ほやたけし(保谷武)- 埼玉県議会議員・自民党 蕨市

県土都市整備委員会/自民党県議団

ほやたけし(保谷武)- 埼玉県議会議員・自民党 蕨市

県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

県土都市整備委員会にて、先のエントリで解説した愛知国際アリーナ(IGアリーナ)に引き続き、 岐阜県・木曽川水系の新丸山ダム建設現場に視察に伺いました。

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

岐阜県・木曽川水系の新丸山ダムは、老朽化対策ではなく、水害対策として貯水能力を高めるために整備されています。

昭和31年、現行の丸山ダムは完成しております。

昭和58年、台風により木曽川で大きな洪水があり、死者4名、行方不明者1名、被害家屋4,588戸という大規模な被害をもたらしました。

昭和61年、この規模の大雨が降っても耐えられるようにするために、新丸山ダム建設事業が始まりました。

令和3年からダム本体工事が始まり、令和18年頃に供用開始予定です。

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

既存の丸山ダムの機能を維持しながら、その上にかぶせるようにして新しいダムを建設しています。

 

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

自律型運搬クレーンが導入されています。

クレーン操作で重要なのは、荷物をいかに揺らさずに運ぶか。

荷物が揺れてしまうと、下ろす際に揺れが収まるまで待たなければならず、全体の作業時間に大きく影響します。

そこで、熟練のクレーン技師の操作技術を学習したフィジカルAIが、打設用コンクリートの運搬を担っています。

導入効果として、従来であれば延べ3,000人日程度を要した作業が、300人日程度に削減できたイメージとの説明がありました。

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

この日は、打設用コンクリートではなく、作業通路用のボックスカルバートを運搬していたため、自律運転ではなく手動運転でした。

実際の自律運転を見られなかったのは少し残念でしたが、建設現場におけるAI活用の可能性を実感する視察となりました

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

別の場所から。

赤丸が、マニュアル操作の場合の、クレーンオペレータ席。

黃丸が、打設用コンクリートの運搬ボックス。

 

拡大して撮影してみましょう。

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

運搬クレーンと、オペレータ席。

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

打設用コンクリート運搬ボックス。

コンクリートを6m3(立米)運べるそうです。

一般的なミキサー車の容量が4m3(立米)なのだとか。

 

 

このフィジカルAIモデルは大林組が開発したものです。

現時点では、まだ一部工程における試験導入という位置付けのようですが、今後本格的に建設現場へ導入していくためには、安全管理や責任の所在を含めた新たな法整備も必要になるとのことです。

 

 

既に建設現場における人手不足は深刻で、公共事業の入札が流れることも頻発化しています。

今後益々人手不足が厳しくなる中で、フィジカルAIによる建設現場の省力化は死活的に重要です。

埼玉県としては、産業政策の一環として、SAITAMAロボティクスセンタを創設し、県内へのロボティクス産業の集積を目指しています。

 

法整備は国政マターとなりますが、県政レベルで建設DXの後押しが出来ることはないか、探って参ります。

 

20260526 県土都市整備委員会視察 新丸山ダム建設現場

お疲れ様でした。

県土都市整備委員会視察 愛知国際アリーナ(IGアリーナ)

さて、本年 令和8年(2026年)の2月定例会より、私は県議会において県土都市整備委員会に所属しております。

この委員会は、行政における、
・県土整備部
・都市整備部
・下水道局
の3つの部局を担当しています。

 

この委員会メンバに加えて、執行部の方々と一緒に、愛知国際アリーナ(IGアリーナ)に視察に行ってまいりました。

IGアリーナというのは、ネーミングライツに基づく愛称です。

 

名古屋市の名城公園敷地内にて、老朽化した旧愛知県体育館に代わり、2025年7月にオープンしました。

PFI手法により、設計・建設から維持管理・企画運営までを一体的に民間事業者が担っています。

県もお金を出しますが、民間事業者が長期に渡って投資を行い運営リスクを負い、収益性を追求していくスキームとなっています。

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

座席は、かなりの斜度の斜面に配置されています。
これは、近年のアリーナ建設の主流です。

このことによって、座席に座った時に、前の人の頭が邪魔になることなく、興行を見られるようになっています。

高所恐怖症の方は、それぞれの階の最善席に座るとちょっと怖く感じるほどだそうです。

急勾配型座席の方が、顧客満足度は上がり、その分、チケットを高く売れるようになるので、売上は増大します。

他方で、利用者の安全確保、導線設計などは複雑になり、建設コストは増大するようです。

イニシャルの建設費を抑えるよりも、長期的な収益性確保を狙う、というのが、近年のアリーナビジネスのやり方です。

 

