2026総選挙

昨日、令和8年(2026年)1月27日、公示され、衆議院議員総選挙が始まりました。

 

 

私は、埼玉15区 自民党公認 田中良生候補を応援

埼玉15区(蕨市、戸田市、さいたま市南区・桜区)から立候補している自民党公認候補は、田中良生氏です。

現職であり、今回で7期目の挑戦を行っています。

 

 

もちろん、この地域内の自民党県議・市議、その他支援団体は、全面的に田中良生候補を応援しております。

私も、蕨選対の本部長を仰せつかっており、全力で当選を目指して選挙活動を行っています。

 

 

 

埼玉15区の情勢

立候補者は4人。

 

・自民党:田中良生候補(現職)

 

・中道改革連合:小山田経子候補

中道改革連合は、公明党と立憲民主党が、この度の総選挙の直前のタイミングで、衆議院議員のみジョイントした政党です。参議院、全国の地方議会では両党は未だに並立しております。この経緯と、今後の予定(参議院や地方議会もジョイントするのかどうか?など)が未確定のようですし、また、公明党は、従来は自民党と連立を組むことで保守的な政策を掲げておりましたし、立憲民主党はリベラルな政策を掲げておりましたので、合同して「中道」というのも定義がよく分からず、戸惑っている人が多いのではないかと思います。

個人的には、この公明党と立憲民主党の、一部による、選挙直前での部分ジョイント政党は、あまりにも強引で、無理があり過ぎるため、それほど長く続くとは思えません。

少なくとも、今回の選挙戦においては、「敵」であることは間違いないのですが、そもそもイデオロギー的な主張の旗印もよく分かりません。また、このジョイントがいずれ破談になる可能性もあり、かつまた、再び公明党が自民と何らかの連携・提携関係を結び直す可能性もゼロではない以上、正面からの批判のやりようもない、というのが正直なところです。

小山田候補については、いわゆる落下傘候補で、今まで埼玉15区内で活動している姿を見たことがありませんし、プロフィールを拝見するとビジネス経験、行政経験、政治経験など無いようなので、評価不能です。

 

・維新:南原竜樹候補

維新は、埼玉15区では以前から沢田良氏が連続して立候補していました。沢田氏は、前々回2021/10総選挙で比例復活当選、前回2024/10総選挙で落選し、その後、維新を離党した後、2025/5さいたま市長選に立候補して落選なさっています。更にその後は、維新に復党することなく、今回の総選挙には立候補しませんでした。

南原氏は、元 外車輸入業で成功して、二十数年前の『マネーの虎』というTV番組でタレント活動を行って有名になった方です。このテレビ番組は直接は見たことはありませんが、南原氏の書いたビジネス書は若い頃に読んだことがあります。近年はインフルエンサー活動に力を入れているようですね?

 

・日本大和党:藤川広明氏

極右政党ですね。

 

ということで、他には有力な候補者はいないのですが、それでも、政党に向かって吹く「風」によって得票数が数万単位で大きく増えたり減ったりするのが国政選挙です。能力も実績も豊富な現職候補が落選し、まったく無名で、覚悟も能力も実績も無い方がポッっと当選してしまったりすることもあります。

このたびは、自民に向けて、あるいは中道改革連合に向けて、どのような風向きで、どのくらいの強さの「風」が吹くのか?「風」によって勝敗が大きく左右されるのではないでしょうか。

 

 

高市政権を信任するか、不信任とするかを選ぶ選挙

私達は、選挙演説においては、「このたびの総選挙は、政権選択選挙です」とよく話しております。

自民・維新連立政権を引き続き選ぶのか? 中道改革連合を選ぶのか?

