埼玉県産プレミアムいちご生産拡大に向けた勉強会

本日、令和8年(2026年)8月6日、自民党県議団において、県農林部、埼玉いちご連合会、埼玉県養液いちご研究会の皆様をお招きし、勉強会を行いました。

埼玉県では、

  • あまりん
  • かおりん
  • べにたま

という、とてもおいしい県産プレミアムいちごの生産拡大に力を入れています。

 

 

実はこれらは、埼玉県農業技術研究センターが研究開発したオリジナル品種です。

 

県が栽培を許諾しているのは、埼玉いちご連合会と埼玉県養液いちご研究会に所属する県内の生産者に限られており、品質とブランド価値を守りながら生産拡大を進めています。

尚、蕨市内では、いちごの栽培は行われておりません。

 

 

新規参入や他の作物からの転作を希望する方は多いものの、ハウス建設などの初期投資の大きさが、生産拡大のボトルネックになっています。

諸費用上昇のため、1反当たり3,000万円程度の初期投資が必要になるとのことです。

 

ハウス栽培が基本であるため、近年増えている、盗難被害は皆無とのことです。

 

 

埼玉のおいしいいちごを、より多くの皆様に味わっていただけるよう、生産拡大を後押ししてまいります。

 

20260806 自民党県議団 プレミアムいちご勉強会

勉強会の様子。ええ

 

20260806 自民党県議団 プレミアムいちご勉強会

ところで、いちごに限らず、シャインマスカットなど、近年の果物はプレミアムブランド化が進み、甘くおいしくなった一方で、価格も高くなっています。

 

 

そこで、個人的な疑問として、

「昔の果物のように、多少は酸味があっても構わないので、もっと手頃な価格で、ガブガブ食べられる果物を作ることはできないのでしょうか?」

と質問しました。

 

これに対しては、いちご農家にとって、プレミアム品種は栽培経費もかかるものの、販売単価が高く、利益の絶対額も大きくなるため、敢えて旧来品種を選ぶ合理性は乏しいとの説明でした。

なるほど、利益額が大きいならば、そりゃそうですね。

 

20260806 自民党県議団 プレミアムいちご勉強会

勉強会終了後に記念撮影。

東埼玉消防指令センターを視察

越谷市にある東埼玉消防指令センターは、つい3ヶ月前、令和8年(2026年)4月1日から運用開始したばかりです。

春日部市、越谷市、松伏町、吉川市、草加市、三郷市、八潮市が、指令部機能を共同運用しています。

 

(なお、元々、草加市と八潮市は草加八潮消防局を共同で運営しており、吉川市と松伏町は吉川松伏消防組合消防本部を共同で運営しています。)

 

20260707 東埼玉消防指令センター

蕨市議会 わらび未来の会の皆さん、須賀敬史 前県議とともに見学させていただきました。

この建物は、新設されたものです。

 

 

 

消防の広域化

消防は、市町村の仕事です。

全国のそれぞれの市町村が消防本部・消防局などを、市町村単独であるいは一部事務組合として立ち上げて、運営しています。

蕨市の場合は、蕨市消防本部という組織があります。

 

 

国全体としても、埼玉県としても、消防の広域化を進めています。

国も埼玉県も、消防の広域化を後押しするための財政支援を行っています。

 

 

消防の広域化とは、複数の市町村の消防本部・局を合併・統合していくことを指します。

人口減少・経済の成熟化の時代にあって、あらゆる行政機能の統廃合は、国全体の大きな課題ですが、消防もその例外ではありません。消防の場合は、何かを廃止してサービスを縮小するということはありえません。統合=広域化ということです。

消防を運営しているのは市町村であるために、合併・統合の意思決定は、市町村自身が行うべきものです。国や埼玉県が、市町村に対して強制することは出来ません。

 

 

消防の広域化の目的は一言で言うと、経営資源を集約して、コストを下げながら消防力を高めるということです。

 

 

