蕨SPF

昨日2014年7月27日(日)、蕨市民会館において、蕨SPF(サマーパークフェスティボー)が開催されました。

私は、作年、所属している一般社団法人とだわらび青年会議所の活動の一環として、ステージ運営などの業務を行いました。
今年は見に行っただけです。

関係者の皆様、お疲れ様でした。


【蕨市錦町】春日町会盆踊り

先の週末2014年7月26-27日(土日)、蕨市錦町の春日神社において、春日町会盆踊りが行われました。

2日目(日曜日)はびみょうな天気予報でしたが、心配していた夕立は、祭りの開始時刻(19時)前に降り去って行ったようです。

梅雨明け、風もない蒸し暑さの中、関係者の皆様、お疲れ様でした。


【蕨市議会】2014年7月臨時会が終わりました。

本日2014年7月25日(金)、会期3日間の蕨市議会臨時会が終わりました。

7月臨時会は、「臨時」といいつつ、実は毎年レギュラリーに開会されています。
議員の任期が7月スタートなので、毎年、議会人事案件を決めるのが慣例になっています。

 

議長・副議長は留任しました。

 

私自身に関するものとしては

・農業委員は留任
任期3年間がちょうど終わったところでしたが、議会内で選挙が行われ、私が留任しました。

・蕨戸田衛生センター組合議会 → 戸田競艇組合議会 に配置換え
出向先の一部事務組合が変わりました。


仙台市の保育行政 視察レポート

こちらの先のエントリで述べたように、
hoya_t blog : 2014/7/17 陸前高田視察レポート
2014年7月1日(火)に所属している蕨市議会 保守系会派 新生会の面々で、陸前高田市に災害対策・復興政策の視察に行った。

気仙沼市で一泊し、翌日は仙台市に保育行政の視察に行った。

一泊二日の視察ツアーの場合は、2ヶ所以上を訪れなくてはならないというルールがある。気仙沼からの帰路途中で立ち寄れる、もう1箇所の視察先を選ぶようにということで私が任を受けた。私が候補を幾つか挙げて、蕨市議会事務局に交渉してもらった上で、仙台市の保育行政を観に行くことにfixした。

仙台市は、小坊、厨房の時に住んでいたことがある。当時の私は鉄ちゃんで、一眼レフを持って市内の駅とか線路沿いの撮影ポイントをチャリであちこち走り回っていた。

 

仙台市の保育行政の家庭保育福祉員(保育ママ)とせんだい保育室(認証保育園)

2013年4月定例会において、保育ママ制度について取り上げて、蕨市でも制度を作って、待機児童の受け皿とすべきだと主張した。
hoya_t blog : 2013/4/13 【蕨市議会】3月定例会一般質問(4) 待機児童解消に向けた自治体保証型昼間里親保育マッチングサービスの立ち上げについて

その時に、各地の先進的な保育ママ制度の事例を調べたところ、
・横浜市
・京都市とその周辺の市
・仙台市
が、なかなか情報が充実しており、しっかりと制度として機能している印象だった。
これは、網羅的に日本全国の全ての自治体を調べたわけではなく、webでググってヒットしたサイトを見ての主観的な印象だ。

保育ママ制度は、質の確保と維持が大変で、おそらく行政としてある程度の体力(人員規模と予算)が必要だろうというのが私の推測で、実際のところどんなもんなのか、仙台市の担当部署の責任者に話を聞いてみたいと考えた。

また、仙台市は、「せんだい保育室」 という名称の認証保育園制度がある。
どのように待機児童を「せんだい保育室」と「家庭保育福祉員」へと誘導を図っているのか知りたいと考えた。


仙台市役所本庁舎玄関

 

それでも待機児童はゼロになっていない

蕨市をはじめ、多くの自治体では、認可保育園は定員いっぱいでウェイティングリストが溢れている(=待機児童がたくさんいる)にもかかわらず、認証保育園(蕨市における名称:家庭保育室)、認可外保育園は定員割れしている、すなわち需給がアンマッチングな状況が発生している。
待機児童を、認証保育園や認可外保育園に誘導できればいいのだが、料金体系も違うし、ハード的にもソフト的にもサービス内容が若干劣る点は確かなので、なかなか上手くいっていない。

それでは、認証保育園(仙台市における名称:せんだい保育室)、保育ママ(仙台市における名称:家庭保育福祉員)が充実している(ように見える)仙台市においてはどうなのか?

