令和7年度 戸田・蕨陸上競技選手権大会のご案内

今週末、令和7年(2025年)8月31日(日)午前、戸田市スポーツセンター陸上競技場におきまして、戸田・蕨陸上競技選手権大会が開催されます。

 

戸田市、蕨市に在住・在勤の、小学生~社会人が参加します。

既に参加受付は締め切っておりますが、ご興味ある方は見学におこしください。

歓迎致します。

 

また、運営の役員の手が足りないので、陸上競技経験のある方はお手伝いいただければ幸甚です。

 

 

以下は、昨年、令和6年(2024年)大会の様子です。

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運営の様子

 

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参加者は、陸上部の現役学生・生徒や、学生時代に競技経験があり社会人になっても続けている人など、ガチ勢ばかりです。


蕨戸田衛生センター火災からの復旧スケジュール・費用

本年、令和7年(2025年)7月12日(土)の蕨戸田衛生センター火災の様子と、3日後に蕨・戸田市内のゴミ回収が再開した様子は、先日の記事で書いた通りです。

その後、依然として今日においても、回収したゴミの処理は、他の自治体にお願いして、費用をお支払いして処分してもらっている状況が続いています。

 

 

昨日、8月18日(月)、記者会見にて、復旧スケジュール・費用等が明らかになりましたので、以下に解説します。

 

 

出火原因

粗大ゴミラインのベルトコンベアで出火。原因は不明

 

「リチウムイオン電池の発火が原因ではないか?」と予測されていましたが、調査の最終的な結論は「原因不明」です。

 

 

復旧スケジュール

一般ゴミ焼却施設と、粗大ゴミ施設に分けて復旧作業が行われます。

 

一般ゴミ焼却施設については、復旧工事を行い、来年 令和8年3月から順次再稼働を目標

「順次」というのは、焼却炉が3つありますので、1つ目が稼働再開するタイミングが来年3月という意味だと思います。

 

粗大ゴミ施設については、引き続き検討

被害がかなり大きいらしく、まだ目処が立たない、といったところです。

 

 

復旧のための費用

  • 来年3月までの、他の自治体へのゴミ処理委託 18億円
  • ゴミ処理設備の点検整備 2億円
  • 一般ゴミ焼却施設の復旧工事 21億円

3つを合計すると、41億円です。

前述のように、「粗大ゴミ設備の復旧」については、まだ検討中の段階ですので、含まれておりません。

 

3つのうち、

  • 一般ゴミ焼却施設の復旧工事 21億円

については、100% を災害復旧事業債が起債可能です。
「◯◯債を起債する」=「借金をする」という意味です。

地方自治体は、どんな目的にでも幾らでも自由に起債できるわけではありません。
起債できる条件は「◯◯のために、◯%まで起債できる」と決まってます。

償還期間(=返済期間)は、おおむね20年間になるものと予想します。

また、この災害復旧事業債には、交付税措置はありません。交付税措置とは、「国が借金の肩代わりをしてくれる」という意味です。つまり、蕨・戸田市が自前の財源から返済していくことになります。

 

  • 来年3月までの、他の自治体へのゴミ処理委託 18億円
  • ゴミ処理設備の点検整備 2億円

この2つの合計 20億円の50%については、特別交付税が措置されます。つまり、半額を国が肩代わりしてくれる、ということです。

おそらくこの20億円は、全額が今年度に発生するものだと思います。

記者会見での発表からだけでは、この費用負担の財源をどうするのか、起債するのか(=借金するのか)、そもそも起債が可能なのか、今年度に全額を支払うのかは分かりませんね。これから補正予算案を組んで、議会で審議することになります。

 

 

蕨戸田衛生センター組合は、蕨市と戸田市との2市による一部事務組合です。

一部事務組合とは、ある業務について複数の市町村が共同で行っていくために設立した、言わば「合弁会社」のようなものです。蕨戸田衛生センター組合は、ゴミ処理、リサイクル、し尿処理のために蕨市と戸田市が共同で設立した一部事務組合です。

一部事務組合も、一つの地方自治体として見なされますので、議会が存在します。

蕨市と戸田市のそれぞれの市議会から、蕨戸田衛生センター組合議員が選出されています。例えるならば、「親会社の役員が、子会社の役員も兼務している」といったところです。

上記の費用については、蕨戸田衛生センター組合議会で審議し、さらに、蕨市と戸田市のそれぞれの市議会でも審議することになります。


蕨・戸田、ゴミ収集が再開

先日、令和7年(2025年)7月12日(土)に蕨戸田衛生センターで火災が発生し、7月14-16(月火水)の3日間、蕨・戸田市内でのゴミ収集がストップしておりました。