ざっくり分解すると、以下の三点です。

  • 経費節減

管理部門、指令設備、車両・資機材などの重複を減らし、共同化・集約化する。

 

  • 人材の効率的配置

管理部門を集約し、消防・救急・救助など現場部門へ人員を振り向ける。人事ローテーションもしやすくなる。

 

  • 高度・専門的な消防活動への対応力強化

救助、救急、予防、特殊災害、大規模災害などに対応する専門人材・専門部隊・高度な資機材を確保しやすくなる。

 

 

人口7.7万に過ぎない蕨市においては、消防の広域化は、喫緊の課題です。

 

 

 

消防の広域化のデメリット

基本的には、住民にとってのデメリットはありません。統合にはコストは掛かりますが、それは一時のものですし、国や県からの財政支援もあります。

 

首長にとっては、消防本部・局が自分のコントロールを離れてしまい、式典で挨拶する機会が減ってしまう、と言うデメリットがありますが、これは住民のデメリットとは無関係です。

消防関係者にとっては、統合に伴いポストが減るというデメリットがありますが、これもまた住民のデメリットとは無関係です。

 

 

 

指令機能の共同運用 ≠ 消防の広域化

この度、視察した、東埼玉消防指令センターは、7市町(5消防本部・局)により、指令機能を共同運用するものです。

組織の合併・統合ではなく、従って、消防の広域化とは別の流れにあります。

 

 

例えて言えば、

7市町(5消防本部・局)が、出資し合って合弁会社を作り、その合弁会社に指令機能を業務委託する、というイメージです。

消防関係者にとっては、ポストが増えました。

 

スタッフは、それぞれの消防本部・局に所属しながら派遣されています。

指揮命令は、所属元の消防本部・局から受け、給与体系、休暇取得ルールも元の消防本部・局のものがそのまま適用されます。

 

 

7市町(5消防本部・局)にとっては、指令機能の共同運用の先に、消防本部・局の統合を見据えているわけではありません。

 

 

 

東埼玉消防指令センターの中へ

20260707 東埼玉消防指令センター

2階建ての建物。

24時間365日稼働するために、個室宿泊ルームを多数備えています。

 

20260707 東埼玉消防指令センター

指令センター内部は写真撮影は禁止でしたが、唯一、この記念写真だけは撮影が許可されました。

 

 

この部屋が、119番を受電するコンタクトセンタとしての機能、一次出動する部隊を7市町(5消防本部・局)の消防署・車輌の中から選定して、指示を出すまでの機能を担っています。

 

一次出動した部隊だけでは不足しているなど、二次出動が必要な場合は、この指令センターではなく、7市町の5つのそれぞれの消防本部・局において意思決定し、指示を出します。

 

20260707 東埼玉消防指令センター

個室ベッドを跳ね上げると、布団ボックスとなっています。

 

個室・ベッドは共有されますが、布団・シーツ類は共有ではなく、自分専用のものを使うことが出来ます。

 

20260707 東埼玉消防指令センター

屋上へ。

自家発電装置があります。

 

20260707 東埼玉消防指令センター

固定電話網が使用不能になった場合に備えた、NTTドコモ携帯電話回線用のアンテナ

 

20260707 東埼玉消防指令センター

NTTドコモ回線のアンテナと機器。

 

 

尚、7市町での費用負担比率が気になるところです。

人口割、基準財政需要額割、119番通報件数割、救急出動件数割など10種類の算出方法を比較検討した結果、住民基本台帳人口割とし、毎年見直すことになったそうです。

この種の条件・比率を決めるに当たっては、企業のM&Aの時と同じように、大きい側が条件を譲るのが秘訣のようです。

 

 

 

かなり速いスピード感での実現

令和2年8月 勉強会をスタート

令和4年2月 任意協議会を設立

令和5年3月 構成市町の議会で議決

令和5年4月 協議書調印

令和5年5月 法定協議会を設立

ここから土地の選定~建設工事を行って、

令和8年4月 運用開始

 

