auの定額パケ代料金体系が変更される。
従来は、EZフラットという定額制に申し込んだ人に限り、一律4,200円(税別)だった。
この4,200円というのは微妙な価格設定で、人によっては、「えー、一ヶ月にパケ代だけで4,200円なんて、使い切らないよ!」というものだった。
auの新しい料金体系では、名称を「ダブル定額」と変更し(以下全て税別)、月当たり、
40,000パケットまでは、2,000円
40,000~84,000パケットの場合は、0.05円/パケット
84,000パケット以上は、4,200円
となる。
定額料金体系が2,000円と4,200円の二種類になる訳ではない。
月にパケ代を2,000円分以上使う人にとってはトクになる訳で、単純に敷居が低くなる。
従って、この定額コース「ダブル定額」に申し込む人の比率はますます高くなっていくものと思われる。
ここで、ケータイキャリア各社の経営上の重要な指標の一つに、「ARPU」というものがある。average revenue per userの略で、つまり、端末一台当たり収益のことだ。
ケータイの台数は未だに増えているとはいえ、日本人の人の数はほぼ一定なので、いずれ頭打ちになるのは明らか。そこで、ケータイ各社としては、ARPUをいかに上げていくか、というのが経営上の重要なテーマとなっている。
ARPUの数字は、ケータイキャリア各社のIR資料を見ると、詳細に説明してある。
当たり前ちゃー当たり前だが、音声ARPUは、どこのキャリアも下がっている。
自分自身を振り返ってみて、あるいは、周りの人に聞いてみると、ケータイでの友達同士、あるいは女の子とのP2Pコミュニケーションは、音声ベースからメールベース(データ通信ベース)の比率を高めているはずだ。
で、パケットARPUについて(以下は各社のIR資料から)。
ドコモFOMA(3G)は、
2003年3月 2004年3月 2005年4月予想
¥5,050 ¥6,900 ¥6,410
となっており、結構高い。
ドコモのFOMA(3G)+PDC(2G)では、
2003年3月 2004年3月 2005年4月予想
¥1,750 ¥1,970 ¥1,880
結構低いね。
ドコモのパケットARUPは横ばいだ。
私の感覚的には、ユーザが使う月当たりのパケット量は増えているはずで、にも関わらず、パケ代の値下げなどによって、政策的にARUPを横ばいにさせているのではないかと、私は予想する。
auでは、
2003年3月 2004年3月 2005年4月予想
¥1,290 ¥1,640 ¥1,800
これは、増えてきている。
しかしながら、新しいauの定額料金体系「ダブル定額」の下限値である2,000円よりは低い。
今後は「ダブル定額」に申し込む人の比率が増えるはずで、従って、auのパケットARUPは、2,000円に近づいて上がっていくはずだ。
つまり、auの収益力は上がっていくはずだ。
ちなみに、某エムラボのmラカミさんが一ヶ月に使うパケ量は、14万パケットとのこと。
私の場合は、今、au端末で確認すると、6月頭から16日までだけで298,389パケットも使っている。
・・・勝った\(⌒▽⌒)/
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