 

 

ゴミ収集が本日から再開

本日7月17日(木)より、ゴミ収集が再開しております。

蕨戸田衛生センターでのゴミ処理機能が復旧したわけではなく、県内の自治体に受け入れ・処理をしてもらうことが決まったためです。

 

やはり市内のゴミ集積場には、ゴミが溢れていました。

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クリーンシティーさんの収集車がちょうど回収に来たところでした。

 

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中央のマンションのゴミ置き場。

 

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ゴミが路上にまではみ出ています。

 

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ゴミが歩道を埋め尽くした上に車道にまでこぼれ落ちています。

 

収集能力を超えないよう、日を分けてゴミを出していただくよう、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

 

 

ゴミ・し尿の受け入れ先

埼玉県のアレンジにより、県内の以下の市・一部事務組合が受け入れてくれています。ありがとうございます。

  • さいたま市
  • 川越市
  • 和光市
  • 東埼玉資源環境組合(越谷市・草加市・八潮市・三郷市・吉川市・松伏町)
  • 児玉郡市広域市町村圏組合(本庄市・美里町・神川町・上里町)

 

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なお、近隣では、川口市の朝日環境センターも正月にリチウムイオン電池の発火が原因で処理機能が停止しております。

 

 

また、蕨・戸田市のし尿処理については、戸田市内、さきたま大橋のたもとにある、荒川水循環センターが受け入れてくれることになりました。

荒川水循環センターは、埼玉県の下水処理施設です。

20240827 荒川水循環センター20240827 荒川水循環センター

令和6年(2024年)8月に視察したおりに撮影した荒川水循環センターの下水処理プラント。

ここには、し尿処理専用の設備はありません。下水処理プラントにて、下水(汚水)と一緒にし尿も処理するとのことです。

 

 

自民党県議団より、県知事に要望

昨日 7月16日(水)、復旧が長期化した場合に備え、自民党県議団より県知事に対して以下の要望を行いました。

  • ゴミ処理の受け入れ先確保に向けた他自治体との仲介
  • 国による特別交付税措置の適用に向けた支援

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要望提出後、マスメディアの取材を受けているところ。

 

蕨戸田衛生センター火災への緊急要望書_ページ_2

要望書。

 

 

蕨戸田衛生センターの火災の原因・復旧の見込み

今の時点では、原因は不明、復旧の見込みは未定です。

市の広報を待ちましょう。

 

「リチウムイオン電池の発火が原因ではないか?」と予測している人が多いようですが、今の時点ではまだ分かりません。

いずれにせよ、リチウムイオン電池を含めて、ゴミの分別については、今まで以上にしっかりとやっていただきますよう、改めてお願い申し上げます。

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7月12日(土)16時ころに蕨戸田衛生センターにて撮影したもの。

蕨戸田衛生センターは戸田市内にあるため、戸田市消防本部と戸田市消防団が中心となって活動していたほか、さいたま市と隣接しているため、さいたま市消防局も出動していました。

この時点では、既に火の勢いは弱くなりつつありましたが、鎮火には至っていませんでした。


荒川左岸水害予防組合の水防演習

本日、令和7年(2025年)6月21日、川口市内の荒川河川敷 三領運動場において、荒川左岸水害予防組合水防演習が行われました。

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荒川左岸水害予防組合

蕨市、戸田市、川口市の3市によって組成されています。

それぞれの消防本部、消防団、市長部局(土木系の部署など)が参加しています。

水害には、外水氾濫(大きな河川が氾濫すること)と内水氾濫(街の中が冠水・浸水する都市型水害)の2種類がありますが、この組合は、荒川の氾濫に備えたものです。

 

 

 

水防演習

埼玉県防災航空隊や、国土交通省 関東地方整備局 荒川下流河川事務所なども参加しての、大規模な公開練習です。

3市持ち回りで開催しており、今年は川口市の当番回でした。

 

 

伝統的な3つの水防工法

本演習の中心となったのは、江戸時代から伝承され、今なお実効性の高い三種の水防工法の実地訓練です。科学的で、最小限のコストで最大限の効果を狙った工法です。

 

今回は炎天下での演習となりましたが、実際の現場では、大雨が降る中で行われることになるでしょう。横殴りの風が吹いていたり、夜間の場合もあり得ます。

どの工法も、基本的には文字通りの人海戦術であり、3市の消防本部職員、消防団員によって行われました。

 

 

土のうを作る

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土のう作りが、全ての水防工法の基本です。

土のう袋に土砂を入れて、袋の口を縛ります。

 

 