 

ということで、かなり速いスピードで指令機能の共同運用は実現しました・・・と書こうと思っていたのですが、ん?こうして文章にしてみると、6年間もかかっているのか。そんなに速いってほどでもないかな。

まあ、役所にしては珍しいくらい速いということです。

 

 

緊急防災・減災事業債という国の財政的支援メニュがあり、これを使える期限があったことから、大急ぎで手続きを進めた、という側面もあるようです。

財政的インセンティブの効果は大きいです。

 

 

 

蕨市における消防の広域化

これから必要な課題です。

現実的に、消防を広域化するに当たっては、隣り合う自治体同士で進める必要があります。

市町村合併の場合は、飛び地合併というものもあり得ますが、消防の広域化に関しては難しいものと言わざるを得ません。

埼玉県立熊谷図書館を訪問。県立図書館は「埼玉県全体の知のインフラ」であるべき

埼玉県立図書館は、現在、熊谷図書館久喜図書館の2館体制です。

 

今後は2館を集約し、熊谷市中心部に整備予定(2030年と2033年に段階的に竣工予定)の「北部地域振興交流拠点」に新県立図書館の窓口を設けるとともに、熊谷地方庁舎の敷地内に書庫棟を整備し、2つの施設を一体的に運営する計画となっています。

 

新県立図書館では、

  • 来館しなくても利用できるデジタルサービスの充実
  • 市町村立図書館との役割分担
  • 地域資料の収集・保存とデジタル化

など、従来型の「たくさんの本を並べ、人が訪れて読む図書館」から大きく役割を転換していくことになります。

 

 

県立図書館は「埼玉県全体の知のインフラ」であるべき

私は先の6月定例会一般質問で、

 

新県立図書館による県内知的資産DXの推進について

というテーマを取り上げました。

 

 

古文書や郷土資料をはじめとする、著作権上の問題がない紙ベースの資料について、単にデジタル画像として保存するだけではなく、

  • 検索可能にする。
  • 機械可読にする。
  • AIを通じても利用できるようにする。

県内に蓄積されてきた知的資産を、場所や時間の制約なく誰もが利用できる形にして、次の世代へ引き継いでいくべきだと主張しました。

 

 

これからは、図書館所蔵資料のみならず、あらゆる行政文書、その他のありとあらゆる文書については、AI readyであることが死活的に重要になります。

 

 

ところで、この一般質問をしておきながら、実は現行の県立図書館を訪れたことがありませんでした。

 

 

埼玉県立熊谷図書館を初訪問

そこで、先日、令和8年(2026年)7月28日(火)、熊谷図書館を初訪問して参りました。

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

建物は昭和45年竣工で、既に半世紀以上が経過しています。県の基本計画でも、熊谷図書館、久喜図書館ともに施設の老朽化が課題とされています。

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

3階建てです。

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

吹き抜けのロビー。

 

実際に歩いてみると、率直に言って、現在の「来館型図書館」としての姿だけを見る限り、小さな市の図書館とサービス内容が重なっている部分も大きいように感じました。

 

 

県立図書館には、市町村立図書館では収集しにくい専門資料の収集・保存、レファレンス、市町村立図書館の支援、県内図書館を結ぶ資料搬送ネットワークなど、県域全体を支える役割があります。

だからこそ、新しい県立図書館は、単なる「大きな市立図書館」を造るのでは意味がありません

埼玉県が持つ膨大な知識や記録をデジタル空間に解放して、県内どこからでも使える「埼玉県全体の知のインフラ」になってもらいたいと思います。

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

ビジネス支援室。

 

このコーナーは、ビジネス本を置いてあるだけではなく、各種有料データベースサービスを利用できたり、コンサルも受けられるようです。

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

2階フロアへ。

 

埼玉県の郷土資料のコーナーは、やはり充実していました。

 