という選択肢を提示した上で、私達 自民・維新を選んでください、という主張です。

 

 

しかしながら、個人的には、どう考えても、出来たばかりで、かつ(衆議院のみであり、参議院や地方は元のままという)中道改革連合に、政権担当能力も、そのための覚悟・用意があるとも思えません。

 

 

強いて言うならば、「高市政権を信任するか?否か?」を選ぶ選挙、ということになるのではないかと思います。

 

 

私はもちろん、高市総裁を支持し、その主張を全力で訴えて、投票を呼びかけて参ります。

 

消費減税について

個人的には、(恒久的なもの、期間限定のもの、対象カテゴリをどうするか、率をどうするかなど様々な議論がありますが、)あらゆる種類の消費減税には反対です。

我が国の財政の持続可能性を考えたら、社会保障目的の消費税を減税するという選択肢はあり得ず、我が自民党が、時限的な食品のみの消費減税を公約として掲げているのは、くだらないポピュリズムの一つに過ぎないと思っています。

 

「物価高対策」とよく言いますが、物価高に問題があるのではなく、「急激な物価上昇に対して、賃金上昇が追いつかず、市場の歪みによって、一時的に生活が苦しくなっている低所得層が生じている状況」のみが問題なのだと思っています。

この問題の対策としては、低所得層だけに対して、何らかの一時的な補助を行うことによって生活を支援することによって解決すると思っています。これ以外は無駄なバラ撒きとなります。

 

30年間もの長きに渡り、デフレに苦しみ続けてきた我が国は、政策的におおむね2%程度のマイルドでコントロールされたインフレを目指してきました。インフレ自体は悪ではなく、むしろ望んだ事態であり、問題なのは、コストプッシュ要因によるインフレであるがゆえに賃金上昇が特に中小零細企業においては追いついてきていないという点です。

 

このたびの総選挙において、チームみらい以外の全ての政党が、おしなべて「消費減税」を公約に掲げているのは、誠に悲しむべきことです。

 

私は、自民党の一員、自民公認県議会議員ですので、組織人として、高市自民がこのたびの総選挙に際して掲げている公約である、消費税「食料品のみ2年間税率ゼロ」を支持し、これを選挙戦に際しても訴えてまいります。

 

(余談ですが、このように、自由に議論できる、風通しの良さが、自民党の良いところです。しかしながら、組織人ですので、組織としての決定には従います。これは、民主政治における、民意集約のための主要なプロセスの一つです。)

 

 

チームみらいのポテンシャル

みらいの主張「消費税は減税すべきにあらず、社会保障費を減らすことを優先すべし」というものは、私達の世代、私が属するセグメントには、とても心に響くものです。この政党は、選挙戦術はともかく、選挙戦略はいまいちですが(詳細は述べませんが)、これから伸びる要素を秘めていると思います。

 

 

参政党の勢いは2025/7参院選でピークアウトしたか?

この政党は、選挙戦術は上手ですが、その主張には普遍性はなく、どこまでいっても、その支持が一定の比率を越えることはあり得ません。

一種の極右政党ですが、移民問題に悩む欧州における極右政党とは、その歴史的経緯も、主張の拡大可能性も、まったく異なります。

動画・SNSのオプティマイゼーション技術に長けていますが、この領域も、変化が激しく、今は、初期のSEO業界と同じような段階だと私は見ております。今はテクニックでビュー数を稼げる段階ですが、あっという間にそのような段階は過ぎ去り、良質なコンテンツのみが生き残っていく時代に突入するでしょう、そうなれば、フェードアウトするのではないでしょうか。

 

ピークがいつか?を、渦中において判断するのは難しいですね。もう過ぎたか、まだこれからか?

 

 

 

 

他にもいろいろ書きたいことはあるのですが、なんか、忙しくて考えをじっくりまとめる時間もありません。この稿も、選挙戦2日目くらいに書き始めて、書き切れないままでした。明日で選挙戦も最終日となりますので、途中だし、とりとめのない雑感のようになってしまいましたが、ひとまず投稿します。


県営公園のネーミングライツ

埼玉県では、ネーミングライツ(命名権販売)による財源確保に力を入れています。

ネーミングライツとは、公共施設の名前に、企業名・ブランド名を冠する権利を、民間企業に売却し、自治体はその対価を受け取るものです。

 

 