(1)越水防止工法

川の水が市街地へ流れ込むのを防ぎます。

浸水被害の“第一防衛線”であり、堤防の機能を補完するものです。

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こちらは、せき板工

板に沿って土のうを積んでいきます。

 

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これが完成形。積んだ土のうの上から土をふりかけて、隙間を塞いでいます。

 

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こちらは、シート張り式の改良積み土のう工

ただ土のうを積み上げるだけではなく、シートを張った上から積み上げることによって、隙間が生じるのを防ぐものです。

 

 

(2)漏水防止工法

堤防は、土を固めて作ってあります。土なので、中に水が染み込みます。

堤防の中に水が浸み込んで空洞化・崩壊を招くのを防がなくてはなりません。

チョロチョロと堤防の横腹から水が漏れ出てきた時に、このような漏水防止工法を用いて、水圧を逃がし、土砂が流出するのを防ぎます。

堤防が決壊するまでの時間稼ぎをするものです。

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こちらは釜段工の、作業途中の様子。

ただ円形に積み上げているわけではなく、高度な技術と経験を要するものです。積み上げの指示と作業は、川口市消防局の消防士が行っていました。

 

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こちらは、月の輪工の完成形。

 

ところで、「そもそも、堤防が土で出来ているから漏水が起きるのでは? 堤防をコンクリートでがちがちに固めてしまえば漏水しないんじゃね?」と思う方もいるかもしれません。

しかしながら、コンクリート製堤防は、

・お金がかかる。

・コンクリートで固めたところで、水の力はとても強く、漏水は完全には防げない。

・環境や生態系に悪影響を及ぼす。

・地震や地盤沈下・隆起に対して、剛構造のコンクリートは弱く、柔構造の土砂の方が対応しやすい。

という理由から、堤防をコンクリートで固めることは好ましくありません。

 

 

(3)洗掘防止工法

越水した水が堤防を削り取る「洗掘(せんくつ)」を防止するものです。

堤防は土で出来ているので、大きな水の流れに晒されると、やがて表面が削り取られてしまい、やがて決壊に至ってしまいます。

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これは、シート張り工の完成形。

ブルーシートを貼り、竹の棒、ロープ、土のうを上に配置してあります。最小限の道具と労力で、最大限の効果を狙った工法だと思います。

 

 

このような3種類の伝統的な水防工法に加えて、

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国土交通省 関東地方整備局の排水ポンプ車、などを用いて、堤防を守ります。

 

 

水難救助訓練

あわせて、川口市消防本部と埼玉県防災航空隊によって、溺れた人を助ける、水難救助訓練も行われました。

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埼玉県防災航空隊のヘリコプターが下降してきました。

 

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溺れた人を、懸垂上昇して救出しました。

 

 

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溺れた人。

「助けてー!」

実際には、ウェットスーツを着込んだ、よく日焼けした屈強な消防士さんです。

本当に溺れてしまった時には、手を振ると身体が沈み込んでしまいます。既に発見されているならば、それ以上は合図をする必要はありませんので、救助隊を信じてください。じっと動かずに体力を温存するのが良いでしょう。とにかく、落ち着いて、冷静に行動しましょう。

 

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川口市消防局が運用するジェットスキーによって救出しました。

 

 

演習を通じ、技術の継承、防災意識の啓発、組織間連携の強化と、複合的な成果が得られました。

現場で活動されたすべての関係者の皆様に、深く敬意と感謝を申し上げます。


戸田市議選2025

蕨市のお隣りの戸田市において、ただ今、市議会議員選挙が行われています。

投開票日は、令和7年(2025年)1月26日(日)です。

 

寒い季節の選挙は、肉体的にも精神的にもつらいものです。
(暑い季節の選挙も、これはこれでつらいのですが)

 

また、戸田市が、首都圏近郊に位置しており新興住宅地であることから新住民が多く、そのために浮動票が多いという事情と、統一地方選と大きくズレた時期に行われる選挙戦であり同時期によそで行われる選挙がほとんど無いという事情から、市外からやってくる落下傘候補が多い、という傾向が見られます。

もちろんこの傾向は、それそのものは悪いことではありません。
しかしながら、定数を大幅に超えて多くの新人候補が乱立する選挙戦は、票が分散するため、現職にとっては不利な条件となります。

 

 

保守系・自民系の全ての候補の選挙事務所を応援して回りました。

蕨市議だった時は、特定の仲のいい候補の陣営にがっつりとコミットして応援していたのですが、今回は、自民党蕨支部長としての立場から、そのようなことはせず、均等に全ての保守系・自民系候補の陣営を回ることに致しました。

