EV普及を推進するならば、エネルギー政策の大変革が必要

急速なEV普及の推進に懸念 自工会の豊田章男会長(共同通信) – Yahoo!ニュース

日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は17日、2050年までに温室効果ガス排出量の実質ゼロを目指す政府目標に関し「エネルギー政策の大変革なしにはできない」と強調した。電気自動車(EV)を急速に普及させても、電力供給や生産過程で二酸化炭素(CO2)が排出されると懸念を示した。オンラインで報道各社の取材に応じた。 …

Yahoo!ニュース(2020/12/17):急速なEV普及の推進に懸念 自工会の豊田章男会長(共同通信)

↑これ、ちょうど一ヶ月前のニュース記事です。

この時は、ざっと斜め読んで、まあ、そりゃそうだよな、当たり前やん、という感想を抱いただけで、そのまま読み飛ばしてしまいました。

 

 

そして、先ほど、この豊田章男さんの動画を改めて全部見てみたのですが、すごく面白いです、これ。一見の価値ありですよ。

数字を示しながら分かりやすく説明していて、アツい思いが伝わってきます。

やはりマスメディアの記事を読んでいるだけではダメだなー、一次情報を直接読みに行かないと、と改めて実感しました。

見出しの「懸念」という言葉は、この言葉の間違った使い方ではないのですが、ちょっとミスリードしやすく、不適切だと思いますね。

豊田社長は、「EV移行」について、「やらない方がいいかもと懸念、心配」しているわけではありません。

自工会は、全会一致で、EV移行にチャレンジすると決定しています。この点は、一点の曇りもありません。

 

「懸念、心配」しているのは、「EV化に伴い、国のエネルギー政策の大変革が必要になる。そのための議論も意思決定も為されていない」という点についてです。

 

 

EV化は、膨大な電力を必要とします。
今のままだと電力不足になります。
そして、現今の我が国は、言うまでもなく、天然資源のほとんどを輸入しています。

 

それでは、どうすればいいのか?

石炭、石油を火力発電所で燃やして作る電力は、CO2を排出します。
カーボンフリーを実現するためにクルマをEV化しても、石炭・石油をたくさん燃やすことになったら、CO2をたくさん排出することになってしまう、というパラドックスが生じてしまいます。

東日本大震災以来、ほとんどが止まったままの原発を再稼働するか?

再生可能エネルギー?まだまだ必要にして十分な量が確保できるレベルには至っていません。

 

 

豊田社長の言う「懸念」とは、EV化を進めるのであれば、これらの議論を整理して道筋をつけるべきだ、という指摘です。

 

 

さらに豊田社長は話を進めて、エネルギー政策については、とかく、ゼロサムな議論になりがちであり、そのような「対立をベースとした報道・議論を止めるべきである」と、世論や報道機関に対しても指摘しています。

例えば、エネルギー政策を考えるに当たって、原発再稼働を
「しない」=0
か、
「する」=100
かといったような議論は、止めるべきだ、ということです。

原発再稼働を巡る議論には、0か100かではなく、その中間にも様々な選択肢があるはずです。
例えば、
「再生可能エネルギーがベースロード電源をまかなえるようになるまでは、原発を再稼働し、然る後に廃止を目指す」
など。


運転免許返納後の高齢者のモビリティとして、シェアリング電動キックボードの可能性を考える

海外で最近、よく見かけるようになった、電動キックボードのシェアリングサービス。

楽しそう。

お手軽だし、シェアリング自転車と比べると、駐車するのに場所を取らないし、運転免許返納後の高齢者のモビリティとして、道路運送車両法・道路交通法の制度変更を前提として、アリじゃあるまいか?と思っていた。

今日、初めて乗ってみたのだが、結論として、無理です。無理、無理。

怖くて、とてもではないが、高齢者に乗りこなせるものではありません。

 

 

 

海外で最近よく見かけるシェアリング電動キックボード

どこの国でも、あちこちの歩道上に乗り捨てられております。

シェアリング自転車と同じように、車両に貼ってあるQRコードを、アプリで撮影してロック解除する仕組みです。

概ね、ヘルメットは要らないし、ナンバーも登録されていないし、ウインカーも付いていません。歩道を走っても問題ないようです。

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2019年冬、ペルーのリマにて。
米国のLime社のLime-Sですね。