他方で、視聴覚資料コーナーは、VHSビデオデッキが現役で置いてあるなど、設備更新が進んでいない様子も伺えました。

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

展示コーナー。

給食ヒストリー

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

昔の給食と、今の給食を、食品サンプルで展示しています。

 

202607 埼玉県立図書館 熊谷図書館

展示コーナーの閲覧者をカウントする仕組みがありました。

 

尚、閲覧室内は、写真撮影禁止でした。

 

 

 

おまけの写真

2016年4月、平壌マラソンに出走するために参加したツアー一行で、平壌にある、人民大学習堂を訪れました。

これは、北朝鮮の国立図書館のことです。

もう10年前のものですが、写真でレポートします。

20160411 平壌の人民大学習堂

人民大学習堂の全景。

広場で白い帽子を被って座っている人たちは、マスゲームの練習をしている人民たち。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

エレベーターホール。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

豪華なロビー。

いかにも旧共産圏チックですね。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

司書さんかな?

 

20160411 平壌の人民大学習堂

閲覧室。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

何かの講習会。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

視聴覚コーナーの司書さんです。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

視聴覚資料は、VHSビデオが中心でした。

 

20160411 平壌の人民大学習堂

これはなつい!

この写真の製品は、CDプレーヤはなく、レコードプレーヤが付いていますね。

HITACHIのロゴが写っています。

chatGPTに画像を読ませて調べてみたところ、日立製作所の欧州市場向けミニコンポで、 1985年ころに発売されたHRD-MD04というモデルのようです。

 

 

高校に入学した時に、ケンウッドのこういうミニコンポを親に買ってもらいました。1990年ですね。当時、レコードはなく、CDプレーヤがついていました。

 

 

20160411 平壌の人民大学習堂

昼休みの時間に、フォークダンスを踊ってレクリエーション♪ する職員さんたち。

県土都市整備委員会視察 — 国道1号静清バイパス 清水立体

埼玉県議会 県土都市整備委員会にて、静岡県清水区の国道1号 静清バイパス 清水立体の工事現場を視察してまいりました。

 

 

静岡市清水区では、市街地の中を国道1号静清バイパスが通り、さらに国際拠点港湾である清水港や東名高速道路などを結ぶ広域交通が重なっています。

地域の暮らしを支える交通と、港湾物流を担うトラックなどの広域交通が集中することから、交通事情は複雑です。

この区間です。

 

例えば、東京港なんかを思い浮かべると、港湾地域は、下町、オフィス街、住宅街と完全に切り離されています。

臨海の埋立地に港湾施設があり、ここに、一般家屋やオフィスはないので、街なか移動のクルマや自転車、徒歩の人が入り込んでくることはほとんどないでしょう。行き交う車輌のほとんどはトラックのはずです。

 

 

清水港は、古くからの港町であり、近距離 街なか交通と、中長距離トラック交通が混在しているのです。

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 国道1号静清バイパス清水立体視察

「清水立体」区間は、これまで慢性的な渋滞による速度低下が生じ、周辺区間と比べても死傷事故率が高く、特に渋滞に起因すると考えられる追突事故が多いことが課題となってきました。

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 国道1号静清バイパス清水立体視察

そこで、2.4km区間を高架化。

  • 広域・通過交通を担う高架の専用部(片側2車線)
  • 沿道へのアクセスや地域内の交通を担う地上の街路部(片側2車線)

に交通を分けることで、渋滞の緩和と交通安全の向上を図ります。

 

国道ですので、国の事業です。

 

また工事中であり、供用開始されていません。

陸橋(専用部)の上へ。

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 国道1号静清バイパス清水立体視察

もともと交通量が多く、慢性的な渋滞が生じている道路です。

工事のために道路を長期間止めるわけにはいきません。

そこで、RC(鉄筋コンクリート)の柱と鋼製の梁を組み合わせた複合橋脚を採用するなど、交通規制を短縮するための様々な工夫が行われています。

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 国道1号静清バイパス清水立体視察

巨大な高架道路そのものにも圧倒されますが、今回特に印象に残ったのは、道路を使い続けながら、その道路を造り変えていく難しさです。

新しい道路を何もないところに造るのとは違い、毎日多くの車が行き交う中で、安全を確保し、地域の暮らしや物流への影響を最小限に抑えながら工事を進めなければなりません。

