埼玉県議選終わりました。雑感など

昨日2015年4月12日(日)に、埼玉県議会議員選挙の投開票が行われました。

蕨市においては、私が自民党員として応援している、自民党公認 須賀敬史さん(2期目)が当選しました。
序盤から堅い選挙戦で、圧勝致しました。
おめでとうございました。

お隣りの戸田市においては、応援している自民党公認 細田善則(新人)が当選しました。
厳しい大接戦の中を、最終的には3位以下に見事な大差をつけて2位当選(定数:2)致しました。
おめでとうございました。

県内では、他にも何人か、心の中で応援したりしていた候補がいたのですが、それぞれ当選したり落選したり、様々でした。

 

 

ということで、県議選に関する雑感をメモしてみます。
くれぐれも、個人的なチラ裏のメモなので、ツッコミは無しでお願いします。

 

やはり投票率は低かった

蕨市 選挙管理委員会 : 2015年4月県議選投票速報
蕨市 選挙管理委員会 : 過去の投票率

蕨市における県議選の投票率の推移は、
2003年 (無投票)
2007年 41.17%
2011年 43.06%
2015年 34.86%

と、大幅に減少した。
かなり天気が良かったけど、県全体で見ると、結局のところ、大きな争点がなく、盛り上がりに欠けた選挙となった。
この点は、事前の大方の予想通り。

 

非自民・反自民票が対抗馬に集まった

びっくりしたのはこの数字。

今回、定数:1の蕨市においては、2人しか立候補していなかった。
我が自民党から現職が1人。
もう1人は、無所属。この方は、本当はどこかの政党と近い関係にあるのに無所属を名乗っている「隠れ無所属」ではなく、正真正銘の無所属。市議会議員(1期目)を辞めて(厳密に言うと、県議選立候補のための自動失職)、県議選にチャレンジした。革新系というか、左派市民運動系の方。市議会においては、私とは通路を挟んで2つ隣りの席だったし、もちろん本人を知っている。個人的には嫌いなわけではない(そもそも私は、考えが違うからというだけの理由で、簡単に人を嫌いになることは絶対にない。その程度の理性は持っている。まあしかし、志が腐っていたり曲がっていたりする人はあっさり嫌いになるけどね)。知っているから言いづらいが、いわゆる泡沫候補というやつだ。

今回は、前回4年前と異なり、民主党が候補を立てなかったので、民主党支持層、日共支持層を含む、非自民・反自民の票が全てこの無所属候補に流れるだろうと言われており、思いの外、たくさん票を取るだろうと予想されていたのだが、さらにその予想を上回ってたくさん票を取ったのでびっくりした。

蕨市 選挙管理委員会 : 2015年4県議選開票速報

須賀敬史 12,360
榎本一孝   6,455

これはびっくりですなー。
こんなに取るとはなー。

もちろん敵方なので、榎本候補の選挙のやり方をつぶさに観察したが、彼のやり方は、
・何らかの政策を前面に出して訴えるわけではない。
・自民党批判を繰り返し、自民党への不満を掘り起こす。
というものだった。

自民党コア支持層の間では、「彼の言うことは、悪口ばかりじゃないか!政策が無いじゃないか!」と、批判や嘲りの言葉が聞かれた。

しかし、彼の立場に立ってみれば、民主党も日共も候補を立てない中で、それらの支持層の票を手っ取り早く自分に集めるための最も有効な戦略で、これは一つの正しいやり方だ。

まあそれにしてもね、これだけ取られるとショックですわ。

 

反自民・非自民票の内訳

是非とも内訳を知りたいところだけど、これは調べることは無理ですな。
あれこれ想像を巡らすことはできるけど。

 

蕨自民党の組織を強くしないと

私見だが、自民党蕨支部の組織力をもっと強くしなくてはならないと思う。

自民党という組織は、
国 − 県 − 衆議院選挙区 − 市(政令市では区)
という4階層のピラミッド型組織ではあるのだが、単純な上意下達のトップダウン組織では全くない。

下の階層においては、地域の草の根組織の集合体としてのボトムアップ型組織的性格が強い。上からお金をもらっているわけではないし(むしろ党会費という形で上納金を払っている)、上が生殺与奪の人事権を持っているわけではない。例えば、私は蕨支部の会計という仕事を仰せつかっているが、これはそもそも無給だし、権限・利権の類は何もないし、半ばボランティアのような形で引き受けているものだ。党支部総会で人事を決定するので、上位組織が罷免することは、私の理解では、出来ないはずだ。

他方で、上の階層の国会議員レベル(衆議院選挙区レベル)においては、みんながなりたがる国会・政党役職のポストを上が握っているため、トップダウン組織的性格も持っている。次の大臣になりたいので意に反して上に従っておこう、というインセンティブが働いている。