 

他にも、近年のアリーナビジネスの潮流が取り入れられています。

  1. 大相撲、バスケットボール、音楽コンサートなど、スポーツ・エンタメ用途に明確に特化。
  2. プレミアム席や観覧しながらお酒を飲めるバーコーナーを重視し、年間販売も含めて高付加価値化。

単なる「大きな体育館」ではなく、観客体験そのものを商品化し、収益力を高める施設運営が最新のやり方です。

この点で、さいたまスーパーアリーナ(GMOアリーナさいたま)は、国内有数の大規模施設ですが、旧世代アリーナ施設に属します。

 

 

一方で、NTTドコモが中心的に関わる事業でありながら、現時点では本業とのシナジは、d払い・dカードを用いた決済・会員サービス面に留まります。

ジャパネットたかたがやっている長崎アリーナでは、ソフトバンクと組んで、公衆5G、wi-fi網を張り巡らし、専用アプリと連動した多視点観戦UX、モバイルオーダー、スマート入場・決済、人流最適化に取り組んでいますが、愛知国際アリーナではこの面は手薄であり、逆に言うと伸びしろは大きいですね。

 

 

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

場所は、名城公園敷地内に位置しています。

名古屋城天守閣がよく見えました。

 

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

有名な建築家のデザインが一部で取り入れられています。

木材を多用したデザインが特徴的で、ブランド価値が高いのですが、ライフサイクルコストが高く付きます。

 

20260525 県土都市整美委員会視察 愛知国際アリーナ

皆様、お疲れ様でした。

利根川水系連合・総合水防演習

本日、令和8年(2026年)5月16日、群馬県千代田町における利根川左岸におきまして、利根川水系連合・総合水防演習がございました。

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

私は、今年度は、県議会 県土都市整備委員会に所属しております。
この委員会の委員として、出席しました。

 

「利根川水系連合」という団体が存在するわけではなく、これは、この水防演習の名称のようですね。

利根川水系は、一級河川であり、管理者は国土交通大臣ということになりますので、この水防演習の中心も国土交通省が担っているようでした。

それぞれの地域の水防活動(河川の氾濫を防ぐ、氾濫した場合は対応する活動)は、市町村が責任を持ち、消防署・消防団(水防団)が担当します。

陸上自衛隊、群馬県警なども参加する、とても大規模なものでした。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

堤防の上に土のうを積む。

地元の水防団(消防団)による作業です。

 

消防団と水防団は、制度上は別モノなのですが、事実上、一体となっていることが多いようです。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

水防工法のデモンストレーション。

釜段工

 

堤防が浸水して、水が染み出してきた時に、これを作ります。

水を逃がし、圧力を分散させることで、堤防決壊を防ぎます(あるいは時間稼ぎを行います)。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

五徳縫い

堤防にヒビが入ってきた時の工法だそうで、これは私も初めて見ました。

小規模な堤防において有用な工法だそうですが、近年はあまり使われることはないそうです。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

防災関連商品を開発・販売している企業も多く出店していました。

 

軽くて丈夫なウレタン製ボート。

要救助者を乗せて、避難所まで運ぶことを想定します。

 

江戸川区は、面積の7割がゼロメートル地帯であり、浸水時の対策に力を入れているそうです。

小中高校すべてにこのボートを配備しているとのこと。

その内の一部は、エンジン(船外機)付きに置き換えているそうです。このサイズのボートで、小さなエンジンだと、小型船舶免許は不要なんだそうです。

消防職員や消防団ではなく、区の職員が操作するとのことです。つまり、区の職員が日頃から訓練をしているということです。そのオペレーション設計力はすごいですね。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

災害派遣用トイレトレーラーです。

ぐんまちゃんがかわいらしいですね。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

陸上自衛隊による偵察。

カワサキのKLXです。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

排水ポンプ車による排水。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

ゴム製ボートが牽引されてきました。

この種の水防救助用のボートは、かつてはアルミパネルの状態で保管しておき、使う段階で組み立てるものもありましたが、今はゴム製ボートが主流のようです。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