我が国で最初のネーミングライツ事例は、味の素スタジアムです。

2003年から一貫して、味の素が命名権を購入しています。

「味スタ」の略称で親しまれていますね。

東京都調布市にある多目的スタジアムで、私も20年くらい前に夏のジャズフェスに行ったことがあります。
東京JAZZっていうジャズフェスがあって、夏の屋外で暑いので、男子はみんなTシャツを脱いで上半身裸になりながらビールを飲みつつ、うとうとしながらジャズを聴くという愉快なイベントでした。
その後、東京JAZZは、有楽町ホールに会場を移して上品な感じになっちゃったので私は興味を失いましたが、コロナ禍を経て、いつの間にか自然消滅しちゃったんですかね?

 

 

この度、この令和8年1月からネーミングライツにより新たな名称が使われるようになったのは、以下の県営公園です。

  • サンクジャパン戸田公園(戸田公園)
  • GasOneグリーンパーク秋ヶ瀬(秋ヶ瀬公園)
  • アルネットホームスマイルパークしらこばと(しらこばと水上公園)
  • ホットスタッフ川越パーク(川越水上公園)
  • 埼玉トヨペット秩父グリーンミューズパーク(秩父ミューズパーク)
  • エミパーク和光樹林(和光樹林公園)
  • キサイフーズはなさきふれあいパーク(加須はなさき水上公園)
  • アズコム桃太郎便吉川公園(吉川公園)
  • エミパーク彩の森入間(彩の森入間公園)
  • エミパーク狭山稲荷山(狭山稲荷山公園)
  • まつぶし緑の丘マルシンパーク(まつぶし緑の丘公園)
  • 森田鉄工所 権現堂Sakura Mirai Park(権現堂公園)
  • 豊春会かすかべ夢の森公園(春日部夢の森公園)
  • たかもとヘルスパーク(越谷公園(現県民健康福祉村))

 

スポンサー企業は、ナショナルブランドではなく、地域密着の地場企業がほとんどですね。

蕨市内には県営公園はありませんが(それどころか、県営施設もあまりまありませんが。蕨警察署とか県営住宅とかくらいですね)、近隣ですと、

戸田公園 → サンクジャパン戸田公園(契約期間:9年3ヶ月)

秋ヶ瀬公園 → GasOneグリーンパーク秋ヶ瀬(契約期間:10年)

に変わりました。

 

202311 加須はなさき公園2023年11月、加須はなさき公園にて。


LINEヤフーの自治体向けサービスについて視察

自民党県議団 一期生の会の視察 第2弾として、博多駅前のオフィスビル内のLINEヤフー社を訪問し、自治体向けサービスについて視察しました。

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蕨市を含め、全国の自治体でもLINEを活用した住民向けサービスが広がっています。

福岡市では、例えば、

粗大ごみの収集申し込み → 決済

までがLINEアプリ上で完結する仕組みを提供しています。

たしかにこれは便利でしょう。

 

現状、蕨市の場合は、粗大ごみを出したい場合は、

電話あるいは電子申請で収集申し込み → 公民館・コンビニ等市内小売店でチケットを購入して当該粗大ごみに貼り付ける

という手続きが必要ですので、比べればその違いは歴然としています。

 

LINEがこれだけ普及している中で、明らかに便利になる。

しかし、私には、以下のような懸念、違和感があります。

 

 

 

 

自治体サービスが、情報漏えい事件を起こした外資系企業にプラットフォームロックインされることには、安全保障上の懸念があります。

この点は、2021年4月付の記事で指摘した通り。

LINE、ヤフーグループとしては、既に再発防止策は示しているものの、その実効性を第三者が検証し続ける仕組みはありません。

依然として、自治体が独占的にLINEプラットフォームに依存することへの懸念は今も残ります。

行政が、LINE上で行政サービスを提供していくのであれば、第三者認証機関がLINEのシステムを情報セキュリティ監査する仕組みが必要だと思いますね。

情報セキュリティ監査については、官公庁、金融機関、クラウド業界では既に行われているものです。

 

 

