県議会 6月定例会/私の一般質問の予定など

令和5年(2023年)6月19日より、埼玉県議会の6月定例会が始まっております。

 

 

県議会のペーパーレス

県議会では(おそらく県庁内でも)、全面的にペーパーレス化しております。

県議会では、自前のPC・タブレット類を常時持ち歩き、これで資料を見るしくみです。

ペーパーレスというと、SDGs的には「良い事」なのですが、インターフェースがこなれていないために、ユーザとして使いにくくて不便な点も多々あります。

・机の上に幾つも文書を広げて、照らし合わせながら読み進めるような閲覧ができない。
・メモする機能が貧弱過ぎて、手書きよりも遥かに不便かつ遅い。

 

 

他方で、

・全文検索ができる。

など利点もあります。

 

 

県議会の一般質問

地方議会では、一般質問という仕組みがありまして、議員がテーマフリーで何でも質問を出来る機会があります。

「質問」といったも、「~~は、どうなっていますか?」といったように、単に何かを尋ねるだけの仕組みではありません。

要望を投げかけたり、問題点を指摘して改善を求めたりした上で、「~~についてご所見は?」という形を取ることで、自らの政策案を主張することができるという機会です。

 

もちろん、埼玉県議会にも一般質問という仕組みはあるのですが、何しろ、議員数が多いために、年に1回程度しか割り当ての順番が回って来ません。

蕨市議会では、年に4回の定例会全てにおいて、一般質問をやることができたのですが。

 

PXL_20230626_073738284

当選一期目の同期生。
一般質問後、傍聴に来たご支援者、知事、自民党県連・県議団幹部とともに記念撮影。

 

 

私の初の一般質問は、来年2月定例会

1期生の中でくじ引きをした結果、来年2月定例会でやることになりました。


【埼玉県議会】任期初の5月臨時会が開かれました

昨日 令和5年(2023年)5月23日より本日24日まで、期間2日間の5月臨時議会が開かれました。

私にとっては、任期初の議会となります。

 

 

議会人事

地方議会ではどこでも、選挙後すぐに臨時議会が開かれ、正副議長、各委員会の正副委員長、各議員の所属委員会などの議会人事を決めることになります。

それぞれの任期は1年間なので、翌年の同じ頃に再び臨時議会を開き、議会人事を決め直すことになります。

従って、結局のところ、毎年、同じ時期に臨時議会を開くことになりますので、もはや臨時ではなく、定例なのですけど、慣習的にそのように呼び習わしております。

 

 

議会人事においては、

私は、

  • 総務県民生活常任委員会
  • 危機管理・大規模災害対策特別委員会
  • 予算特別委員会

に所属することになりました。

 

私としては、当面のところは、特定の分野に狭く深く精通した専門家志向ではなく、ゼネラリストとして全分野を広く把握していきたいので、一通り、常任委員会も全て一回ずつ経験してみたいところです。しかしながら、委員会任期は1年間で、常任委員会は8つありますので、全て経験しようと思ったら8年間かかってしまうことになります。

議長には、立石泰広議員(川口市選出)が就任されました。

議長室で一緒に記念撮影をさせていただきました。

 

 

補正予算

この5月臨時議会において、補正予算案が上程され、可決されております。

国からの補助率100%の補助金を原資としたもので、補正額184億円です。

この補助金は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金というものです。当初は新型コロナウイルス感染症拡大による、感染対策・シュリンクした経済対策・生活支援のための仕組みだったのですが、その後、エネルギー高・物価高対策としての性格が付与され、肥大化している代物です。

 

それにしても、蕨市の一般会計予算が、総額260億くらいなんですよ。
その7割の金額の補正予算が、会期2日間の臨時議会で決められてしまうわけです。

蕨市議会での感覚からすると、どうしても審議は大雑把なものになってしまっている感が否めません。


令和4年度 蕨市 一般会計決算は、好調と予想

蕨市議会の3月定例会が、明後日、令和5年(2023年)2月17日(金)から始まります。

 