都市インフラの更新や改良では、完成した施設だけでなく、「どう造るか」「工事中も都市機能をどう維持するか」まで含めて考えることが重要だと、改めて感じました。

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 国道1号静清バイパス清水立体視察

県土都市整美委員会委員一同、視察を受け入れてくださった国土交通省 中部地方整備局 静岡国道事務所の皆さんと。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 国道1号静清バイパス清水立体視察

尚、この日は日差しは強く、気温も高く、熱中症危険レベルは最高度でありました。

 

現在は東京方面の上り線を優先して整備しており、令和8年度内の上り線開通が予定されています。

 

建設工事に関わる皆様のご安全をお祈りします。

熊本地震の被災地支援募金

昨日、令和8年(2026年)7月29日、蕨駅西口におきまして、自民党蕨支部で熊本地震被災者支援募金を行いました。

 

多くの皆様にご協力いただき、146,941円の義援金をお寄せいただきました。
お預かりした義援金は、日本赤十字社を通じて、被災された方々へ届けてまいります。

ご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

 

 

熊本は、10年前の2016年にも最大震度7を観測する大地震に襲われ、その後も大きな水害をたびたび経験してきました。

そして今、再び大きな地震被害に見舞われています。

 

 

現地では今なお安否不明者の捜索・救助活動が続き、多くの方々が避難生活や車中泊を余儀なくされています。

暑さの厳しい時期でもあり、被災された皆様のご不安、ご苦労を思うと胸が痛みます。

一刻も早く安否不明の方々が救出されますことを願うとともに、被災された皆様が一日も早く安心した生活を取り戻されますことを、心よりお祈り申し上げます。

また、厳しい環境の中で捜索・救助、医療、避難所運営、インフラ復旧などに尽力されている全ての皆様に、深く敬意を表します。

20260729 熊本地震被災地支援募金

左から、
古川歩 市議
前川やすえ 市議(蕨市議会会派:わらび未来の会会長)
須賀敬史 前県議

栃本由兼 市議
岡田三喜男 市議

 

写真には写っておりませんが、大石圭子 蕨市議会議長、田中良生代議士秘書の益子さんも参加しました。

 

 

20260729 熊本地震被災地支援募金

私です。

 

 

20260729 熊本地震被災地支援募金

須賀敬史 前県議

 

 

20260729 熊本地震被災地支援募金

栃本由兼 市議

 

 

20260729 熊本地震被災地支援募金

古川歩 市議

 

 

20260729 熊本地震被災地支援募金

岡田三喜男 市議

 

 

20260729 熊本地震被災地支援募金

田中良生代議士秘書の益子氏。

 

 

 

 

以下の写真は、前回10年前の熊本地震の被災地を、2020年12月に訪問したときのものです。

この時は、コロナ禍の渦中であり、クルマで自走・フェリーにて九州を訪れ、妻と九州の山々をトレッキングしながら、温泉巡りをしました。

202012 熊本城

熊本城。

 

10年前の地震で崩れてしまった石垣は、熊本復興のシンボルとして、この写真の後、だいぶ再建が進んでいたはずです。

今回の地震で、再び大きく崩れてしまったようで、胸が痛みます。

 

 

202012 阿蘇大橋

旧 阿蘇大橋の橋桁。

崩れた橋桁が、渓谷の斜面に引っかかっていました。

 

奥に見える集合住宅は、かつてこの地に在った東海大学阿蘇キャンパスの学生向けアパートです。

 

 

202012 阿蘇大橋

同じく旧 阿蘇大橋

 

