銅鑼湾書店

この週末、所用があって香港を訪れたついでに、例の銅鑼湾書店に立ち寄ってみた。
(昨年に続きVibram HK100に参戦してきたのだけど、ミゾレが降って激寒!何とか昨年タイムを30分縮めて完走したけど)

20160124 銅羅湾書店

銅鑼湾Causeway bayの、そごうの目の前。

そう言えば、昔、この近くにNOKIAの旗艦店があったような。SIMフリーケータイの調達に来たことがある。oviへの参入もちょっと検討してたので。今ググってみたらヒットしないので、さすがに撤退したのかな。

20160124 銅羅湾書店

狭い入り口。

20160124 銅羅湾書店

このビルの2階。

20160124 銅羅湾書店

習近平 中共国家主席の本とかのポスター。

20160124 銅羅湾書店

お休みでした。

20160124 銅羅湾書店

missing impossible

 

産経新聞 2015/11/12 : 香港の“反中書店”に異変、店主ら続々失踪の怪…誰が何の目的で?
日経新聞 2016/1/10 : 香港の書店経営者失踪、広がる波紋 デモ実施・海外から懸念も
日経ビジネス 2016/1/13 : 香港銅鑼湾書店「失踪事件」の暗澹 香港の一国二制度を見殺しにするな
NEWSポストセブン 2016/1/6 : 香港書店関係者4人が中国大陸で行方不明 当局が身柄拘束か

拉致された(可能性が高い)関係者は、すべて華人のようだが、英国籍の人や、スウェーデン籍の人もいる。しかも第三国において、拉致されている(可能性が高い)。

中共は、香港特別行政区への締め付けをじわじわと強化しているわけだが、一昨年の雨傘革命の時から更に一段階進んだことになる。

ここはさすがに、歴史的に香港に対して特別な責任を持つ、英国が出張るべきところかと。英国籍人が拉致されている(可能性が高い)ところでもあるし。

この状況が看過されるならば、もう本当に香港は何でもアリになってしまう。香港からのキャピタルフライトは益々進んでいくだろう。僕個人的のも、HSBCの中環本店に口座をもって、ささやかな資産を置いているのだが(もちろん日本国の税務当局には運用益を申告している)、さすがにちょっと怖くなってきた。

まあ、個人的には、チャイナの将来にはかなり楽観的で、チャイナは本気で米国の覇権に挑戦するつもりで、そのためにはグラスノスチとペレストロイカが必要なことは中共の指導者層は深く理解していると思うのだが・・・これはちょっと別の機会に書くと思います。

 

 

※追記

登山ちゃんねる : 【大帽山】霜見物の80人を救助 山頂はマイナス6℃ 低体温症に…

まさにこの、大帽山、Vibram HK100のコースの最後の山で、当夜の午前2時とか3時ころにガタガタ震えながら越えたんだけど、山の上で数百人以上の若者たちがテントを張って浮かれ騒いでいるので何があるのかと思った。
ミゾレ混じりの雨で、雨が降るそばからシャリシャリ凍っていき、路面は部分的に凍結してツルツルすってん転ぶほどなのに、自転車を押して登ってくる人までいるし。
南国の人には、雪とか霜とか路面凍結とかがどういうことなのか想像できないんだな、ということがリアルに分かった。
人は、自分が体験したこと無いことは、頭では分かっていてもなかなか想像出来ないものなのだな、と。
尚、レースは、僕がフィニッシュした後、中止になった。
あの夜から、今時点で既に48時間近く経ってるけど、まだ背中から腰にかけて寒気が残っている感じがするし、手の指先は軽いシモヤケ。