ところで、自治体政府の年間予算と決算にかかわるスケジュールは、以下のようになっています。

例えば、令和4年度(R4/4~R5/3)の例で言うと、

予算

令和3年度3月定例会で、令和4年度予算を決めます。

令和5年度9月定例会で、令和4年度決算を認定します。

 

ということで、令和4年度の決算は、9月にならないと確定しないのですが、実は、年度末である、この令和4年3月定例会に上程される補正予算案を見ることで、何となくどんな感じなのか、黒なのか赤なのかくらいは推測できたりします。

 

 

 

 

3月は、年度末です。
補正予算案は、四半期ごとの定例会のたびに、ちょこちょことした微修正や、年度当初には想定されていなかった新規案件の追加が出てくるものなのですが、
年度末である3月定例会に上程される補正予算案は、年度末の帳尻合わせが行われるために、年間を通じて最もボリュームが大きいものになります。

 

民間企業であれば、年度末においては、
売上・利益が目標に達しそうもない場合は、「お化粧」をして上積みを図ることもあるでしょうし、
逆に、
利益が出過ぎて法人税たくさん払うのいやだなーという場合は、顧問税理士に相談しながら、税務署に否認されそうもない範囲で、経費を上積みして合法的な節税策を駆使することもあるでしょう。

 

 

では、自治体政府の場合は、年度末の帳尻合わせとして、どういうことをやるのでしょうか?

 

PXL_20230213_034312419

この3月定例議会に上程されている、補正予算書を開いてみましょう。

 

 

この中で、基金 を見てみます。

基金というのは、自治体の貯金箱のようなものです。

基金

大雑把に言うと、

基金にも2種類あり、

・具体的な目的のために、将来に備えて計画的に積み立てる、基金
例えば、庁舎建設基金、病院建替基金、など。
目標額と、スケジュールが、基本的には予め明確に定められています。
3年後にクルマを買うために、毎月2万円ずつ貯金しておこう、2万円x3年x12ヶ月=72万円貯まるから、これを頭金にしてローンを組もうかな・・・といったイメージです。

・年度ごとの財政調整のための、基金
要するに、
黒字の年度は、余ったお金を基金に(一般会計から)繰り出し
赤字の年度は、足りない分を基金から(一般会計へ)繰り入れて使う
というものです。
ここで、便宜上、「黒字」、「赤字」と書きましたが、年度末に最終的に、数字が「黒字」あるいは「赤字」となることは許されません。歳入と歳出は同額、プラスマイナスゼロでなくてはならないので、基金のお金を出し入れして、調整を図るわけです。
この、年度間のプラスマイナスの調整をするための基金を、財政調整基金といいます。

 

それでは、歳入のうち、

基金繰入金
(基金から一般会計へ繰り入れる=貯金箱から取り崩すお金)

を見てみましょう。

PXL_20230213_034317634

財政調整基金繰入金
公共施設改修基金繰入金

が、それぞれ全額、合わせて944百万円がマイナス補正され、その結果、ゼロになっているぞ。

つまり、貯金箱のお金を取り崩す必要がなかった、ということです。

 

 

次に、歳出のうち、

基金費
(基金へ一般会計から繰り出す = 貯金箱に、貯金するお金)

を見てみましょう。

 

PXL_20230213_034429481

補正前が21.8百万円だったところが、
2,208百万円増額補正して、2,229百万円になっているぞ。

22億円増額補正って、すごい増額幅ですね。

つまり、大幅に余ったので貯金箱に貯金する、ということです。

 

増額される22億円の内訳をみてみると、

PXL_20230213_034327528

財政調整基金 積立金として、544百万円増額
公共施設の建て替え・メンテナンスのための基金 積立金として、301百万円増額
蕨駅西口再開発のための基金 積立金として、360百万円増額

ここらへんが大きなところですね。

 

 