またそれ以前の問題として、LINEというクローズドなプラットフォーム上で、本来オープンであるべき自治体がサービス提供を行うこと自体に、拭い難い違和感と「気持ち悪さ」を感じています。

行政が、行政サービスを提供するに当たって、LINEのようなプラットフォームを用いるのであれば、独占的に一社のみを用いるのではなく、複数のプラットフォーム上で展開して、ユーザがどのプラットフォームを使うのか選択出来るようにするべきです。

 

蕨市が好み、時々実施している、paypayポイントバックばら撒きキャンペーンも同様ですよ。
ばら撒きを行うのであれば、paypayプラットフォームのみを用いるのではなく、複数の決済プラットフォーム上で展開して、ユーザがどの決済プラットフォームを使うのかを選択できるようにするべきです。

 

 

今回の視察は、その従前から抱いてきた懸念や違和感を払拭するものではありませんでした。

利便性だけでなく、公共性・中立性・主権性の観点からも、自治体DXのあり方は冷静に検証されるべきだと改めて感じました。


令和2年7月九州北部豪雨災害 被災地の天ヶ瀬温泉の復興状況

令和2年(2020年)7月は、全国的に豪雨が続きました。特に九州北部には線状降水帯が発生し、あちこちで大規模な水害発生しました。

この時の大きな水害としては、熊本県の球磨川の氾濫が有名ですが、大分県日田市の天ヶ瀬温泉でも、玖珠川が氾濫して、温泉街は壊滅的な被害を被っています。

 

私は、同年12月に妻とこの温泉地を訪れたことがあります。

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(この写真のみ、2020年12月撮影)

 

空中で寸断されたまま垂れ下がった橋など、被災したままの姿が生々しく残る中、復興に向けた地元の方々の力強い動きも感じることができました。

 

このたび、5年ぶりに、現地を視察しました。

結果として、復興状況というよりも、「復興していない状況」を視察することになりました。

 

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玖珠川の両岸に沿って、温泉街が立ち並んでいます。

両岸ともに、後背にはすぐに山が迫っいます。

 

堤防はありません。

川沿いの一段低くなったところに、露天の共同温泉浴場が何箇所か設けられています。これが、天ヶ瀬温泉の名物となっていました。

 

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こんな感じで、見晴らしのいいオープン構造です。

程よいぬるさで、いつまでも入っていられるほどです。

更衣室はないので、その辺の岩の上に服を置いて入浴する仕組みです。

赤色のボックスに、入湯料100円をお支払いします。

 

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露店公衆湯の一つ、薬師の湯。

オープン構造はやはり女性には敷居が高いので、囲いを設けています。

地元の人だけが入って楽しめばいい、ということではなく、ツーリストにも楽しんでもらおうというホスピタリティが伺えます。

 

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益次郎の湯。

 

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新しく建物を建て直して旅館として営業しているところも複数あります。

 

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水の高さによって注意を促すペイントが施してあります。

2020年7月豪雨の際は、「5」を遥かに超えて、橋を押し流してしまいました。

 

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水害から5年が経ちましたが、まだ被害の大きさを物語るモノが残っています。

災害遺構として敢えて撤去せずに残しているのかもしれません。

 

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写真左側奥(左岸側)のクリーム色字に茶色い格子柄の建物は、スイスの山小屋風の外観を特徴とした、ホテル水光園という名で営業してました。

2020年7月の水害の動画投稿を最後に閉館しています。

 

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復興の桜

 

ということで、小さな温泉街を一通り見て回りましたが、建て替えて新たに営業を始めるなど、力強く復興に向けて歩みを進めている旅館・ホテルがある一方で、廃業した旅館・ホテルもあり、廃墟のような建物も多数ありました。

 

 

県の玖珠川改修計画と、その進展

大分県では、玖珠川の川底を深く削った上で、川幅を拡張する工事の計画を立てています。

上記に見来てきた通り、川沿いに家々が立ち並んでいるため、移転を迫られる家屋も出てきました。その中には、水害後、家を建て直した方もいます。

立ち退き交渉は、なかなか進んでいないようです。

 

 