戸田市議会の保守系・自民党系会派は、みらいの会、令和会の2つの会派があります。

 

 

選挙期間中、候補者本人は、事務所にでーんと座っていても票の獲得につながるはずもないので、朝から晩まで外を走り回っているものです。

たまたま休憩のタイミングに訪れて、候補者本人にお会いできた陣営も幾つかございました。

 

以下、順不同に写真を掲載します。

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遠藤秀樹さん。

たまたま辻立ちに出かける前のご本人にお会いできました。
7期目の挑戦、豊富な実績を持つ超ベテランです。
とだわらび青年会議所では、一緒に活動していました。

 

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そごう拓也さん。

3期目の挑戦なので、もはや若さは売りにできません。中堅としての実績と手腕をアピールしています。

 

202501 戸田市議選 保守系候補頑張れ!

小山大輔さん。

新人であり、勇退なさった熊木照明さんの後継者です。
とだわらび青年会議所では、一緒に活動していました。
さらに、蕨商工会議所青年部になぜか所属しており、今、一緒に活動しています。

 

202501 戸田市議選 保守系候補頑張れ!

林冬彦さん。

たまたま宣車が出発するところでお会いできました。
戸田市の地域情報満載のブログ「戸田市に住むと楽しいな!」を書いている、元祖ブロガーさんです。

 

202501 戸田市議選 保守系候補頑張れ!

細田昌孝さん。

ご本人にはお会い出来ませんでしたが、スタッフとして奮闘している友人のF君と写真を撮りました。

 

202501 戸田市議選 保守系候補頑張れ!

古屋としみつさん。

笹目川に隣接する地域を地盤としており、「水害と戦う」をスローガンとして掲げています。

 

202501 戸田市議選 保守系候補頑張れ!

榎本守明さん。

6期目の挑戦をしています。
みらいの会の団長を務めています。

 

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斎藤直子さん。

7期目の挑戦をしています。
令和会の団長です。
私が蕨市議会議長を務めていた同時期に、戸田市議会議長を務めておられました。

 

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福田政文さん。

新人です。勇退する伊東秀浩さんの後継者です。

選挙事務所を訪れた時に、写真を撮りそこねてしまいました。

 

 

全ての保守系・自民系候補の当選を祈念しております。

寒さが厳しい中、体調管理にしっかり気をつけて、最後の最後まで全力で頑張ってください!

 

戸田市にお住まいの方は、上記の保守系・自民系候補の中から、お地元の方を是非ともよろしくお願いします。


戸田・蕨陸上競技選手権大会が開かれました

昨日、令和5年(2023年)8月27日、戸田市スポーツセンターにて、戸田・蕨陸上競技選手権大会が開かれました。

戸田市と蕨市の陸上競技協会の共催によるものです。

 

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炎天下、準備をしているところ。

一時、夕立が降ってきましたが、幸いなことに大会を中断するほどのものではありませんでした。

 

 

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それほど規模が大きな大会ではありません。

戸田市・蕨市の、小・中・高校生、そして少数ですが大学生や社会人も参加し、日頃の練習の成果を発揮して自己の限界に挑みました。

 

 

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種目ごとの表彰式。

 

 

私は、数年前から蕨市陸競の会長を仰せつかっております。

トラック競技、フィールド競技の経験はありませんが。

陸上競技をやる方の入会を募集しております。

 

 

広義には、陸上競技というと、マラソンも含みそうな気がします。
しかしながら、狭義の「陸上競技」=部活の「陸上競技」は、トラック競技とフィールド競技のことのみを指します。マラソンは含まないのです。

私は趣味でマラソンをやりますが、トラック&フィールド系とマラソン系は、まったくノリが違いますね。

マラソンは、私も含め、社会人になってからやり始める人も多い、気軽に出来るスポーツであります。
30歳くらいになって、仕事が落ち着いてきて、お腹ちょっとぽよってきたのでマラソンでも始めようかな~という、気軽な気持ちで始める人がたくさんいます。
60代、70代になっても、自分なりのペースで楽しんでいる人もたくさんいます。

しかしながら、トラック&フィールド系は、社会人になってから始めるにはハードルが高く、ほとんど不可能です。ほぼすべての社会人選手が、学生時代から続けていた人たちばかりです。
そして、競技年齢が低く、アマチュアの世界でも、概ね30代には引退するようです。

選手人口が少ない点が、地域の陸上競技協会運営上の難点であります。


戸田市の教育を視察

私が所属している蕨市議会の保守系会派:令政クラブと、須賀敬史県議会議員と合同で、お隣りの戸田市の教育について、戸田市教育長に話を伺いに行って来ました。

 

戸田市の教育、というと、何となく先進的なイメージがあります。

また、豊かな財政を背景として、湯水のように教育にお金を注ぎ込んでいるイメージもあります。

 

しかしながら、これらはあくまでもイメージであって、実態はどうなのかな?

