彩の国さいたま芸術劇場がリニューアル

彩の国さいたま芸術劇場は、令和3年度より84億円をかけて大規模改修工事を行いました。

  • 耐震化
    壊れやすい簡素な吊り天井を撤去して、頑丈な構造の天井に造り直すなど。

 

  • 感染症対策
    換気能力の工場、CO2制御など

 

  • 椅子の座面の更新

が主なポイントですが、これ以外にも細かいものを含めた全面的な改修です。

 

この度、大規模改修工事が完了し、リニューアルオープン直前のタイミングで、自民県議団1期生の会にて視察してきました。

先日の内覧会では、3千人の方々が詰めかけたそうです。

埼玉県民の誇りとなる、素晴らしい劇場です。

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西側(駐車場側)の入口。

 

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ガレリア。

吹き抜け状の回廊となっています。
日当たりの良く、訪れた日はちょうど晴れていたので、気持ちのいい日差しが差し込んでいました。
火災の際は、排気口にもなります。

 

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音楽ホール

 

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音楽ホール。

ピアノの音響テスト?プロモーション画像の撮影?をやっていました。

2階席が全面的に作り変えられ、快適になりました。
中央を向き、座面の高さが高くなっており、手すりと視線が干渉しにくくなりました。

 

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音楽ホールの天井。

既存の簡素な吊り天井を撤去し、頑丈な構造の天井を新たに造り直しました。

その際に、既存の天井を3Dスキャンして、そっくりそのまま再現したそうです。

 

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小ホール

中央を半円状に取り囲む構造となっています。

観客と演者の距離感が近い感じで、実験的な演劇が行われるそうです。

 

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小ホール

 

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大ホール

椅子のシートが張り替えられました。
ふかふかしていて、気持ちいい座り心地です。

 

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最後に記念撮影ぱちり。


奉祝紀元節

紀元節をお祝い申し上げます。

天皇陛下万歳。

 

 

ところで、話は全然変わりますが、つい最近より、調べものの時も、文章を書く時も、ほぼ全面的に生成AIを使っています。

今のところ、各社の無料版のみを使い比べて、何となく自分と相性が良さそうな、

  • Microsoft Copilot
  • Google Gemini

の両方を(どちらかを使い分けているわけではなく、両方同時に)使っています。

この種の生成AIの中では、ChatGPTが圧倒的に有名ですけど、あれはポリシー上、2022年までのデータしか読み込ませていないので、調べものをする際は、まったく使いものにならないんですよ。(今時点では)

 

有料版は使ったことありませんが、無料版と画期的に違うものならば、月額3,000円くらいならば喜んで払いたいです。

 

 

ということで、画像生成機能を無料版の中でもっている、Copilotを用いて、お祝い画像を作ってみました。

 

 

「日本国の建国記念の日をお祝いする画像」で生成してみると、

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びみょうに惜しい!

星条旗が入っているのは何なんでしょうね。
「日本国の~」と指定しているのに。

時季的に桜が出てくるのもおかしい。
お祝い = 桜というイメージなのでしょうか?

 

 

「老若男女、犬や猫までが大勢集まって、明るく楽しそうな表情で、日本国の「建国記念の日」をお祝いしている画像」で作成してみると、

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うーむ。

4つ目のように、リアリティ追求型のイラストは、やはり不気味ですね。

 

 

もう一度。

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旭日旗はギリギリいいとしても、日の丸が4つ入っている旗は何なんでしょうか?

 

 

だんだん気持ち悪くなってきたので、この辺で終わりにしておきましょう(笑)


災害ゴミを広域処理する枠組み

能登半島地震では、膨大な量の災害ゴミが発生

元日に地震が発災した能登半島において、膨大な量の災害ゴミが生じているようです。

石川県全体で240万トン、平時における年間ゴミ排出量の7年分、

市町村ごとにみると、

珠洲市では132年分、
穴水町では96年分、
能登町では46年分、
輪島市では31年分

とのことです。

 

「◯△万トン」と言われても、感覚的にピンとこないため、「◯年分」という記述をしたものと思いますが、これは、誤解を招きやすい不適切な表現です。

 

 

災害ゴミの広域処理の枠組み

それぞれの自治体が、実際に何十年もかけて処理するわけではありません。

災害後においては、よその自治体が協力して、短期間で災害ゴミを処理するための枠組みが既に出来上がっております。

 

  • 本来、ゴミ処理は市町村の中で行うのが原則。

 

  • 災害時は、そうもいかないので、県内の他の市町村が手伝う。この調整は県が行う。令和6年6月の越谷市水害(市域の1/4が15cm浸水)の時は、埼玉県においては、この枠組みを用いて災害ゴミの処理を行いました。

 

  • 都道府県内でも処理しきれない場合は、環境省の環境事務所(全国に8つあり、埼玉県を管轄するのは関東地方環境事務所)が調整を行い、他の都道府県が手伝う。

 

 