川の中ほどに取り残された要救助者をゴム製ボートで救出してきました。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

群馬県防災航空センターのヘリコプターはるな による、要救助者を釣り上げて救助する訓練。

 

基本的な流れとして、

(1)隊員が吊り降ろされ、上陸する。

(2)隊員が、要救助者を固定する。
(この固定方法には、用いる器具の種類なども多様であり、要救助者の体調にもよるでしょうし、いろいろなやり方があるようです。担架を使う場合もあります)

(3)隊員と要救助者を一緒に釣り上げる。

という段階を踏みます。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

埋没車両に取り残された要救助者を救い出す訓練。

クルマは屋根を切り取られました。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

陸上自衛隊のヘリコプターUH-60JAによる、救助。

米国シコルスキー社のUH-60 ブラックホークを、三菱重工がライセンス生産しているものです。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

群馬県警のヘリコプター あかぎ。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

群馬県警が、ボートにより、浸水した孤立ビルに取り残された要救助者を救出しにいきます。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

陸上自衛隊の渡河ボートによる救出。

船外機もついていますが、櫓によって手漕ぎすることも出来るようです。

FRP製で、最大で(荷物が軽い場合は)26名が乗れるとのこと。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

陸上自衛隊の軽門橋。

車両を渡河させるためのボートです。

パジェロが運ばれていきました。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

警察のジムニーシエラ。

可愛らしい色ですね。

 

 

 

関係諸機関の皆様が日頃から訓練を積み重ね、いざという時に迅速に動ける体制を整えてくださっていることに、改めて深く敬意を表します。

 

 

これから本格的な出水期を迎えます。

各家庭、各地域においても、ハザードマップの確認、避難先・避難経路の確認、備蓄品の点検など、できる備えを進めておくことが大切です。

 

 

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

様々な民間企業、民間団体もブース出店していました。

NPO法人防災レジリエンス二輪協会という団体があり、トライアル車が展示されています。

 

20260516 利根川水系連合・総合防災演習

なんと!ダカールラリー2026をバイクにて完走した、藤原慎也選手!

このNPO法人の理事長を務めておられます。

今年のダカールでは、序盤にクラッシュして左鎖骨を骨折しましたが、気力で見事に完走なさいました。

大感激して一緒に写真を撮らせていただきました。

蕨市観光協会総会

令和8年(2026年)5月13日、蕨市観光協会の総会がございました。

20260513 蕨市観光協会総会

20260513 蕨市観光協会総会

観光協会、会員企業・団体の皆様には、日頃より蕨市を盛り上げるためにご尽力いただき、感謝申し上げます。

皆様の事業のますますのご発展を祈念します。

 

 

観光とは、遠くから観光客を呼ぶことだけではなく、地域の魅力を再発見し、磨き上げ、次の世代につないでいく取組でもあると思います。

 

20260513 蕨市観光協会総会

20260513 蕨市観光協会総会

私からは、埼玉県の令和8年度新規事業である「花のツーリズム」「温浴ツーリズム」について、

令和8年度埼玉県予算_観光振興

令和8年度埼玉県予算_観光振興

またインバウンド向けプロモーションでは米国・台湾市場に注力していることなどを紹介させていただきました。

 

 

 

また、市内でいわゆるヤミ民泊が疑われるケースを見かけた場合には、南部保健所へご相談ください。

必要に応じて、私も関係機関につなぐなど対応してまいります。

 

 

民泊については、インバウンド受け入れ拡大に伴う宿泊施設不足、多様な宿泊ニーズへの対応のために、我が国は制度を整えてきました。

今は、初期導入・民泊物件拡大のフェーズについては一段落しました。

初期に発生した、制度と運用のギャップを微修正してくフェーズです。

ヤミ民泊についてもしっかりと対応していくべく、令和8年(2026年)6月定例会における一般質問において取り上げる予定で、準備を行っています。

 

 

