総選挙の最中ですが、埼玉県議会 公社事業対策特別委員会の視察で、障害者支援施設 皆光園を訪れました。
深谷市郊外のネギ畑の中にあります。
余談ですが、高校生の時の同級生に、深谷市から通っていたネギシ君という子がいました。ネギっちゃんというニックネームで呼ばれていました。
この施設は、県が100%出資している、埼玉県社会福祉事業団が運営しています。
社会福祉協議会と社会福祉事業団の違い
役割、立ち位置としては、ざっくり分類すると、
| 社会福祉協議会(社協) | 民間寄り、ソフトウェア中心 |
| 社会福祉事業団 | 行政寄り、ハードウェア中心 |
蕨市においては、かつては(私も市議会議員初当選以前の話なので、詳しくは知らないのですが)、
・蕨市社会福祉協議会(社協)
・蕨市社会福祉事業団
の2つが併存していました。
蕨市のその後、社会福祉事業団を解散し、社協に吸収される形で統合されました。
全国のほぼ全ての市町村では、2000年前後に、このようなパターンの吸収合併が行われました。
県や、政令市では、規模が大きなハードウェア(施設)運営を引き続き行う必要があるために、社会福祉事業団が残されています。
皆光園
重度の身体障害者の方々の生活施設です。
入所者にとっては、事実上の「終の棲家」となることが多いようです。
定員は50名で現在は満員。若干名の待機者も生じており、ニーズの高さをあらためて実感しました。
建物内部は、ユニット型特養のようなイメージです。
採用難に悩んでいる
福祉分野全体が深刻な人手不足に直面する中、同施設でも採用難が大きな課題となっています。
一方で、全居室に天井走行式介護リフトを導入することで、従来は2人で行っていた利用者の移動介助が、1人で可能になっているとの説明を受けました。
現場の負担軽減と安全性の両立に寄与する、重要な取り組みです。
埼玉県はロボティクス産業を政策的に支援していますが、福祉サービスロボットは「既に商品化されている一方で、社会実装が進みにくい」分野でもあります。
人手不足がますます深刻化する今こそ、福祉現場と技術を確実につなぎ、先進的なモデルを県内から作っていきたいと感じました。
委員会メンバの皆様、お疲れ様でした。