 

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2019年秋、オーストリアのウィーンにて。
歩道のど真ん中に、乗り捨てられています。
ウィーンでは、市内のあちこちに自転車専用レーンがあります。歩道や車道ではなく、自転車専用レーンを走っているケースが多いようでした。

 

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2019年秋、スロベニアのリュブリャナにて。
自転車置き場に乗り捨てられていました。

 

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2018年秋、チェコのプラハにて。
地下鉄駅の、いかにも旧東側チックな入口を撮影したものですが、奥のスーパーBILLAの前に、よく見ると一台乗り捨てられているのが写っていました。

 

 

我が国における、電動キックボードの道路運送車両法・道路交通法上の扱い

原動機付自転車、すなわち、50ccのスクーター、カブなどと同じ扱いとなります。

従って、運転者は、運転免許証を携帯して、ヘルメットを被る必要があります。
車両は、ナンバー登録して、軽自動車税を払い、自賠責保険に加入し、ウインカー、警笛などの保安部品を装備する必要があります。

歩道は走れず、車道を走ることになります。3車線以上の交差点では原付なので2段階右折をしなくてはなりません。

 

これはかなりハードルが高い。

 

 

しかし、道路運送車両法・道路交通法を変えて、歩道を走れるようにすれば、運転免許返納後の高齢者のクルマ代替モビリティとして、アリなのではないか?と思っていました。

 

 

https://www.blaze-evscooter.jp/

我が国の道路運送車両法・道路交通法に合わせて、保安部品をつけた電動キックボードは、幾つかの会社が製造していますが、だいたい15万円前後(+軽自動車税+自賠責保険)なので、試験的にオモチャとして買うには高く、躊躇していました。

 

 

我が国にも、電動キックボードのシェアリングサービスがあった!

公道走行可能な電動キックボード「WIND3.0」、浦和美園駅に配置

Wind Mobility Japanは、電動キックボードの最新機種「WIND3.0」を2月19日から浦和美園駅(さいたま市)のステーションに追加配置すると発表した。 …

昨日たまたま目にしたニュースで、シェアリング電動キックボードの新車種が埼玉高速鉄道浦和美園駅に配備されたとのこと。

実は、昨年2019年から営業していたらしい。全然知らなかった。
Wind Mobilityという、ドイツの会社の日本法人ですね。

浦和美園ならば蕨からは30分で行けるし、これは試しに乗ってみるしかない!

天気もいいし、本日、乗りに行ってみました。

 

 

Androidアプリをインストールして、運転免許情報を入力して写真を送るなどして会員登録し、1,000円分をクレジットカードでプリチャージしました。

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アプリ内の地図で、キックボードが置いてある場所を探す。

 

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浦和美園駅の構内にありました。

 

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橋上駅の2階。

左3台の黄色が、今日から新配備されたWIND3.0という新車種で、右の青色が旧車種のようです。

 

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車両に貼られたQRコードを読み取って、ロック解除。

 

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駅のエレベーターに乗って、1階まで下ろすところ。

ライトは常時点灯式ですね。
(確か、90年代後半以降に製造された二輪車両は、常時点灯にしないとならなかったはず)

 

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ミラーは、右側のみ。
(確か、道路運送車両法・道路交通法上は、右側ミラーだけが必須で、左側は不要だったはず。オフロードバイクだと、昔はよく左側だけ外している人がいました。)

 

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ステーの黒い部分には、デジタルでスピード表示されます。

ブレーキは、左右それぞれのハンドルに付いています。

右側ハンドルの手前についているレバーがアクセルとなっています。

静止状態でアクセルを回しても動きません。足で蹴って動き出した状態でアクセルを回して初めて、モーターが動き出す仕組みです。

 

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もちろんナンバー登録されていて、自賠責保険のシールが貼ってあります。

しかし、ウインカーが付いていない!

これって、道路運送車両法・道路交通法的にアリなのか???

