教育まちづくり委員会がありました。
今会期中に、同委員会に付託された議案は、補正予算の審議。
・土木費 – 土木総務費 1,747万
これは、市役所当該部署にある公共施設の図面12K枚ほどの電子化の外注費。
特に緊急性はないのだが、県が市町村に出す補助金の枠が余ったため、「なにか使わないか?」と打診があり、応募したところOKが出た、というもの。
・土木費 – 公園費 300万
塚越5丁目と南町2丁目の公園における、老朽化した木製遊具の修繕に使う。
これも全額が県からの補助金。
・教育費 – 図書館費 277万
市立図書館3階の閉架式書庫の本棚が、3.11震災で歪んで使い物にならなくなったので、入れ替える。
全額を一般会計(市のお金)から出す。
土木費2件については質疑があった。
討論はなく、全員異議なくOK。
【委員会に付託された事案の流れ】
解説しよう!
ここで、「委員会付託」という仕組みに関して簡単に。
多くの様々な案件がある中で、全案件を、全議員が集まった「本会議」で話し合うよりも、案件をジャンルごとに分けて、それぞれ専門的な分科会「常任委員会」で実質的な話し合いをしよう、という仕組み。
なので、流れとしては、
本会議:
○案件と△案件を★□常任委員会に付託する、と決定する。
↓
★□常任委員会:
質疑(提案者に対して、聞くこと。次いで、提案者(主に市役所の担当部署の部長、課長クラス)が回答すること。誰も質疑しないこともある。)
↓
討論(委員(=委員会に所属する議員)が賛成か反対か意見を述べる。誰も発言しないこともある。)
↓
採決 (賛成するか反対するか。)
この結論が、本会議に上げられる。
↓
本会議:
質疑
討論
採決
原則として、委員会での結論を踏まえて、その通りに議決することとなる。
というものです。
「質疑→討論→採決」というのがセットになっています。
質疑、討論は誰も発言しなければ省略されますが、採決は必ず行われ、黒白はっきりと結論を出します。