埼玉県 令和7年度(2025年度)予算案 県土整備部の蕨市部分

ただ今、埼玉県議会では、令和7年(2025年)2月定例議会が開かれており、来年度(令和7年度 – 2025年度)の予算案が審議されております。

 

県土整備部関連、つまり道路、河川、橋梁などの土木に関するもののうち、蕨市に関する項目を以下に解説します。

R7蕨市箇所付け一覧

蕨市に関する部分は、3点です。

 

 

①県道 蕨停車場線(和楽備神社~北町歩道橋) 障害者誘導用ブロック(点字ブロック)修繕

県道117号 蕨停車場線の、和楽備神社(上記地図のA地点)から、北町歩道橋(同B地点)までの300m区間です。

片側1車線の車道の両側には、それぞれ歩道があります。

両側歩道の障害者誘導用ブロック(点字ブロック)の修繕を行います。

令和7年度埼玉県当初予算案 点字ブロック修繕

ブロックの歩道に、点字ブロックも埋め込まれています。

点字ブロックは、規格が変わっております。
現地の点字ブロックは古い規格によるものであり、最新の規格では不合格のものなのだそうです。

最新の規格では、点字ブロックの角が、杖などが引っかからないようにもっと丸みを帯びているそうです。

 

これらの修繕を行います。

新しいものは、点字ブロックではなく、点字シートを上から接着剤で貼り付けるタイプになるそうです。

 

 

②県道 川口蕨線(南町~西川口) 電線地中化 本体工事

こちらの記事にて、工事進捗にて解説した、県道110号 蕨川口線の電線地中化問題です。

前任の須賀敬史 前県議会議員の時代からの、蕨市から県に対する要望事項であり、少しずつ工事が進められてきていました。

私も、令和4年(2024年)2月定例会 県議会一般質問にて地元要望として取り上げ、県土整備部に対して強くリクエストしたところです。

 

令和7年度埼玉県当初予算案 県道川口蕨線 電線地中化本体工開始

第一中学校正門前の丁字路にて。

 

 

この道路の電線地中化は、蕨駅側から南へ向けて進められており、今は塚越陸橋のたもとの丁字路(蕨南町郵便局の近くの丁字路。上図のA地点)までは完成しております。

ここから西川口方面に向けて、これまでは、支障物(電線以外の、例えば通信ケーブルなど)の地中化工事が進められてきており、いよいよこれが終わりました。

上記写真を見ると、既に何度も掘り起こして工事を行ったため、歩道の舗装がボコボコになっている様子が分かります。

 

 

来年度からは、電線本体工事に着手することになります。

電線本体の地中化工事が終わった後も、横の電線との接続の工事や、既存の空中の電線・電柱の撤去工事を行う必要がありますので、まだまだ完成までには年月がかかりますし、今の時点ではその時期は未定です

 

 

 

③緑川(中田橋~稲荷橋の300m区間) 護岸修繕

緑川については、水害対策としての河川拡幅が、永年の地元要望です。

この件もまた、令和4年(2024年)2月定例会 県議会一般質問にて取り上げました。

 

令和7年度埼玉県当初予算案 緑川河川管理施設修繕

この写真は、塚越小学校の付近です。

護岸の表面はコンクリで固められている用に見えますが、コンクリの下をのぞくと、鋼矢板が上から下に差し込まれています。

かなり老朽化しており、金属が腐ってボロボロになっている箇所も見られます。

これらの修繕です。

 

 

 

さらによりよい、住みやすい蕨市のために、活動してまいります。