ということで、災害ゴミの広域処理のための枠組みは既にあるのですが、能登が半島であり、運搬するための道路ネットワーク上の制約があることを考えると、やはりそれなりの月日はかかるでしょうね。

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2012年4月に訪れた石巻市内。

 

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同じく2012年4月の南三陸町。

 

東日本大震災発災から13か月後ですが、まだまだあちこちガレキの山でした。

東日本大震災で生じた災害ゴミは、津波堆積物1,100万トンを含めて3,100万トンとのことでした。

当時の訪問レポートは、ここから幾つかのシリーズ記事でまとめてあります。


令和6年 和楽備神社節分祭

令和6年(2024年)2月3日(土)、和樂備神社の節分祭がございました。

 

疫病、自然災害などの様々な厄災が蕨から去っていきますよう、お祈り申し上げます。

 

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神事の後、豆をまきながら社殿を一周します。

福は内! 鬼は外!

 

写真では中途半端に口を開いていて、まるであくびをしているかの如しですが、全力で叫んでいるところであります。

 

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コロナ禍において、「お福分け」は行っておりませんでしたが、今年は4年ぶりに復活致しました。

神楽殿より、豆、米、お菓子をお配りするイベントです。

幸いなことに、天気も良く、風もなく、暖かい天候でした。

 

20240203 令和6年和楽備神社節分祭

私も全力で豆や米やお菓子をお配りしました。

とても光栄なことです。

ありがとうございました。


降雪による県内被害状況まとめ

昨日、令和6年2月5日、午後から降雪がありました。

蕨市でもかなり積雪がありましたが、深夜にはミゾレに変わったようです。

 

降雪による県内被害状況まとめ(本日8時時点の県発表)

県内では最大27.5cm(秩父県土整備事務所)の積雪が観測されました。

 

  • 人的被害
    軽症53名

 

  • 家屋被害
    なし

 

  • 農林業被害
    なし

 

  • 停電
    370軒が未復旧

 

  • 鉄道
    すべて運転再開

 

  • 道路
    高速道路の通行止め
    関越道(本庄児玉IC~練馬IC)
    東北道(佐野藤岡IC~川口JCT)
    常磐道(桜土浦IC~三郷JCT上り)
    圏央道(鶴ヶ島JCT~あきる野JCT)
    外環道(大泉JCT~三郷南IC)
    首都高 埼玉新都心線(新都心西~さいたま見沼IC下り)
    首都高 埼玉大宮線(新都心西~美女木JCT)

    その他県道の通行止め、車線規制は多数あるが、県南ではなし


アフターコロナのマラソン・トレイルラン大会の傾向

久喜市が、市長公約として掲げていたフルマラソン大会の初開催(ハーフマラソンをフルマラソンに転換)を断念することを発表したとのこと。

梅田修一市長は、青年会議所の同期であり、知った仲なので、どのような形であれ、市長公約の実行を断念せざるを得ない状況は、残念に思います。

しかしながら、コスト増要因は広告スポンサー獲得などでクリアできるとしても、現行のハーフマラソンですら参加者数が減っている状況を考えると、強行するよりも開催断念する方が、現実的にはより良い判断だったと思います。

 

 

私は、マラソン、トレイルラン(登山道、林道などを中心とした山岳マラソン)は、2003年に初挑戦して以来、毎月のようにあちこちちょこちょこ参加しております。海外の大会も、北はウラジオストク、平壌から、南はシドニーまで、あれこれ参加してきました。

コロナ禍を経て、マラソン、トレイルランの大会は、かなり変質してきましたので、この際、振り返ってみましょう。

以下は、統計的・学術的な分析ではなく、あくまでも私の印象論です。

※ マラソンとは、厳密には、42.195kmを走る大会のことを指しますが、この稿では、距離を問わず、広義のランニング・ジョギング全般を指すこととします。

 

 

コロナ禍前、我が国ではマラソンブーム

元々、我が国はマラソンに強い国で、マラソンは駅伝と並んで、「観戦するスポーツ」として人気がありました。

 

2007年に初開催された東京マラソン以来、我が国では、「参加するスポーツ」としての人気が高まり、マス層が多く流入してきました。

折からの長期的な経済の停滞により、バブル期に隆盛を極めたスキー・スノボのようなお金がかかるスポーツの人気は低迷し、その代わりに、お金がかからないマラソンが手軽なスポーツとして人気を集めたことが理由だと思います。

東京マラソンは商業的にも成功を収めたため、街興しの材料として新たなマラソン大会を開催する地方が続出しました。

 

マラソンは、ガチで大会を走るならば、毎日のように走ってトレーニングする必要がありますが、東京マラソンのような大規模大会では、「職場のみんなで取り敢えず全員応募して、当選した人をみんなで応援する」みたいな、ガチ勢ではない、ライト層がたくさん流入してきました。

ほとんどトレーニングしていなければ、もちろん、速いタイムは出ないし、まともに走れるのは序盤のみで、中盤以降は延々と足を引きずりながら歩くことになってしまうのですが、それでも関門の制限時間に引っかからない限りは、いつかはフィニッシュできますし、危険はないし、フィニッシュすればそれなりの達成感が得られるものです。