 

 

しばらく乗ってみました。

おおぅ、これは楽しい。面白い。

しかし、怖い。

最高速度は、メータ読みで24km/h。

 

ホイルが小さいので、道路のギャップやヒビを拾いまくり、足が取られてふらふらします。

曲がるときは、なお怖い。

さらに、ウインカーが付いていないため、曲がるときは手サイン(手信号)をやらなくてはならない。手をまっすぐ横に伸ばしたり、Lの字型にしたりする、アレです。
手サインは、ウインカーの代替なので、曲がり始める前から予告をして、曲がり終えるまで、表示し続けている必要があります。
右手はアクセルレバーを押し続けていなくてはならないので、左手で手サインをするわけですが、ふらついてしまって、片手運転で曲がるのはほとんど不可能。

 

 

楽しいけど、汗びっしょりになりました。

 

 

 

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駅構内のポートに車両を戻し、アプリ上で「ライド終了」ボタンを押す。

 

 

ということで、かなり運動神経、体力が必要です。

道路運送車両法・道路交通法を変えて、歩道をゆっくり走れるようにしたとしても、高齢者が乗りこなすのは無理でしょう。ちょっとした段差やギャップに車輪を取られて転ぶ人が続出すると思います。

 

 

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埼玉高速鉄道は、モビリティの実験が好きらしく、電動キックボードの横では、電動車いすの無料貸し出しサービスをやっていました。

 

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さらに駅の外では、スクーターのシェアリングサービスHello Scooterのポートがありました。

こちらは、個人的にはあまり興味なし。

 

 

シェアリング自転車は、日本の道路事情には合っていないと思料

歩道に自転車を止めてもOKというルールがある国じゃないと無理でしょうね。

シェアリング自転車と言えば、中共が先進国ですが、そもそもビジネスモデル的に成り立つのだろうか?
旅行者としては便利なので、行ったら使いますけど。

 

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2018年2月、深センにて。

中共にはここ1年間くらい行っていませんが、美団点評に買収されたmobikeってどうなったんでしょうか?

私のAndroid版のmobikeアプリ、だいぶ前のアップデートから、さっぱりアプリそのものが起動できなくなりました。

先月くらいには、プリチャージ分の残額が、クレジットカードに返金されていました。

 

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同じく深セン。

これはひどい。
この状況が法的、社会的に許される環境でないと、シェアリング自転車は成り立たないと思います。


横断歩道で歩行者がいるにも関わらず一時停止しないクルマが多い

あれれ、一時停止は? 横断歩道の歩行者無視220台:朝日新聞デジタル

「横断歩道は歩行者優先」。自動車教習で必ず習うが、実態はどうか。新潟市の中心部で調べると、信号のないところでは多くの車が止まらず、通学路の交通量が多い小学校が対応に苦慮していた。新潟県警は取り締まりを強め、専門家も注意を呼びかけている。  9月中旬の平日朝。新潟市中央区の新潟大学病院の信号のない横断歩道を、通勤する人や学生らが行き交っていた。 …

この件、偶然、昨日か一昨日テレビジョンを見ていたら、同じことを特集していました。

その番組によると、長野県では数十年前から、横断歩道を渡るときは手を上げ、渡り終えたらクルマに向かって深くお辞儀をしましょう、と子供に教育していることが功を奏して、全国の都道府県の中で最も一時停止率が高いのだそうです。

 

 

今に始まったことではないのですが、なおかつ、あらゆる世代のドライバーに共通して言えることなのですが、横断歩道に、歩行者(これから横断歩道を渡ろうとしている人)がいるにも関わらず、一時停止せずにそのまま歩行者の目の前を走り抜けようとするドライバーが多過ぎます。

私自身が歩行者の立場として体験したひどい例では、

クラクションを鳴らされた場合もありますし、

既に横断歩道を渡り始めているにも関わらず、あたかも障害物を迂回するかのように、わざわざ反対車線にはみ出して目の前を走り抜けていった場合もあります。

 

 

もちろん道路交通のルール上の違反ですし、すべてのドライバーが、免許取得時にしっかりその旨を学習しているはずです。

 

 

「横断歩道での一時停止違反」が徹底されていなかった理由

直接的な原因は、ドライバーのマナーが悪いということなのですが、なぜ、ルールが徹底されていないかというと、警察がこの件に関して、取り締まりをしないから、ということではないかと推測します。

 

 

今までは「横断歩道での一時停止違反」は、他の違反と比べると、それほど危険ではなかった

統計的、経済学的な分析をしているわけではなく、あくまでも個人的な印象論ですが、
今までは、「横断歩道での一時停止違反」が、深刻な交通事故を招くケースは、あまりなかったのではないかと推測します。

