託され、私が所属している総務委員会に付託された部分については、反対はなく、採決の結果、原案通り可決すべきものと決しました。

 

その他トピックス

  • 回収資源売り払いについては、単価が上昇傾向

様々な回収資源を売っています。ここしばらくは、数量は一定であるものの、単価が上昇傾向にあるとのこと。景気が上向いていることに連動しているようです。

  • 昨年末に発電設備が故障したものの、すぐに復旧

ゴミ焼却施設では、ゴミを燃やす熱で自家発電して、その電気で設備の運営を賄っています。昨年末に、突然発電設備が故障したとのこと。原因は整流器の故障で、maxで2ヶ月間発電設備が動かせない可能性もあったのですが、迅速な修理によって停止期間は12日間で済んだとのこと。この間、一日当たりの電気代は60万円かかりました。
今回は、突然の故障ゆえに、最初はどこが壊れたのかも分からなかったようですが、すぐに直ってよかったですね。重要なパーツについては在庫を持っているそうです。

  • ISO14001更新

2月上旬に審査があり、無事にパスしました。

  • リサイクル品販売

家具類のリサイクル品販売は、2月17日(月)-22日(土)に行われる予定です。家具が中心で、250点をオークション形式で売りに出します。
蕨戸田衛生センター組合:市民の皆様へ 再生家具の売払い