次ページへ、

PXL_20230213_034358881

この3月定例会にて新規の設置条例が上程されている、

市立病院建設基金の積立金として、10億円が増額補正されています。

 

 

ということで、令和4年度決算は、かなり好調だったようです。

なにゆえに好調だったのか、そこらの理由までは、この補正予算書からは分かりません。

 

※ 2023/2/18修正
繰入←→繰出の表記を、一部、逆に書いてしまっていたので、修正しました。


議員のなり手不足問題

1月29日付の東京新聞より、

議員のなり手不足問題について、全国の自治体議長アンケートを行い、その埼玉県内の分について集計してコメントした記事。

 

私も現職の蕨市議会議長なので、回答しました。

 

 

議長として、コメントを求められたり、イベントで発言やスピーチを求められたりする機会は多々あるのですが、

(1)議会の総意、代表者としてのコメント・発言
(2)たまたまそのタイミングで議長を務めている、私の個人的なコメント・発言

どちらを発するべきなのか、びみょうに悩むことは多々あります。

(1)の場合は、「議会の総意」というのは、都度、議会議員みんなの意見を聞いてコンセンサスを取ることは事実上不可能なので、「この程度の内容ならば、おおむね、みんなの考えから外れることはないだろう」、「自分の考えとは違う、と文句が出ることはないだろう」という、無難なコメント・発言をすることになります。

 

今回は、アンケートということなので、(2)のパターンで回答致しました。

 

 

概ね、議員のなり手不足問題は、

・国政、県政よりも、市町村レベルで、より深刻
・大きな自治体・都会よりも、中小の自治体・田舎で、より深刻

ということが言えます。

 

 

それでは、首都圏近郊に位置し、人口7.5万という小規模な市である、蕨市はいかがなものか?

 

 

以下、私見ですが、

 

蕨市でも、すぐ目の前の近い将来、「議員のなり手不足」がやってくるものと推測しします。

蕨市では、今年、令和5年(2023年)、市議会議員選挙が行われます。
今回は、定数:18以上の人が立候補することが見込まれていますが、次回4年後はどうなるか?

かなり難しいところだと思いますね。

 

 

結局のところ、地方議員というジョブは、そこから得られるものと、そのために失うもの・コストを比べると、あまり魅力的なものではないのですよ。

ボランティアの一種のつもりで臨まないと、やっていけるものではありません。

 

 

この記事の中では、「議員報酬の引き上げ」云々が取り上げられていますが、そもそも、単純に何割か引き上げた程度では、まだまだ魅力あるジョブとは言えないでしょうね。

 

「なり手」と言っても、誰でもいいわけではありません。

例えば、30代半ばで年収1,000~1,500万くらい稼いでいる、高学歴で、それなりの企業でそれなりに仕事の上で結果を出していて出世コースを走っている人、もしくは、起業していて成功体験も失敗体験も持っている人、そんな人が、魅力を感じるようなジョブにしていかないと。

 

 

 

この記事の中でも、私のコメントとして紹介されているように、最も大切なものは、

地方議員への敬意の醸成

だと思います。

 

 

今は、地方議会・議員がマスメディアで取り上げられるのは、くだらない不祥事を起こした時だけです。
多くの子ども達の目には、地方議員は、私利私欲を追い求めることしか頭にない唾棄すべき連中としか見えていないんじゃないですかね。
このような状況を変えていくように、地方議員一人ひとりも、社会全体も努力していかないと、地方議員のなり手不足問題はますます深刻化する一方でしょうね。

 

 

そのための解決策の一つとして、私がこのアンケートへの回答の中で示したのが、justアイディアですが、「地方議員が主人公のアニメ・ドラマを作る」というものです。

もちろん、これはあくまでも「地方議員への敬意の醸成」を図る施策案の一つの例に過ぎませんが、

例えば、1986年、映画『トップガン』公開によって世界中の海軍・空軍の志願者が激増しました。

1997~年、TVドラマ・映画『踊る大捜査線』シリーズを見て、刑事志願者が増加しました。

2000年代、漫画原作のTVドラマ・映画『海猿』シリーズによって、海上保安庁の志願者は増加しました。

 