これは、スピード違反、一時停止違反、運転中の携帯電話の操作などのように、警察が躍起になって取り締まりをする他の違反と比べて、相対的に、危険度が低かったのではないか、という意味です。

 

 

高齢化によって、今まではささいな道路交通ルール違反とされていたものの危険性が増しつつある

ところで、今後、高齢化が進む中で、「運転があぶなっかしいドライバー」、「周囲への注意が足りない歩行者」が増えていくはず。

この種の交通ルールを徹底していくことが、未然に交通事故を防ぐために必要だと考えます。

 

私は、バイクに乗って峠やら山道やらを走るのが好きなのですが、免許取り立ての四半世紀前と比べると、危なっかしいドライバーが増えてきた、という印象です。

中央線がペイントされていない、1.5車線くらいの峠道において、ブラインドコーナーなのに道路の真ん中を走ってきたり、ひどい場合は中央を割ってインベタで走ってくるようなクルマが、増えました。
統計的なデータは持ち合わせていませんが、体感値ではかなり増えた気がします。
だいたいその種のクルマは、走り屋的な若者が運転するクルマではなく、大都市圏から来た(地元に住んでいるわけではなく、峠に慣れていない)高齢者の運転する、それこそプリウス的なクルマの場合が多いです。

こちらは命の危険を感じるほどなので、すれ違いざまにクラクションを鳴らして警告を発すると、自分が何でクラクションを鳴らされたのか分からない!という反応をされることも多いです。

 

最近は、本当にひやっと怖い思いをすることが多い上に、私自身の加齢による身体能力の劣化もあり、もうバイクを降りようかとすら真剣に考えたりします。

 

近年、大問題となりつつあるのは、高齢ドライバーによる、アクセルとブレーキの踏み間違いによる事故の類ですが、今後、(~10年後くらいまでの)中期的には、高齢化のますますの進展に伴い、ありとあらゆる種類の交通事故が増えていくのではないかと個人的には予想します。

医療技術の進展に伴い、元気な高齢者が増え、自動車の安全の技術が進化したのは素晴らしいことですが、従来であれば自動車運転からエグジットしていたはずの高齢者の方々がそうせずに運転をし続けている状況が増えた結果、交通安全が損なわれる状況も増えてしまいました。

(自動運転技術の発展に伴い、相殺される部分もあるし、10年以上先くらいの長期的には、交通事故がゼロになることを期待します。)

 

 

警察による、あらゆる交通ルール違反の取り締まりの徹底を求めたい

今までは何となく見過ごされていたような、ささいな交通ルール違反の取り締まりを強化することが、最も低コストな、社会の安全を守る方法なのではないかと思料します。

いろいろな啓発活動も有効ですが、とにかく効果が出てくるまでに時間がかかるし、お金もかかります。

最も手っ取り早く、社会全体にとって低コストなのは、やはり警察による取り締まり強化ではあるまいか。

 

 

 

余談ですが、2012年に、友人の結婚式のために初めて訪れたハワイでビックリしたのは、信号のない横断歩道を渡ろうと私が立っていると、例外なくクルマがすーっと静かに止まってくれることでした。

彼の国に学ぶことはたくさんあれど、感心することはあまりないのですが、これだけはほとんど唯一、感心しました。


蕨でもUberEatsが使えるようになりました。

Uber Eats 埼玉のサービスエリアを拡大し、さいたま市南区・戸田市・蕨市でもご利用可能に

Uber Eats Saitama(ウーバーイーツ)は 2019 年 3 月 19 日(火)午前 9 時より、埼玉県内のサービスエリアを拡大し、さいたま市大宮区・浦和区・中央区に加え、南区および戸田市、蕨市の一部地域でもご利用いただけるようになります。これを記念して、期間限定で対象レストランからご注文いただいた際の配送手数料が無料になるキャンペーンを実施いたします。

と、いうことで、本年 2019年3月19日から、UberEatsが蕨でも使えるようになったようです。
しかも、4月いっぱいは配送料無料キャンペーンをやっています。

 

 