→やはり仙台市も「待機児童の認証、保育ママへの誘導は成功していない」

待機児童は平成26年度(本年度)頭は0,1歳児を中心に570人おり、震災後の編入増を受けて、増加トレンドにある。
他方で、
せんだい保育室(認証保育園)は、平成26年度頭の定員充足率:85.0%で定員割れ。
家庭保育福祉員(保育ママ)は、平成26年度頭の定員充足率:68.5%で定員割れ。

せんだい保育室、家庭保育福祉員ともに年央に入所率が向上するので、待機児童の受け皿として機能していることは間違いない。
しかし、「待機児童がいるのに認証、保育ママは定員割れ」という状況を解消できている訳ではない。

 

家庭保育福祉員(保育ママ)の運営体制

hoya_t blog : 2014/6/11 【蕨市議会】2014年6月定例会一般質問 市内認可保育園、家庭保育室の管理監督状況について
このエントリで解説し、本年2014年6月定例議会で取り上げたように、しっかりしたまともな法人(社会福祉法人と株式会社)が運営しているはずの認可保育園ですら、人材育成が追いつかずに(決して悪意があるわけではないものの)保育の質が確保できていないケースがあるものと思う。
行政による管理監督をしっかりやることが必要だ。
定期的に巡回チェックしたり、何らかの事故、ケガなどのインシデントが発生した際は報告書の提出を求めるなど。

家庭保育福祉員は、一般家庭のママが、自宅で、他人の子供を預かって保育する制度であるので、認可、認証以上にしっかりした、行政による管理監督が必要なはずで、実際のところ、仙台市ではどんな体制で運営していて、どのくらい大変なのか?


人員体制は、事務スタッフが1人、巡回サポートは公立認可保育園の園長経験者(定年を迎えた人)4人という体制らしい。
これで53ヶ所の家庭保育福祉員をサポートしている。
1サポート担当者当たり13.3施設を担当している。
1日当たり2.5施設を巡回サポートすると仮定して、1施設当たり月間で3.8回巡回サポートを受けられる、つまり週に1回くらい訪問を受ける、というイメージだろうか。

このくらいの規模の人的リソースで十分に運営できるのであれば、
例えば、蕨市が施設数10規模で保育ママ制度を創設するとしたら、
・事務スタッフ:(他の業務と兼任で)1人
・巡回サポートスタッフ:0.75人
くらいで十分、ということになる。

事前に想像していたよりも、人的リソースは小さくても制度の運営が出来るようだ。
蕨市程度の体力でも、十分に運営可能だ。

 

保育サービス相談員

横浜市の保育コンシェルジュ制度を参考にして、同様の制度を作っている。
3-40代の子育て経験者(お母さん)を嘱託として採用し、各区役所に配置しているとのこと。
今のところ、うまくいっているようだ。

一般的に、保育行政の担当部署というのは、認可保育園の入園審査をする部署でもあるので、保護者にとっては、なかなか気軽に相談できる雰囲気はない。
気軽に相談できる、保育コンシェルジュ制度はなかなか意味のあるものだと思う。

蕨市の規模であれば、取り急ぎ、市役所に一つ席を用意して、週に2,3日勤務くらいの体制で保育コンシェルジュ制度を作ってみてもいいかもしれない。


陸前高田視察レポート

2週間前の2014年7月1日(火)に、所属している蕨市議会の自民党系会派 新生会において、津波の被災地である陸前高田市に視察ツアーに行って参りました。

津波の後の陸前高田には、2回訪れたことがあります。私費で。
今回は、前回訪問からわずか2ヶ月後なので、それほど大きな変化は観測出来ませんでした。会派の視察ツアーは、会派所属議員全員参加が必須である上に、行き先の意思決定に当たってはベテラン議員の意向が反映されます。事実上、私が「2ヶ月前に行ってるから」ということで参加を拒むことは出来ませんでした。

hoya_t blog : 東北被災地巡り その6 南三陸~気仙沼~陸前高田 (2014年4月)
hoya_t blog : 2012年4月 津波の被災地に行ってきた。(8)気仙沼~陸前高田 (2012年4月)

 

JR大船渡線のBRT


気仙沼駅構内。
BRT(専用軌道の代行バス)のための専用プラットフォーム。


気仙沼駅前のBRTバス停。

BRTは、乗ってしまえば普通のバスです。
座席が窓に向けて配置してあるなど、単なるコミューターではなく、観光客が喜びそうな内装にもなっていました。


BRTの中から。
陸前高田市内の盛り土現場。


陸前高田市内の盛り土現場。


山を切り出して盛り土用の土を平地(旧市街地)に運ぶための大型ベルトコンベア。


そして、仮設の陸前高田市庁舎へ。
何年でも使えそうな、綺麗で機能的な建物です。
しかし、あくまでもプレハブなので、耐震性は低いでしょうね。

 