この種の、復興計画は、どうしても、土木工事を行う自治体と、地元住民とで、復興に向けての意識の時間軸にズレが生じてしまう傾向があります。

 

自治体は、数十年後を見据えて、今後何世代にも渡って安心して暮らせるよう、防災・減災対策を行おうとします。そのような土木工事は、大規模なものになります。計画を建てるだけでも、数年間かかることもありますし、地域住民の合意形成には更に数年間、工事が始まってから完成するまでにさらに数年間・・・と、年単位での時間がかかります。

他方で、地元住民は、家が壊され、家財道具がだめになってしまった場合は、今すぐに生活を再建しなくてはなりません。宿泊業や、その他の小売・サービス業を営んでいた場合は、災害によって収入がゼロになってしまいますので、何らかの対応を今すぐにしなくてはなりません。
その地域で、すぐに家・店を建て直して商売を再開する方もいるでしょうし、その土地での暮らし・商売の再建を諦めてよその土地に移転する方も出てきます。

 

この時間軸のズレは、どうしても埋められないものがあります。

 

東日本大震災の被災地においても、盛り土、区画整理、高い堤防造りによる大規模な土木工事は完成したものの、地元住民は既にその土地で生活を再建することを諦め、よその土地に移転してしまい、誰も住まない広大な空き地が広がっている・・・という場所がたくさんあります。


大分市 佐賀関の大規模火災現場

令和7年(2025年)11月18日に発生し、鎮火まで一週間以上を要した、大分市の漁村、佐賀関の火災現場を視察して参りました。

 

187棟、5万平米が焼失したとのことです。

 

訪問時(12月21日)は、住民以外の立ち入り規制が続いており、規制線の外側から現地の様子を確認しました。

 

202512 大分市佐賀関 火災現場視察

報道では「木密地区」とされていますが、この「木密地区」という言葉には、法令上の厳密な定義はありません。

 

他方、「地震時等に著しく危険な密集市街地」の指定リストというものがあります。

埼玉県の場合は、川口市芝の一部の地域のみが、指定されています。

 

 

佐賀関は、「地震時等に著しく危険な密集市街地」リストには指定されていませんでした。

 

木造戸建て住宅が多く空き家率も高かったようですが、現地を見る限り、典型的な漁村の風景で、道路事情も極端に悪いわけではありませんでした。

 

「消防車が入れないような狭い路地ばかり」という報道を目にしましたが、これは、漁村ではよくある光景です。

漁村においては、防風・防潮といった理由から、家々を密集して建てる様式が発展したのだと思います。

また、「全く消防車が入れないほど狭い」ということはなく、それなりの背骨に相当するような太い道路も存在していました。

幹線道路である国道217号からも近く、周辺地域からの消防車の応援も駆けつけやすい地理だったと言えると思います。

 

202512 大分市佐賀関 火災現場視察

特異な条件があったとは言い切れず、むしろ全国の地方都市・漁村が抱える普遍的なリスクが露呈した可能性が高いと感じます。

 

202512 大分市佐賀関 火災現場視察

詳細は調査報告を待ちたいと思います。

蕨市内にも、狭い路地に木造住宅が密集した立ち並ぶ地域が点在しており、今回得られる知見は、防災・減災対策に必ず活かします。


香港の高層マンション火災現場

令和7年(2025年)11月26日、香港の郊外住宅地の大埔墟(Tai Po Market)の高層マンションにて、大規模な火災が発生しました。

現時点(12月5日時点)で判明している死者は159名にのぼるとのことで、依然として安否が不明の方もいます。犠牲者のご冥福をお祈り申し上げます。

 

 

驚くべきことに!

