埼玉県の新規就農支援策

先日、令和6年(2024年)6月28日(金)、蕨市内の農業系団体

  • 蕨市農業委員会
  • わらびりんご生産管理団体
  • 蕨市園芸緑化研究会

の総会がございました。

私はそれぞれの総会後の合同懇親会から参加致しました。

 

 

私は、蕨市園芸緑化研究会の現役メンバであり、かつては蕨市議会からの出向で蕨市農業委員を務めておりました。

(かつては、蕨市農業委員会には市議会議員枠が1あったのですが、制度が変わって、今は無くなりました)

 

 

蕨市のみならず、県内全域において、農業者の高齢化・後継者確保難が、長期的なトレンドとして続いております。

そのため、埼玉県では、様々な新規就農支援策を行っています。

  • 就農支援セミナーの開催
  • 就農相談窓口による相談の受付
  • 見沼田んぼ就農予備校・埼玉県農業大学校・明日の農業担い手育成塾での技術研修
  • 就農準備資金事業による、年間150万円を最長2年間の交付

など、かなり力を入れて取り組んでいます。

 

 

しかしながら、これらの新規就農支援策のどれもが、

「今までのキャリアを捨てて、人生を賭けて、背水の陣を敷いて、専業で農業にチャレンジする!」という方々向けなのです。

これは、かなり敷居が高いですね。

 

 

ところで、世の中は、

  • 副業ブーム
  • 二拠点生活ブーム

です。

 

 

世の中には、副業として、「週に1日か2日くらい農業やってみたい!」という人もたくさんいます。

私も週1くらいで出来るものならば、週1農業やってみたいですねー。

 

 

本年、令和6年(2024年)2月定例議会における、予算特別委員会においては、私は、「副業としての新規就農支援策を考えていただきたい」と、埼玉県農林部に対して要望致しました。

 

 

自ら土地を買って(あるいは借りて)、自営農家としてやるのであれば、週1、週2程度の労働力では難しいと思いますが、例えば、「農業生産法人への週1、週2日程度のパートタイム勤務」のような形であれば、あり得ると思います。

 

 

引き続き、考えて参ります。

 

PXL_20240628_101601054


蕨・独リンデン市民交流協会のオクトーバーフェストinサマー

先日、令和6年(2024年)6月29日(土)、蕨市中央公民館におきまして、蕨・独リンデン市民交流協会による、オクトーバーフェスト in サマーがございました。

202406 蕨・独リンデン市民交流協会 オクトーバーフェストinサマー

蕨市とドイツリンデン市とは、1977年からの長きに渡り、友好都市として、あたたかい友情を育んできました。

先日、リンデン市から蕨市へ訪問団がやってきました。
市内のご家庭が、ホームステイを受け入れ、おもてなしを致しました。

 

 

オクトーバーフェストは、文字通り、本来は10月に行われるイベントですが、この度、訪問団受け入れの慰労を兼ねて、この6月という時期に行われたものです。

 

 

ホームステイを受け入れたご家庭は、いろいろと大変だったと思います。

一言ずつ感想をお聞きする機会があったのですが、

「大変だった」という意見がある一方で、

「とにかく楽しかった」、「大変なことよりも、楽しさの方が大きかった」という声もありました。

 

 

相互の訪問団による訪問は、定期的に行われているのですが、蕨側・リンデン側ともに、顔ぶれが固定してしまっており、同じ方が何回も参加しているようです。

個人的には、学生や若い方々に積極的に参加してもらいたいと思いますね。

 

 

円安、燃料高が続いており、海外旅行費用がコロナ前と比べると体感値で2-3倍に拡大している昨今ですが、私も機会があればリンデン市を訪れてみたいと思います。