為念、付け加えますが、私は民泊に否定的なわけではありません。

ホテル・旅館での宿泊では体験できない、貴重な体験が得られる機会です。

私も、妻と民泊物件に宿泊して、受け入れ家庭の夕食に招かれ、現地の暮らし・家庭料理を体験するという、素晴らしい機会を得たことがあります。

キューバの民泊 カサ・パルティクラール マーク

2017年12月に訪れたキューバにて。

青色の碇のマークが、民泊物件 カサ・パルティクラールであることを示すマークです。

キューバはホテルが少なく(しかも、値段が高い割に、設備もサービス内容も貧弱)、民泊市場が整備されています。

埼玉県内のクマ生息頭数が5年間で4倍増

県内クマ生息頭数が、5年間で4倍増

昨年、令和7年(2025年)3月11日付け記事において、

埼玉県内のクマの生息状況について、

直近の調査は、令和2年度に行ったもので、県内生息頭数は150~176頭で、増加しているわけではない。

と解説しました。

 

これは、県議会 令和7年2月定例会 自然再生・循環社会対策特別委員会における私の質問に対する、県環境部からの答弁を元に書いたものです。

 

 

昨日、令和8年(2026年)4月7日付け産経新聞記事によりますと、大野 埼玉県知事は、定例記者会見において、

県内の推定生息数は最大約690頭と、5年間で約4倍に急増している

と述べたとのことです。

 

 

埼玉県は、クマの捕獲による、生息頭数・生息地管理を進める方針

冒頭で紹介した、私の令和7年(2025年)3月11日付け記事で解説した通り、埼玉県レッドデータブック動物編2018(現時点での最新版)において、埼玉県内において、ツキノワグマはNT2(準絶滅危惧2型)に分類されています。

在来種であるツキノワグマは、絶滅してしまうと、生態系が破壊されてしまう可能性があります。従って、絶滅させることは、厳に慎まなくてはなりません。

従来は、ツキノワグマの生息頭数・生息域をコントロールするための計画的な捕獲は、一切行っていませんでした。

県議会 令和7年2月定例会 自然再生・循環社会対策特別委員会において私は、ツキノワグマ生息頭数増加による間接的被害が増大している可能性と、第二種特定鳥獣管理計画の策定の必要性(=計画的捕獲の必要性)を指摘し、計画を作る考えがないのかどうか質問しました。

第二種特定鳥獣管理計画とは、生息数が増大し過ぎた鳥獣に対して、鳥獣保護法に基づき、農林業被害の軽減、生態系保護を目的に、生息頭数・生息域をコントロールするために捕獲することを、都道府県が定める計画です。

埼玉県においては、現実的に農林業において被害が生じている、イノシシとニホンジカについては、第二種特定鳥獣管理計画を定め、捕獲を行っています。しかしながら、前述のように、ツキノワグマについて計画は存在しませんでした。

 

 

先ほど紹介した、令和8年(2026年)4月7日付け産経新聞記事によると、

県は年内に、個体数の適正管理に向けた「第2種特定鳥獣管理計画」を策定する方針。

とのことです。

 

 

県内の山を走り、山を知る私の肌感覚で、クマ頭数増大によるリスクを指摘し、計画的捕獲の必要性を訴えてきた私の主張通りとなりました。

迅速な県環境部の動きについては、高く評価します。

 

 

次の課題:クマ出没マップの改善が必要

次の課題は、県内クマ出没マップの改善です。

次の定例議会(令和8年6月定例議会)で、私の一般質問の出番がありますので、改善提案をしようと思っています。

 

今の仕組みは、はっきり言って検索・閲覧しづらいです。

クマに出くわした人にとっても、データ登録しにくいです。私も、今までに何度もクマに出くわしていますけど、めんどくさいので、一度もデータ登録したことないですよ。

 

 

(おまけの写真)クマ遭遇現場

DSC_0142

2018年5月、横瀬町にて、私がクマらしき動物と遭遇した現場近く。

 

 

20180923 上州武尊山スカイビュートレイル

これもだいぶ昔の写真ですけど、2018年9月、群馬県川場村付近にて、上州武尊山スカイビュートレイルというトレイルランニングレースの終盤にて、クマにコース上の行く手を阻まれ、レース中断。マーシャルの指示を待っているところ。