たいしてトレーニングせずに参加した大会で悔しい思いをして、それを契機にどっぷりとハマってしまったような人もたくさんいます。

 

 

トレランは、あくまでもマニアックなごく一部の趣味の世界

山の中を走るのは、最低限の技術も体力も必要です。
危険だし、野生動物・生物もいるし、ケガのリスクも大いにあります。

マラソンのようにランシューズだけがあれば十分ということはなく、それなりのウェアや道具も買い揃える必要があります。

 

マラソンのように緩やかに競技人口は増えていたように感じますが、マス層に広がることはありませんでした。

大会のエントリリストを見ても、10代、20代の参加者はほとんどおらず、若くて30代、平均年齢は30~40代くらいでした。

特に海外の大会では顕著でしたが、参加者やウェアや道具を見ると、それなりの所得のある中流層以上がメインであることが伺えました。

 

競技人口が少ないこともあり、我が国ではプロ選手はほとんどおらず、大会のプランナー、オーガナイザー、あるいは練習会講師などとしてカツカツ食えるくらいのプロが数人いる程度でした。

 

 

コロナ禍で、ほとんどの大会が中止に

人と人との接触が禁止され、忌避されるようになった結果、多くの大会が中止になりました。

走り出してしまえば、参加者同士が接触することはほとんどありませんが、大会運営者は、膨大な準備作業のために集まらざるを得ません。エイドステーションでは、選手に対して飲み物や食べ物を受け渡すので、その際に接触リスクがありました。

 

 

マラソンもトレランも、エントリした大会を目標にトレーニングするものですので、大会がなくなってしまうと、トレーニングする張り合いがなくなってしまいます。

数年間に及ぶコロナ禍の間に、いつの間にか走ることをやめてしまった人はたくさんいたようです。

 

 

アフターコロナのマラソン大会

ライト層が一気に抜け落ちてしまいました。

どこの大会も、参加者数の獲得に苦戦しています。

コロナ以前であれば、参加者募集開始と同時に定員いっぱいで受付終了してしまったような人気大会でも、アフターコロナにおいては、なかなか参加者が集まらず、受付期間を延長するような事態が続出しました。

これが、今の状況です。

 

 

アフターコロナのトレラン大会

一気に参加者層が若返りました。

元々年齢層が高め(私と同世代が中央値だった)でしたが、私の同世代はごっそり抜け、どの大会に出ても、私より若い選手ばかり、という印象です。

前述のように、ライト層が多いマラソンと異なり、トレランはガチ勢ばかりなのですが、ガチ勢といえども、トレーニングを怠っていると、大会に出ることは難しくなりますので、意図せず引退した人が多かったようです。

 

 

トレラン大会は、近年はハイスピード化が進む

また、コロナ禍とは無関係な近年の傾向として、どこの大会でも、ITRAポイントレースに登録することが主流になってきています。

ITRA(国際トレラン連盟)登録のポイントレースで制限時間内に完走すると、完走者はITRAポイントを得られます。

世界的に人気の大会(例えば、我が国であれば、海外からも多くの参加者がやってくる、富士山一周100マイルの、UTMF:ウルトラトレイル de Mt.富士など)は、大会運営に当たっての事故・ケガのリスクを減らすために、「過去◯年間以内に獲得したITRAポイントが▲以上」といった条件を参加申込者に課すことがほとんどです。

ITRAポイントレースになるためには、制限時間がゆるゆるではなく、厳し目に設定しないと登録できません。

そのため、コロナ禍においてまともに山でのトレーニングできていなかった私の同世代は、加齢による衰えもあり、大会に出ても完走できなくなってしまい、一気に引退してしまったものと思います。

 

私なんかは、正直、UTMFも既に2回完走しているし、ITRAポイントなんかどうでもよく、他の選手と比べての順位も気にしないし、気持ちよく走って完走できればそれでいいのですが、そのようなゆるい大会が少なくなってしまいました。途中の関門で時間切れになり収容車に回収されてフィニッシュ会場に運ばれていくのは、悲しい。

 

 

今後

ということで、このエントリにオチはないのですが、私もコロナ禍明けに多くの大会が再開されて、喜び勇んで参加したものの、加齢の影響もあって走力が大幅に衰えており、関門時間切れとなってしまった大会が多く、かなり落ち込んでおりました。

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しかしながら、まだまだしばらくは頑張ろうと思っています。


蕨市町会長連絡協議会(町連)の新年会

蕨市町会長連絡協議会(町連)の新年会がございました。

おめでとうございます。

蕨市内には、37の町会・自治会があります。

 

地域社会のためのボランティア活動として、町会・自治会の長を務めておられる皆様には、心から敬意と感謝を表し申し上げます。

 

全国の町会・自治会と同じように、蕨市でも同様に、

・加入率の低下

・役員の後継者不足

に悩んでいます。

 

蕨市の町会・自治会加入率は、直近の数字はわかりませんが、平成30年度で64%でした。

 

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