写真右奥の斜面は、10年前の熊本地震の際は、大規模な土砂崩れを起こしました。

県土都市整備委員会視察 — 東京都下水道局 千代田幹線

県議会 県土都市整備委員会にて、東京都下水道局の再構築事業の視察に行ってまいりました。

 

 

老朽化した都市インフラの更新(造り直し)は大変

全国各地で、老朽化した都市インフラの更新が大きな課題となっています。

 

更新には膨大な費用がかかります。

人口減少が進み、社会・経済が成熟化する中で、更新費用を捻出することも大変です。

 

また、道路、上下水道、鉄道など、今まさに現役で使われている都市インフラを、機能を止めることなく造り変えていくのは、極めて難しい仕事です。

道路や鉄道であれば、場合によっては、人の動きが止まった深夜~早朝にしか、工事をすることは出来ません。

下水道に至っては、バックアップルートが無い場合は、常に下水が流れ続けているわけですから、そのまま同じ場所に造り直すことは、不可能です。地下に仮設ルートを造ることは簡単ではありません。

 

 

東京都の下水道

東京の都心部には、明治時代に造られ、ななんと!今でも使われている下水道もあります。

しかし、大量の下水が常時流れ、水位が高い幹線では、調査や改修工事を行うこと自体が困難です。

 

 

 

東京都下水道局の再構築事業

東京都の下水道は、合流式です。

 

下水道には合流式と分流式があります。

  • 合流式 汚水と雨水を、一つの管路に一緒に流す。
  • 分流式 汚水と雨水を、二つの別々の管路に流す。

 

蕨市においては、

  • 錦町以外は合流式
  • 錦町は分流式

です。

一般的に、合流式は古いやり方で、分流式は新しいやり方です。

合流式は、大雨のときには、下水道の処理キャパシティを越えてしまうために、汚水と下水の両方が混ざった下水を、未処理のまま河川に流すことになります。

分流式においては、大雨の時に下水道の処理キャパシティを越えてしまった場合も、未処理のまま河川に流すのは雨水のみですので、それほど環境へのインパクトは大きくありません。

 

 

旧式でデメリットが大きい合流式ですが、造り変える際には、大きなメリットがあります。

雨が降っていないタイミングでは、下水管路を流れる下水量が減るために、人が入って、検査をしたり改修工事をすることが可能となります。

分流式は常に大量の下水が流れ続けているために、人が入ることは不可能です。

 

 

東京都の下水道再構築事業は、このような合流式のメリットを活かしたものです。

  1. 既設幹線に並行して、バックアップ幹線を造る。
  2. バックアップ幹線に、下水の流れを切り替え、既設幹線の下水流量を少なくする。
    (流量はゼロにはならない)
  3. 既設幹線の内側に塩化ビニル製の帯を巻き付け、内側からリニューアルする。
    これを更生工法と言う。
    管路の内径は小さくなるが、ツルツルになるために下水の流れは速くなる。
    この工事は、既設幹線に下水を流したまま行うことができる。
    新設管と同等以上の強度を持ち、耐震性も確保できる。
  4. 既設管の更生工法終了後も、バックアップ幹線と既設幹線は、冗長化したまま両方とも利用し続ける。
  5. 将来、バックアップ幹線が老朽化したら、こちらも更生工法で長寿命化する。
  6. ・・・交互に繰り返し

 

この上記のバックアップ幹線が、今回見学した千代田幹線です。

 

 

なんと、東京都は、令和7年(2025年)1月の八潮道路陥没事故が起こる前から、バックアップ幹線を造る工事を進めていたのですね。

 

 

 

芝浦水再生センターへ

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

高輪ゲートウェイ駅近くの、芝浦水再生センター

 

尚、埼玉県では水循環センターと呼んでいますが、同じ役割の施設です。
下水処理プラントのことです。

 

 

高輪ゲートウェイ駅の近くに位置しています。

埋立地だそうです。

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

周囲は、高層マンション、高層オフィスビルが立ち並んでいます。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