ロングのレースで、山の中を24時間以上走っていると、五感が冴えてくるので、姿が見えなくても、何となく、あ、クマが近くにいるな、って分かるんですよ。向こうもこちらに気がついていれば、お互いに警戒して出会わないようにするんですけど、出会い頭に出くわしてしまうのが怖いんですよね。

 

 

クマ目撃現場

2025年7月、板谷峠(福島県福島市から山形県米沢市へ抜ける峠)にて、クルマで走行中に、目の前を真っ黒いクマが横切った場所。写真には撮れませんでした。

クルマの時は、クマに出くわしても全然怖くないんですけど、バイクの時はさすがに怖いです。

県議会6月定例会における一般質問の予告

令和8年(2026年)3月27日(金)に、令和8年度埼玉県予算が成立し、埼玉県議会 令和8年2月定例会が閉会したところです。

 

次の定例会は、6月定例会となります。

私は、6月定例会において、一般質問を行うこととなりました。

6月23日 次回一般質問予告

6月23日 次回一般質問予告

令和8年(2026年)6月23日(火)です。

 

 

自民党県議団の当選一期目議員は、年度の間に1回、一般質問の出番が回ってくることになっています。

私は、令和8年度、12月定例会か9月定例会のどちらかのタイミングでやりたいと思っていたのですが、会派内での調整の結果、6月定例会にやることになりました。

これから2ヶ月半かけて、じっくりと準備を進めてまいります。

【令和8年度県予算解説】見沼代用水開削300周年記念イベント

蕨市においては、もはや稲作は行われていないため、まったく農業用水として使われていない、見沼代用水ですが、

20170306_見沼代用水_蕨市錦町付近

市内を、北町5丁目から錦町へと、西に向かって流れています。

 

20170306_見沼代用水_蕨市錦町付近

いや、写真を見て分かる通り、水は流れていませんね。

淀んで、落ち葉、枯れ木やゴミが溜まってしまっています。

 

 

江戸時代の享保13年(1728年)に開削が始まった見沼代用水は、令和9年に開削300周年を迎えます。

令和8年度埼玉県予算_見沼代用水開削300周年記念

開削300周年を記念した、イベントの開催と、広報活動のための予算990万円が計上されています。

 

 

残念ながら、蕨市においては、見沼代用水は迷惑施設と化しています。

 

しかしながら、県全体を見渡してみると、稲作のための農業用水として、開削から300年が経った今日においても、私たちに大いなる恵みをもたらしてくれています。

 

見沼代用水(久喜市内)

久喜市内にて。

 

蕨市においては迷惑施設である見沼代用水は、埼玉県全体では、ありがたい恵みの農業用水です。

 

 

教育出版 小学校4年生 社会の教科書

教育出版 小学校4年生の社会の教科書です。

 

教育出版 小学校4年生 社会の教科書

見沼代用水と、開削を行った土木技術者(紀州藩出身の、江戸幕府の武士です)井沢弥惣兵衛氏を「郷土の偉人」として取り上げています。

 

教育出版 小学校4年生 社会の教科書

 

 

見沼代用水を管理しているのは、見沼代用水土地改良区です。

これは、土地改良法を根拠とする組織です。

行政組織ではありません。

税金で運営されているわけではありません。組合員からの賦課金によって、組合員のために運営されています。

組合員は、流域の農地の土地所有者・耕作者は強制加入することとなっています。

JAのような私法人ではなく、公法人です。組合員の利益のために事業活動を行うが、公共的性格も持っています。都道府県知事の監督を受けます。

 

 

冒頭の写真で示した、ヘドロだらけの区間(蕨市錦町地内)においては、

 

蕨市議会議員だったおりに、再三に渡り一般質問で取り上げ、市に対して対策を求め続けてきましたが、蕨市はまったく対策をせず、残念な限りです。

 

 

また、見沼代用水土地改良区より、「錦町地内の素掘り区間について、北町5丁目地内並みの矩形水路化」を蕨市に対して申し出たものの、蕨市は、「近々に錦町土地区画整理事業によって暗渠化の予定があるので不要」と断った経緯があります。

その後、錦町区画整理は、遅れに遅れ、暗渠化のスケジュールのメドはさっぱり立ちません。見沼代用水土地改良区からの申し出を受けておけば良かったのじゃないですかね。

 

蕨市は、目の前の少額の出費を惜しんで、大失敗しました。