 

今までは体系的に戸田市の教育を調べてみたことはなかったのですが、この機会に、ざっくりとした戸田市の教育の特徴を把握することが出来たような気がします。

あくまでざっくりですけど、ポイントは、私なりには以下のように理解しました。

 

  • 従来型の受験・進学のための暗記型教育を脱した、「考える力の育成」志向
  • 民間企業CSRとのコラボによる、安上がりな新しい教育ツール・メソッドの導入
  • 教育長の教育改革の方向性と、市長の教育に比重を置く姿勢との相乗

 

一つずつ以下に解説していきます。

 

 

 

 

  • 従来型の受験・進学のための暗記型教育を脱した、「考える力の育成」志向

学校教育においては、当たり前ですけど、受験・進学というのはとても大切で、教育の成果、教師の成果のかなりの部分は、受験・進学の成績によって評価されるという冷徹な現実があります。

その結果として、学校教育の全ては、受験・進学の成績の向上という目的のために最適化されてしまいます。
「そのツール・メソッドは、受験・進学に役に立つのか?」ということが常に厳しく問われる、ということです。逆に、受験・進学に役に立たないのであれば、ムダだとみなされてしまいがちです。

しかしながら、受験システムは、年々変化しているとのこと。
今日では、東京大学の入試ですら、推薦入試が取り入れられています。

教育長曰く、むしろ、現実の受験システムよりも、一般の人の感覚の方が遅れているくらいだ、と。

つまり、受験・進学の成績の向上を目指すとしても、従来型の暗記型、ペーパー試験対策偏重の教育ではなく、「考える力の育成」こそが、実は今日、そして今後においては、より適しているのだ、という考え方です。

 

 

 

  • 民間企業CSRとのコラボによる、安上がりな新しい教育ツール・メソッドの導入

多くの民間企業はCSRネタを探しており、特に教育分野での提供先を探しているとのこと。
自治体からアプローチすると、喜んで無償で教育ツール・メソッドを提供してくれる、と。コンピュータ端末をただで提供してくれたり、等。

戸田市は、様々な先進的な、実験的な、新しい教育ツール・メソッドの導入を行っておりますが、そのほとんどが、民間企業・大学等から無償で提供されているもので、ほとんどお金はかかっておらず、決して戸田市の豊富な財政力を背景としてお金を出して買ってきているものではない、とのことです。

 

近年の戸田市の一般会計予決算を見ると、教育費の比率がかなり高くなっているのですが、小中学校の校舎が順次更新時期を迎えており、建て替えを行っているためなのだそうです。

つまり、一時的に教育費比率が高まっているだけであり、その上積み分のほとんどは、ソフトウェア・教育の中身に対してではなく、ハードウェア・建物等に対してのものなのだそうです。

 

そして、新しい取り組みを行うにあたっては、ファーストペンギン・スピリットを大切にしているとのこと。

ファーストペンギンはかっこいいのですが、当たるも八卦、当たらぬも八卦の、バクチのようなベンチャービジネスの世界です。アザラシやシャチに食われて死屍累々たる結果になるリスクも覚悟の上で臨むのであればいいと思いますし、私もそういう世界で血を吐き泥水をすすりながら仕事をしてきたので、個人的にはその種のやり方には魅力を感じます。

しかしながら、子供たちの教育、子供たちの人生を実験台にすることになりはしないのか? ファーストペンギンではなく、二番煎じのフォロワーペンギンこそが、安価で効率的で、最も理想的な姿ではないのか? というのが私が感じた疑問です。

正直、戸田市のやり方は私には腹落ち出来ていないのですが、結果として、戸田市において、安価で効率的に、最先端の質の高い教育が提供されているのは事実であります。

 

 

 

  • 教育長の教育改革の方向性と、市長の教育に比重を置く姿勢との相乗

現教育長が打ち出した、教育改革の方向性と、

・前市長の、教育へのICT導入を推進する姿勢
・現市長の、教育日本一を目指す方針

が、マッチしたからこそ、戸田市の教育改革が上手く進んだ、ということが言えそうです。

教育を変えるのは教育長、それをサポートするのが市長、という役割分担の中で、両者の方向性・方針が同じ方向を向いていたからこそ、ファーストペンギンとして先進的かつ試験的な挑戦をすることが出来た、と言えましょうか。