県土都市整備委員会視察 愛知国際アリーナ(IGアリーナ)

さて、本年 令和8年(2026年)の2月定例会より、私は県議会において県土都市整備委員会に所属しております。

この委員会は、行政における、
・県土整備部
・都市整備部
・下水道局
の3つの部局を担当しています。

 

この委員会メンバに加えて、執行部の方々と一緒に、愛知国際アリーナ(IGアリーナ)に視察に行ってまいりました。

IGアリーナというのは、ネーミングライツに基づく愛称です。

 

名古屋市の名城公園敷地内にて、老朽化した旧愛知県体育館に代わり、2025年7月にオープンしました。

PFI手法により、設計・建設から維持管理・企画運営までを一体的に民間事業者が担っています。

県もお金を出しますが、民間事業者が長期に渡って投資を行い運営リスクを負い、収益性を追求していくスキームとなっています。

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

座席は、かなりの斜度の斜面に配置されています。
これは、近年のアリーナ建設の主流です。

このことによって、座席に座った時に、前の人の頭が邪魔になることなく、興行を見られるようになっています。

高所恐怖症の方は、それぞれの階の最善席に座るとちょっと怖く感じるほどだそうです。

急勾配型座席の方が、顧客満足度は上がり、その分、チケットを高く売れるようになるので、売上は増大します。

他方で、利用者の安全確保、導線設計などは複雑になり、建設コストは増大するようです。

イニシャルの建設費を抑えるよりも、長期的な収益性確保を狙う、というのが、近年のアリーナビジネスのやり方です。

 

 

他にも、近年のアリーナビジネスの潮流が取り入れられています。

  1. 大相撲、バスケットボール、音楽コンサートなど、スポーツ・エンタメ用途に明確に特化。
  2. プレミアム席や観覧しながらお酒を飲めるバーコーナーを重視し、年間販売も含めて高付加価値化。

単なる「大きな体育館」ではなく、観客体験そのものを商品化し、収益力を高める施設運営が最新のやり方です。

この点で、さいたまスーパーアリーナ(GMOアリーナさいたま)は、国内有数の大規模施設ですが、旧世代アリーナ施設に属します。

 

 

一方で、NTTドコモが中心的に関わる事業でありながら、現時点では本業とのシナジは、d払い・dカードを用いた決済・会員サービス面に留まります。

ジャパネットたかたがやっている長崎アリーナでは、ソフトバンクと組んで、公衆5G、wi-fi網を張り巡らし、専用アプリと連動した多視点観戦UX、モバイルオーダー、スマート入場・決済、人流最適化に取り組んでいますが、愛知国際アリーナではこの面は手薄であり、逆に言うと伸びしろは大きいですね。

 

 

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

場所は、名城公園敷地内に位置しています。

名古屋城天守閣がよく見えました。

 

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

有名な建築家のデザインが一部で取り入れられています。

木材を多用したデザインが特徴的で、ブランド価値が高いのですが、ライフサイクルコストが高く付きます。

 

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

皆様、お疲れ様でした。

県土都市整備委員会視察 愛知国際アリーナ(IGアリーナ)」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場 | ほやたけし(保谷武)- 埼玉県議会議員・自民党 蕨市

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