当該、火災現場である高層マンション群の写真を、11ヶ月前に山の上からトレイルランニングのレース中に撮影していました。

 

今年、令和7年(2025年)1月18-19日に、Anta Guanjun 香港100という、香港郊外の山の中を100km走るというトレランレースに参加しました。

香港は、意外とたくさん山があって、トレランレースもたくさん開催しているんですよ。

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このHK100に参加したのは、9年ぶり、3回目でした。

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1日目の朝8時にスタートして、2日目の午前10時ころ、大埔墟の裏山であり、香港で最も高い山である、大帽山(Tai Mo Shan)に差し掛かる途中で、たまたま撮影していました。

入江の、海の際に8棟、まとめて建っていて、緑色の防護シートで覆われている高層マンションが、当該火災現場です。

今年の1月には、大規模改修工事は既に始まっていたんですね。

 

 

 

このたび、12月定例会開会直前で、定例会に向けての準備に忙しいタイミングでしたが、11月29日、現地を視察してまいりました。

 

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当地は、郊外住宅街に位置しております。

マスメディア報道によると、リタイアした高齢者が多く居住していたようです。山も海も近いし、買い物は一通り何でも揃うし、市内中心部までも、深圳までも、地下鉄で一本で行けますので、快適そうな住宅街ですね。

 

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11月29日訪問時には既に鎮火しておりました。

 

建物が密集して立ち並んでおります。

隣接棟に次々に飛び火していったようですね。

 

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大規模修繕が行われていたようで、竹の足場、緑色の防護シートで覆われています。

これらが、黒く焼けた状態となっています。

 

しかしながら、見ての通り、竹の足場は、焼けて崩れ落ちてしまったわけでもありません。足場としての原型をかなり留めています。

竹は可燃物ではありますが、自然着火温度は約250℃前後であり、太い竹はすぐには完全燃焼しないという性質を持っているようです。

 

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規制線が張られており、建物に近づくことは出来ませんが、花を持った弔問者が次々に訪れていました。

香港は高層マンションだらけですので、決して他人事ではないのだろうと思います。

あらためて、犠牲者のご冥福をお祈りします。

 

 

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真っ白い防護服を来た、調査のための警察官?消防士?が何十人も建物に近づいていく姿が見て取れました。

 

 

マスメディア報道によると、火災報知器がならなかったとか、建物の素材が可燃性のものだったとか、緑色の工事用防護シートが違法に可燃性のものがつかわれていたとか、複合的な要因によって被害が拡大したと指摘されています。

しかしながら、依然として情報が断片的です。

 

 

また、香港では、返還後、徐々に報道の自由が失われつつあるという状況もあります。

 

 

詳しい調査報告が為されるのを待ちたいと思います。

 

 

蕨市において、蕨駅西口再開発事業によって、2棟目、3頭目の高層マンションが建設中です。

この悲しい火災によって得られる知見を、蕨市の災害対策に活かしてまいります。

 

 

 

ところで、件の、工事現場における竹の足場は、香港ユニークな建築技術です。

 

メインランドチャイナでは、全く見たことがありません。

以下の写真は、今回の香港訪問時(2025年11月)に撮影した、現役のもの。

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竹足場と並んで、夏なんかは、エアコンの室外機からの水がポタポタ歩道上に垂れてくるのもまた、香港の風物詩の一つですよね。

 

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竹の足場が火災の発生・拡大の原因の一つだったのかどうかはまだ分かりません。原因の一つだとして特定された場合、香港の風物詩とされている竹足場は、いずれ規制されていくことになるかもしれません。


埼玉の塔 追悼式

令和7年(2025年)11月25日(火)、埼玉の塔 追悼式がございました。

 

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埼玉の塔は、沖縄県糸満市の平和祈念公園に設置されています。

 

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埼玉県議会 英霊にこたえる議員連盟のメンバ一同で参加致しました。

他には、埼玉の塔管理委員会、埼玉県遺族連合会、埼玉県市長会、埼玉県知事、埼玉県福祉部などが参加しました。

 

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埼玉の塔には、大東亜戦争における、沖縄戦、南方戦線において戦い、お亡くなりになった2万8千余柱の英霊が合祀されています。

 

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家族や故郷を守るために戦った偉大な先輩方に感謝し、ご冥福をお祈り申し上げます。

 

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ありがとうございました。

再び国の危機があれば、偉大な先輩方の後に続いて戦うことを個人的にはお誓い申し上げます。