地方議員が主人公のアニメ・ドラマを作れば、子供達が地方議員という職業へ憧れるようになり、地方議員への敬意が醸成されていくのではないでしょうか。

冗談のように聞こえるかもしれませんが、半分以上は本気であります。

 

 

 

それでは、私が地方議員志願者増を目指して、ドラマのシナリオをちょっと考えてみましょう。

(このドラマはフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません)

 

主人公の地方議員たちが、一人ひとりはひ弱で、喋りも演説も下手で、論理的思考力も弱いものの、仲間を作り、力を合わせて、悪の敵対会派と戦う!そんなストーリーです。

 

ひび割れた道路。シャッター通りと化した、寂れゆく商店街。十年前の耐震診断の結果が不合格だった市立病院の建物は、今にも崩れ落ちそうだ。

高齢化率は上がる一方だ。

年老いたご夫婦が相次いで亡くなると、その家は空き家のまま放置されていく。
ひとたび空き家となった建物は、少しずつ朽ちていく。

何も無い、街。

何よりもこの街に無いものは — そう、夢だ。

そんな街を救うために、俺は立ち上がる!私を捨てて!

(選挙の話は、生々しいのでカットして)初当選した、俺。

そんな新人の俺が直面したのは、魑魅魍魎が蠢く、既得権益を守るだけのことしか考えていない闇の議会の世界だった。

そんな中で、一人また一人と志を同じくする仲間を作っていく。

必死で調べ、考え、街を再生するための条例案を作り上げる。
この条例案を可決すれば、街は蘇る!
街を再生するために、この条例案を、何としても可決しなくては!
(実際にはそんな簡単なもんじゃないけどね)

事前の票読みでは賛成多数の見込みだった条例案を、悪の敵対会派の卑劣な手段によって、ひっくり返されそうになってしまう。

卑劣な悪の親玉は、俺の後援会の会長にウソを吹き込んで、後援会長経由で条例案を取り下げるように圧力を掛けてきた。
うぬぬ・・・何と卑劣な。
こんなF○○kな野郎に負ける訳にはいかない。

手に汗握る、ギリギリの攻防。

最後は、もちろん正義が勝つ。

そして、悪の敵対会派は、心を入れ替えて自らの非を悟り、主人公たちと握手をして和解する。

そして、戦いの中で、愛が芽生え、最後に、ハッピーエンド、ちゅっちゅっ。

 

シーズン1は条例案が可決するまでで、シーズン2は、その条例案に基づく新年度予算が動き出してから。

 

 

こんな感じで、リタイアしたら小説でも書いてみようかと思います。

あるいは、どなたか、小説なり漫画なりドラマ・映画の脚本なりを書いてくれる方がいらっしゃいましたら、喜んでネタをご提供致します。


【蕨市議会】3月定例会に向けて、新年度予算説明会など

さて、そろそろ、全国の地方議会では、3月定例議会の準備が始まる頃です。

3月議会は、新年度(今であれば、令和5年度)の予算を決めなくてはならないので、一年で最も忙しく、ボリューミーな議会となります。

 

ということで、先日、令和5年(2023年)2月3日、蕨市の行政当局より、蕨市議会に向けて、3月定例議会が開かれるに先立ち、事前の新年度予算説明会が行われました。

 

 

ここでは、詳細を解説してコメントするのは止めておきます。

議会に対しては既に説明されていますが、これは、あくまでも内々の事前説明といった段階です。

3月定例会の告示日である2月10日までは、まだ一般向けに公開されているわけでないので。

PXL_20230204_143704002

まあこれが、見事なまでに、バラ撒きの羅列です。

 

これはすごいくらいバラ撒きだらけです。

 

