保谷武は2015年5月 蕨市議会議員選挙で当選しました。

多くのご支援者の皆様のおかげです。ありがとうございました。

(公職選挙法上、印刷物などでお礼を言うのはNGですが、ネット上ならOKだそうです。よく分からんルールですねw)

当選してよかったです。

 

さて、以下に感想と今後の方針などをつらつら書きます。

 

選挙戦の感想

選挙って、要するにお祭りなので、楽しんで臨むことが出来ました。
それなりに精神的には疲れましたけど。
肉体的には、一日中歩いたり自転車に乗ったりするくらいなので、この程度では疲れは全くなし。
ストレスで痩せるタイプと太るタイプがありますが、私は食欲が増進して太るタイプです。ココしばらくはトレーニング時間が確保できておらず(5月の月間ラン走行距離はわずか274km)、腹回りが確実に太りましたね。2週間後には富士ヒル(Mt.富士ヒルクライムという自転車レース)なんですけど。

 

同日の市長選がなくなったことで、投票率が大きく下がった。

市長選がなくなったことも、その結果として投票率が下がったことも、残念な限り。
投票率が下がれば、固定票比率が高い組織政党に有利に働く。自民党には不利になる。

 

自民党系・保守系は、8名→9名に伸長

定数18のところ、今までは自民党系・保守系は、8名だった。市長は日共なので、最大会派ながら野党という立ち位置だった。

国政レベルと同様に、地方レベルでも、自民党と公明党は友党関係にあり、案件ベースで協力することが多い。蕨市議会においては議長職は慣例的に1年交代だが、通常は最大会派が独占するはずの議長職を、公明党に渡す時もある。

従来は、
自民党系・保守系8名+公明党3名 = 11名
で過半数という状況で、結果的に、公明党さんにキャスティング・ボートを握られてしまうような状況もあったが、自民党系・保守系が9名に伸長したことで、議会内での存在感は強まるだろう。

ところで、自民党系・保守系の新人3人(内、1人は元職)のうち、現時点では全員が自民党籍を持っているわけではない。基本的に、入党を促して行くわけだが、全員が入るかどうかは未だ分からない。

 

議席を減らしたのは民主党

我が自民党系・保守系が1議席増だったのに対して、1議席減らしたのは民主党。2→1となった。

落選した現職議員は、若く、2期8年間をしっかり務め、地道に地域の活動にも精を出していた方で、立場と考えは違うが、個人的には残念だ。

 

隠れ日共候補の当選を阻むことが出来て嬉しい

無所属で、政策パンフレットの上では「無所属市民派」を名乗っていた山岡候補は、私は直接話したことはないし、選挙期間中に何度か宣伝車の上からすれ違って会釈した程度の面識しかなく、何の恨みもない。どんなお考えの方なのかもよく知らない。この方は、日共党員である共産主義者の頼高英雄市長のバックアップを受けており、「隠れ日共」とみなすことができる。

この候補者が万が一にも当選してしまったら、日共の勢力が、
日共公認4名+隠れ日共1名 = 5名
となってしまうところだった。
当選を阻むことが出来たのは嬉しい限りだ。

票の動きを見ている限り、日共の組織票の票分けは為されなかったようだ。

 

ゲームのルールをようやく把握したw

政治と選挙は別モノ!
選挙には選挙のルールがある。

4年前の私の1期目の選挙の時は、初体験だったし、言われたことを言われた通りにやるだけで精一杯という感じだった。
その後、4年間の間に幾つかの選挙を選対内部でお手伝いして、そして今回、自身の2回目の選挙を戦って、ようやく、ゲームのルールを把握した。今更だけどw

どうすれば当選させられるかとか、トップ当選を作るためにはどうすればいいか、みたいなルールを把握した。
(ルールを把握した、というだけで、現実的に技術的に自分に可能かどうかは別問題。)

ルールを把握したので、今回の選挙戦は、なかなか楽しかったw

私は、大学で政治学をちょっとかじったけど、選挙のゲームのルールは、どこの学者も研究していないし、その手の書物も存在しない。
だからこそ、選挙コンサルとか選挙ゴロみたいな商いが成り立つんだな。

ゲームのルールは、土地柄によっても異なるし(狭い蕨市内でも、それぞれの地域ごとにルールは異なる)、法制度の改正やテクノロジの発達とともに、時間が経つと変わっていく。

ここにはあまり詳しいことは書かないが、大選挙区制における、自民党系・保守系の古いスタイルの選挙戦は、自民党系・保守系内部での陣取り合戦。
だからこそ「怪文書撒くぞ!」みたいな脅しが未だに効果があったりするw
昔は、投票日の前夜には、徹夜で自分たちの地域によそ者が入ってこないように見回りをしたらしいが、今回は僕も本当に、投票日前夜の20時に選挙活動が終わってから、デジカメを持って、スーパーカブに乗って、自分の地盤とする地域を見回りした。

 

4年後に向けての今後の活動

自民党系・保守系としての今後の最大の課題は、4年後の市長選での市長奪回。

今回の市長選は、日本共産党籍を持つ共産主義者の現職頼高英雄市長に、無投票での3選を許してしまった。
蕨自民党そして蕨市議会 自民党系・保守系会派の大敗北だ。
今回の大敗北を徹底的に反省して、4年後に向けて周到な準備をしないとならない。

詳しいことはいつか別途書きます。