これらのボトムアップ的性格とトップダウン的性格がせめぎ合っているのが県レベルで、だからこそ、全国の県知事選において、党本部が推す自民党候補と、県連が掲げる自民党候補が乱立する自民分裂選挙がよく発生したりする。

話が脇道にそれが、何が言いたいかというと、
自民党の市町村レベルの支部組織は、市町村によって組織の成り立ちも、性格も、活動内容もまちまちバラバラだということだ。

残念ながら、蕨支部の組織力は、あまり強くない。
詳しいことは、いろいろ差し障りがあるのでここには書かないけど。

例えば、お隣りの川口市の自民党支部は、組織力が強い。伝聞情報がほとんどなので正確ではないかもしれないが、人口比の党員数は遥かに多いし、県議選・市議選においては、候補者間で地区割り・票割りを綺麗にやるらしい。
票割りというのは、大選挙区制(一つの選挙区内で複数人が当選する)において、同じ政党から一人でも多くの当選者を出すために、強い候補から弱い候補に票を分けること。具体的には、強い候補の支持者に対して、「あなたは、こっちの弱い候補に投票してあげてね」とお願いして、自力では当選できない弱い候補を組織全体の力でバックアップする。

蕨市は、現在は日共党員が2期連続して市長を務めているという事実もあるように(来月2015年5月の市長選で自民党公認の市長と交代すると思うけどね)、日共の勢力が強い。
民主党は、大企業が市内に少ないために労組の力が弱いことが主要な理由だと思うが、それほど強くない。
維新などのいわゆる第三極の存在感は皆無だ。

それだけに、今回の県議選で、表も裏も完全無所属で、日共や民主党のバックアップを一切受けていない泡沫候補があれだけの票を取ったことはショッキングーなわけだし、その理由の一つは、市レベルの党支部の組織力が弱いことだと思う。
定量的な分析によるものではなくて、あくまでも印象論だけど。

更についでに言うと、将来、10年後か20年後か30年後か分からないが、再び川口市、戸田市、さいたま市などと合併論議が巻き起こる可能性がある。

川口市は、人口57万人で市議会定数45人なので、人口1.3万人当たり議員1人。
蕨市は、今は人口7.2万人で市議会定数18人なので、人口0.4万人当たり議員1人。

仮に、議員定数が川口市の基準に寄せられた場合、ざっくり計算して、蕨市からは5.5人しか市議会議員を出せない、ということになる。
今の比率だと、自民党系議員はたぶん、2人か3人ということになるだろう。(今の蕨市議会における自民党系議員は8人)

この時、自民党旧蕨支部の組織が弱かったら、お互いに潰し合って蕨から自民党系・保守系議員を一人も出せないということになりかねず、蕨の発言力が大幅に低下するという事態を招いてしまうかもしれない。

だからこそ、自民党蕨支部の組織力を長期的に強化していかなくてはならない。
どうやって強化していくのか、川口支部を始め、自民党の市レベルの首都圏各地の支部の成功事例をサーベイしないとならないし、更にいうと日共の組織戦略・戦術もちょっとサーベイしてみたいし、既に具体的に温めているプランもあるのだが、まずは来月2015年5月31日にちょっとしたイベントがあって、それまでは忙しい感じなので、具体的にアクションを起こすのはその先になるかな。

ああ、忙しいなーw


蕨市 自民党公認 須賀敬史(2期目)の当選の挨拶。


戸田市 自民党公認 細田善則(新人)の当選の挨拶。


蕨市成年式がございました。

本日2014年1月13日(月・祝)、蕨市民会館において、蕨市成年式がございました。


新成人による開会の挨拶スピーチ。

「二十歳の主張」という、新成人男女一人ずつによるスピーチがあったのですが、ちょっとこれが、何というかこう、ごく控えめに言って、若干的に残念な印象を受けるものでした。

新成人なんてたいした実績があるわけがなく、自分にどんな適性や能力があるかもよく分かっていなくて、社会やら環境に対する不満に満ち溢れて当たり前で、他方で根拠がない無謀な自信だけは山盛りな年齢なので、もっと例えば「世界平和のために頑張ります」とか「○×みたいな世界をあっと言わせるようなwebサービスを作りたいです」とか、馬鹿みたいに壮大な夢みたいなことを語ってほしいですね。

取り敢えず、二十歳の頃の自分のことは棚上げして申し上げました。

 

 

また、同日午前中には、戸田市成人式においても、運営サポートを行いました。


受付業務の支援を行いました。
フレッシュな新成人たちに対して、右にいるフレッシュさのカケラもない非新成人は、Kヤマ君。

 