人員体制(津波による多くの職員の死亡・行方不明と、全国の自治体からの応援職員)

正規職員数は、
震災前:295人
内、68人が死亡・行方不明

震災後に増員を進めて、
現在:270人
+105人 全国の地方自治体からの応援職員

後述のように、一般会計が復興のために一時的に膨張しています。そのため、仮設プレハブの市庁舎も増築を重ねておりますが、人手が圧倒的に足りない状況です。

応援職員については、国や県の職員は、対住民の直接サービス提供をやったことがないので、使いものにならないとのこと。

理想的には、人の派遣ではなく、部署丸ごと派遣してもらい、一つのセクションを丸投げしたいとのこと。

 

一般会計の一時的膨張

震災前:110億 (人口24千人)

今:1,300億 (人口21千人)

ということで、12倍に膨張しています。
もちろん、補助金を原資とした復興予算の増大によるものです。
参考値として、蕨市の一般会計は219億(人口72千人)です。

これらの予算を使うのは大変な仕事で、単純に人員体制を数倍規模に拡大しないとオペレーションが回らないでしょう。

そのため、盛り土を含めた復興系土木業務一切をURにアウトソーシングしているとのこと。
たしか大槌町の復興系土木業務一切もURが仕切っているようだったし、URにとってはかなり砂金嵐な状況。しかし、そもそも、URってそんな仕事のノウハウ持ってるのだろうか?
行政側に案件を仕切れるだけの十分な人的リソースがあれば、直接ゼネコンに発注すればいいわけで、何とももったいない。

 

復興の最大の課題:土地の権利処理

被災した沿岸地域は既にガレキは撤去され、更地になっている。
これからやることは、発想としてはシンプルで、盛り土をする、というもの。

しかし、それぞれの土地には所有者がいて、行政が勝手にいじるわけにはいかないので、土地所有者全てと交渉をしなくてはならない。
この用地交渉の作業が一番大変なのだそうだ。

相続の時にいいかげんに処理しているところも多く、地権者が誰だか分からなかったり、遥か遠方に住んでいたり、30人の用地係があっちこち走り回っているらしい。

国に対して、用地交渉をせずとも行政が勝手に盛土が出来るように制度改正を求めているとのことだが、これは多分実現不可能だろうとのこと。

 

被災地間での復興最速の秘訣

私の観察によると、各被災自治体の中で、陸前高田市が最も復興が進んでいる。

その秘訣を知りたくて、ずばり先方に聞いてみたのだが、いまひとつしっくり理解できる回答は返って来なかった。

 

非常時の行政と議会とのコミュニケーション/議会・議員が果たすべき役割

非常時(災害発生直後の混乱している時)に、議会・議員がどのような役割を果たすべきか?

蕨市議会においては、
現状では、非常時に議会・議員が果たす特別な仕事は何もない。平時と何も代わりはない。

議員の一部の中には、「議員は特別なんだから、行政側は、議員に対して特別に情報を流すべきだし、特別な役割を与えられるべきだ」みたいな意見も存在する。

私は、 以下のエントリで述べたように、非常時には首長に権限を集中し、議会は首長・行政の仕事の邪魔をしないようにするべきだと考える(だからこそ、共産主義者を首長にしたらダメなんだ!)。また、行政との市民との間の情報伝達・コミュニケーション経路はシンプルであるべきであり、かつ多元的であってはならないので、網羅性の高い、町会などの自治組織を活用するべきだと考える。非常時の行政の仕事を無駄に増やすべきではない。
hoya_t blog : 2012/8/20 危機における市議の役割

陸前高田市においては、今後の課題として、非常時の行政と議会とのコミュニケーション経路を、
行政 ←→ 議長(市議会議長)
に一元化し、個々の議員は全て議長を窓口をする体制を作ろうとしているとのこと。
個々の議員が好き勝手に口出ししないようにするための仕組みで、これはこれでアリだろう。


夏の交通事故防止運動出発式に行ってきました。

本日2014年7月15日(火)、蕨市錦町のイトーヨーカドー錦町店にて、夏の交通事故防止運動出発式が行われました。

私は、とだわらび交通安全協会のメンバとして、このイベントに参加致しました。


蕨警察署長のご挨拶。


イトヨの周りで、買い物客に対して、交通安全啓発グッズ1,000セットを配る。
中には、テッシュ、反射テープ、パンフレット等が入っています。
どの程度の効果があるものなんでしょうか。

関係者の皆様、お疲れ様でした。

交通事故にはお気をつけ下さい。