選挙を真近に控えたタイミングで、選挙対策の予算案を組むことができるのは、現職首長、現職政権ならではでありますが、それにしても、もう見事なまでのバラ撒きです。

もうほんとにすごいバラ撒きです。

ほんとにこれはすごい、見事なまでのバラ撒きです。

見ていて恥ずかしくなるくらいスゴい。

 

逆に言うと、選挙対策として、手持ちのカードを総動員するにしても、「バラ撒き」以外の策が思いつけない点が、共産主義者の現職市長の限界とも言えましょう。

 

バラ撒きって、安直過ぎるやり方なのです。

私だったら恥ずかしくて出来ないです。

もうよっぽど何も思いつかなかったか、自信がないか、ということの裏返しでしか無いので、政策プランナーとしては、恥ずかし過ぎる。

ここまで見事なバラ撒きを臆面もなくできるのは、逆に、一周回ってすごい。

 

PXL_20230204_143722706


前川やすえ議員の市政報告会がございました。

令和5年(2023年)1月29日(日)、蕨市文化ホールくるる におきまして、同僚の市議会議員、前川やすえ氏の市政報告会がございました。

20230129 前川やすえ市政報告会

前川やすえ議員は、当選同期の同僚市議会議員であります。

議長経験があります。
今は、私も所属している保守系会派:令政クラブの会長を務めておられます。

この会派は、定数:18の蕨市議会において、5名の議員が所属する最大会派であります。
最大会派ながらも、5/18というのは、微妙な数字ですね。

 

最大会派の長の立場は、会派内を束ねるのみならず、議会全体をまとめる役割も求められるので大変なのです。
ましてや、最大会派ながらも5/18に過ぎないわけですから。

 

そしてまた、会派の人間関係というのは、他の組織には類似のものは存在しない、特殊なものです。

会社組織であれば、社長は、社員に対して、
・業務命令を発することができる。
・人事権を持っている。つまり、給与査定・人事異動を決めることができる。適切な手続きを取れば免職することもできる。

という立場ですが、会派の長は、そうではないのです。

 

議員は、一人ひとりが一国一城の主であり、社長のようなものです。
つまり、議会というのは、社長の集合体であり、ウソ・騙し討ち・暴力当たり前の戦国時代の豪族そのものです。

私はやりませんけどね。夫子の道は忠恕のみ、ですから。

 

そのような中で、最大会派のリーダーとしての役割を立派に果たしておられるのが、前川やすえ議員であります。引き続き、私は、4月の県議選に当選した後も、前川氏を支えて参りたいと存じます。

 

20230129 前川やすえ市政報告会

須賀敬史 県議(6月の市長選 立候補予定)のご挨拶。

 

20230129 前川やすえ市政報告会

前川やすえ議員(左)と、カメラ目線の私(右)


【蕨市議会】9月定例議会が閉会

先週、令和4年(2022年)9月28日に、蕨市議会 9月定例会が閉会しました。

 

9月定例会は、決算審査がメインでした。

 

 

9定の一般質問で多く取り上げられたテーマ

蕨市議会は、定数18と、人数規模的に小さな議会であるために、年に4回の毎定例会において、全ての希望する議員が、一般質問を行うことが可能です。

定数が大きな地方議会では、年に1回しかできなかったり、2年に1回しか割り当てが回ってこなかったりするところもあります。

議長は一般質問を行うことは不可能なので、最大で17名、実際のところは、15~16名くらいの議員が、一般質問を行っています。

このあたりのルールは、「定数○人の議会なら、年に☓回ずつ」のような全国統一のルールがあるわけではなく、それぞれの地方議会の慣習によって定められているものです。

 

 

前回の6月定例会では、急激な物価上昇が起こったため、物価対策を取り上げた議員が多かったのですが、今回の9月定例会では、ゼロでした。

これは、結局のところ、マクロの物価対策は、国政マターであって、地方政治レベルでどうこう出来るものではないからではないかと思います。

6月定例会において取り上げられた一般質問における物価対策についての提案内容も、ほぼ全てが、低所得者向けの生活支援、激変緩和という観点からのものでした。