昨年の成人式では、女子の振り袖率がほぼ100%であることに驚きましたが、今年は若干数、非振り袖の方もいたようです。

また、悪名高い、ここ1年ほどのスポット的流行である花魁振り袖は、少なくとも蕨市、戸田市においては皆無でした。


change.org : JR東日本へ。埼京線の終電もっと遅くして!

change.orgで作ってみました。

JR東日本: JR埼京線の終電をもっと遅くまで運行してほしい。
https://www.change.org/ja/キャンペーン/jr東日本-jr埼京線の終電をもっと遅くまで運行してほしい

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この件は、私自身が 蕨市議会2011年12月定例会で取り上げたことがありまして(市に対して、JRに働き掛けるように要望した)、若干、私自身の売名行為的な感じに受け止められてしまうといやーんなので、誰か管理者引き取ってもらえるとありがたいです。


蕨戸田衛生センター組合議会が閉会しました。

2013年2月19日(火)に開会した、蕨戸田衛生センター組合議会は、本日2月28日(木)に閉会しました。

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※ 蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市の共同による、ゴミ処理・リサイクルのための一部事務組合(=共同事業体)です。
ゴミ処理は、大きな設備投資が必要なので規模の経済が働くために、複数の自治体で共同事業化することが多いのです。しかしながら、市内全域からゴミ収集車で施設に運んでくる物流コストがかかるために、大きければ大きいほど良いという訳でもなく、2,3程度の自治体で共同事業化する例が多いようです。

 

市議会と同じく、この時期なので、新年度(平成25年度)予算を話し合い、決めました。

ここ数年掛けてゴミ焼却施設の延命化工事が一通り終わっておりますので、直近では大きなトピックスはありません。
今後の中期的な課題はゴミ焼却施設をいかに長持ちさせるか、そのためにいかにゴミを燃やす量を減らすか、ということになります。

  • 焼却灰の埋立地は、従来の小諸、寄居に加えて、分散化のために日光の施設にも委託することになりました。
  • 福島第一原発事故に由来する分析調査代、処理代などの費用一切は、東京電力に請求しています。
  • リサイクルフラワーセンターは、近所から臭いの苦情がありましたが、対応工事をして、臭いはOKとなりました。
  • 燃やすときの熱を使って自家発電していますが、余剰電力を売るようにします。
    仮に余剰の半分として、年間で475万円の売上になると見込んでいます。
  • 川口市のゴミ処理施設工事のために、家庭ゴミを受け入れました。
    2,500tで、5,089万円の売上となりました。

蕨市成年式/戸田市成人式

本日、2013年1月14日(月祝)は、蕨市成年式 と 戸田市成人式がございました。

昨日は風もなく、カラッと晴れ渡った気持良いいぽかぽかした晴空でしたが、本日は打って変わって、朝から雪。しかも積もるほどで、路面は真っ白。幹線道路上ではクルマがつるつる滑ってケツを振りまくっているという、あいにくの天気でした。
華やかな振袖姿の女の子にはかわいそうでしたが、雪の成年式というのもまた思い出に残っていいものかもしれませんね。
私は、(社)とだわらび青年会議所(とだわらびJC)に所属しておりまして、この団体で、蕨・戸田両市の成年式・成人式の運営支援を行ないました。
蕨市成年式
とだわらびJCでは、蕨市青少年相談員協議会様とともに、
福引コーナー「ぶっちゃけ わらびの ここが好き(゚∀゚)」の運営業務を行いました。
2013/1/14 蕨市成年式
まずは、短冊に、
・蕨の好きなところ
・蕨の自慢できるところ
・蕨の思い出
など、何でもいいので書いてください。
2013/1/14 蕨市成年式
短冊をボードに貼ります。
これで、福引にエントリ。
2013/1/14 蕨市成年式
一人一回、福引マシンを回してください。
はい、どうぞー。
がらがらがらー。
2013/1/14 蕨市成年式
きゃー、当たったーーー!
おめざーっす!
2013/1/14 蕨市成年式
たくさんの新成人の方々に短冊を書いてもらいました。
2013/1/14 蕨市成年式
ぉょょっ、蕨ケーブルビジョンWINKの方が撮影してくれてますね。
新成人の皆さんに書いてもらった短冊は、後ほど集計してプレスリリースを打つつもりであります。
戸田市成人式
とだわらびJCでは、受付業務の支援を行いました。
2013/1/14 戸田市成人式
はーい、受付はこちらですー。
2013/1/14 戸田市成人式
ハガキを忘れてしまった方は、あちらへどうぞー。
新成人の皆さん、おめでとうございました。
皆さんは今日から大人です。
今までは、家族や地域コミュニティが皆さんを守ってくれました。
これからは、自分だけのためではなく、家族や地域コミュニティのためにも、ちょっとは何かをやってください。