NPO法人わらび市民ネット 創立10周年記念式典がございました。

本日、2023年1月21日(土)、蕨市立文化ホールくるるにおきまして、

NPO法人わらび市民ネット
創立10周年記念式典

がございました。

10周年おめでとうございます。

 

同NPOは、蕨市内で活動する、ボランティア団体、地域コミュニティ団体、趣味のサークル等の運営支援を行うほか、

「○☓をやりたいな~、一緒にできる仲間がほしいな~」というニーズと、各団体のシーズとをマッチングする機能を提供しています。

また、そのための拠点として、くるる1階に「わらびネットワークステーション」というオフィスを運営しています。
これは、蕨市との協働事業です。

協働事業というのは、一般的な商取引の受発注関係とは異なり、また、共同で出資をするという意味でのJ/Vとも異なり、民間団体の提案により市がお金・オフィス・その他の何かを提供して、対等な関係で共同事業を行うものです。

 

20230121 NPO法人わらび市民ネット 創立10周年記念式典

市議会議長としてお祝いのご挨拶をさせていただきました。

同僚の古川議員が撮影してくれたもので、たまたま拳を握りしめている瞬間の写真ですが、もちろん、選挙演説をしているわけではありません。

 

私見ですが、

既に、町会などの地域コミュニティ団体では役員のなり手がおらず、民生児童委員、保護司などの公的ボランティアにおいても引き受け手がいなくて、困っています。

中小企業においても、十分に商内が回っているにも関わらず、経営者の後継者が見つからなくて廃業に至るケースが増えています。

今後、各種ボランティア、趣味のサークルにおいても、同様に、創業メンバーでもある役員が高齢によってリタイアするとともに、多くの会員がいて、活発に活動しているにもかかわらず、役員のなり手がおらずに、惜しまれつつ解散を迫られるケースが増えていくのではないかと思料します。

現に、私の地元でも、某シニア層向けハイキングサークルがあり、それはそれは毎月あちこちにハイキングに出かけて、宴会でカラオケに興じて活発に活動していたのですが、創業メンバーでもある役員が高齢により足腰が弱ってくるとともに、役員の引き受け手がおらずに解散に至ってしまった、というケースがありました。

これは、とても残念なことです。

人は、おおむね、同世代の人たちといる時に、リラックスして楽しい気持ちになるものですから、なかなか新しい若いメンバーというのは入ってこないものなのです。

このような事態が生じないように、何らかの支援を行っていくことを期待申し上げたいと存じます。

 

 

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第2部は、蕨市出身で、市民活動についての政府委員、大学講師などを務める永沢映氏の講演でした。

ネスト赤羽のインキュベーションマネージャーもやっておられるそうで、今はなき荒川区の西日暮里スタートアップオフィスの出身者として、ぐっと親しみを感じました。
ともに、東京都特別区が運営する(運営していた)行政系インキュベーション施設ですね。

 

このパワポの中で、謎なのが、和楽備茶漬け

これ、何なんでしょう?

以前、市外の同僚に「おれ、蕨に住んでんねん」という話をしたら、「あ、お茶漬けの街だね?」と返されて、びっくりしたことがあるのです。

蕨茶漬けなんて、蕨市に住んで20年くらい経ちますが、見たことも聞いたこともありません。なぜ、市外に住む同僚が知っていたのか、謎は深まるばかりであります。