UberEats、初めて使ってみた

翌日、3月20日は、ちょうど3月定例議会の閉会日だったため、蕨市役所 4階の所属会派控え室への配達を注文してみました。

お店は、金ちゃん。
プルコギビビンバ弁当 880円を、前夜のうちに、配達時間を12:00-12:30に指定して、頼んでみました。

金ちゃん

蕨の韓国料理、金ちゃんのホームページです。お店の基本情報やおすすめ料理の「お肉がジューシー! 絶品サムギョプサル」「自家製醤油に漬け込んだ渡り蟹 カンジャンケジャン」「若い女性を中心に大人気! チーズタッカルビ」をはじめとしたメニュー情報などをご紹介しています。

配達時間は、ピンポイントで指定することは不可能で、30分単位の幅で指定する仕組みになっています。

 

UberEatsの管理画面上で、なかなか「レストランに注文を確認しています」というサインがオンにならず、かなり焦りました。
これは、お店側がメール類をチェックしていないのではないか!?
議会のお昼休みは1時間しかない上に、この日はちょっとした混乱があってドタバタしていたので、配達が遅れたら食べそびれてしまう心配がありました。

何しろサービス開始した翌日なので、お店側もオペレーションに慣れていない可能性が多分にあります。

このお店のオーナー店長は仲のいい方なので、よっぽどダイレクトに「UberEatsの管理画面見てよ!」と連絡しようかと思いました。

かなりドキドキしましたが、11:50分頃にUberEats管理画面上で、ピコーンと「ただ今、ご用意しております」表示になり、すぐに「配達中です」表示になりました。

配達は、チャリンコドライバーが市役所通りを走って市役所に向かってきており、リアルタイムに位置情報が管理画面のマップ上にプロットされ、さらに、配達予定時刻まで表示されていました。

無事に12:12に受け取り、心穏やかにプルコギ弁当にありつくことが出来ました。

 

 

蕨近辺でUberEatsで注文できるお店

まだまだ少ないですが、地場の店は、店頭価格よりも、ちょっと料金設定が高いような印象。各店舗ともに、様子見といったところでしょうか。
元々弁当販売やデリバリをやっているお店ならともかく、そうではないのであれば、新たなオペレーションが必要になるので、ボリュームが出てくるまではまあ当然でしょうね。

中華屋とカレー屋が多いような。

マック、松屋、ケンタッキーなどのナショナルチェーンも多数参加しています。

 

前述のように、4月いっぱいは配達料無料ですが、正規の配達料は、距離に応じて(量ではなく)260~570円となっている模様。

雨で外に出たくない、家の中に食材ストックがまったくない、忙しくて外に出られない、といった状況ではない限り、この配達料であれば、私個人的には、一人分で頼むことはないかも。

 

 

そう言えば、Uber使ったことも1回しかない

日本国内ではそもそもUberは事実上営業していないわけですが、そもそもタクシーに乗る習慣がほとんどなく、旅行のときも、大回りでも時間がかかっても電車やバスなどに乗るのが楽しみ派なので、Uberは使ったことがありません。

唯一使ったことがあるのは、昨年GWにアルマトイを訪れたとき。
市内と空港の間の、電車・バスなどの公共交通は存在しません。
市内の宿から、空港まで乗って、3,211テンゲ。
(当時、1KZT カザフスタンテンゲ = 0.334円)

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初めて使ったのでちょっとドキドキでしたが、ピカピカのキレイなX-TRAILがやってきて、乗り込んだらドライバーはタバコどう?って感じですすめてくれました(タバコ吸わないけど)。
この日は休日の道が混んでいる時間帯だったので、ちょい高めだったようです。

 

尚、カザフスタンに到着した日は、空港で、SIMカードを売っているお店を探してさまよっている時に声を掛けられ、売店まで連れて行ってくれたじーさんが、ぼろぼろのベンツを駆る白タクドライバーで、市内まで3,000テンゲでした。

この白タク、なぜか別のローカルの女性客と相乗りとなり、しかも、この別の客は、ほとんど同じ場所で降りたのに、2,000テンゲしか支払っていませんでした(笑)

 

アルマトイのように、電車・バスなどの公共交通が貧弱で、正規のライセンスを持っていてメーターで走るようなタクシーがほとんど走っておらず、料金体系が不明朗な白タクばかりの、タクシー市場が未成熟ないしは未整備の地域では、Uberのような公正な評価システムを伴うサービスは、便利で良いなと思いました(小並感