説明してくださった東京都下水道局の職員の方からは、大都市の暮らしを支えるインフラ事業者としての誇りと使命感を感じました。

 

 

 

深さ64mの千代田幹線 立坑へ

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

芝浦水再生センター 敷地内にある、深さ64mの立坑へ。

工事現場のエレベーターで、ごとごと揺れながら、ゆっくり下りていきます。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

こんなエレベーターです。

写真左側は、非常用の階段です。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

深さ64mの底面から見上げると、かなりの高さがあります。

建物でいうと、20階建てくらいの高さです。

地下鉄と干渉しないようにするために、これだけの大深度地下に位置しています。

この日は猛暑日でしたが、地下64mは、ひんやりとした涼しさです。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

内径4.9mの管路。

飯田橋から、ここ芝浦水再生センターまで、8.7kmの掘進は、令和6年度には完了しています。

飯田橋の発進立坑から、中間立坑を設けることなく、一気にシールドマシンで掘り進めました。

 

 

現在は、既設幹線から千代田幹線へ下水を取り込むための施設などの整備が進められています。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

まだ使われていませんので、視察させていただくには絶好のタイミングでした。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

千代田幹線の長さは8.7kmもあるゆえ、移動は自転車が用いられています。

 

 

老朽インフラ対策は、壊れてから直せばよいというものではありません。

膨大なお金がかかっても、都市機能を止めることなく次の世代へ引き継ぐため、何十年も先を見据えて計画的に更新していく必要があります。

「使いながら造り変える」都市インフラの更新。

埼玉県においても、道路、橋梁、河川、下水道などの老朽化が進む中、更新とともに、冗長性を持たせたインフラ整備を長期的に考えていかなければなりません。

 

 

202607 埼玉県議会県土都市整備委員会 東京都下水道局千代田幹線視察

県土都市整美委員会の委員、東京都下水道局の職員さんと記念撮影。

東京都下水道局の皆様、ありがとうございました。

第2回 わらびパラスポーツひろば

こちらの記事で紹介した、5月の第1回イベントに引き続き、先日、令和8年(2026年)7月25日(土)、第2回 わらびパラスポーツひろば が、蕨市民体育館にて開催されました。

 

パラスポーツを楽しみながら体験しよう!という趣旨のイベントです。

主催者である蕨パラスポーツ指導者クラブのインストラクターの方々が、初めてやる人にも、丁寧にやり方を教えてくれました。

 

 

パラスポーツとは、元々は、障がい者向けのスポーツでした。

今日においては、障がいの有無にかかわらず、誰でも楽しめるスポーツとして、広く普及しています。

 

 

スポーツの楽しみ方には様々なものがありますよね。

健康のため、ストレス解消のため、友人や仲間とのコミュニケーションのために、勝敗にこだわらずにやる場合もあります。

大会での勝利や、過去の自分の記録を上回ることを目指して、ガチで取り組む場合もあるでしょう。

パラスポーツも、それ以外のスポーツと全く同じです。

 

 

第1回目とは、また異なる種目が用意されていましたので、第1回目参加者の方も楽しむことが出来たと思います。

 

 

20260725 わらびパラスポーツひろば

車いすバスケ用の車いすの体験搭乗。

 

左右のホイールが、かなりハの字になっています。クイックな動きに対して横転することを防ぐための造りだと思います。

タイヤは、ロードバイク用のタイヤなのでしょうか。

当たり前ですが、ブレーキは付いていません。回転するホイールを手で抑え込んで止まる仕組みです。しかしながら、上記のような木の床の場合は、ホイールの回転が止まっても、そのままつるーっと勢いで滑り続け、すぐには止まりません。

左右のホイールの動きを前向きと後ろ向きと逆に回転させれば、その場で360度左右にくるんと回転することも出来ます。

 

なるほど、これはなかなかおもしろい乗り物です。

 

 

20260725 わらびパラスポーツひろば

手のひら健康バレー。

 

円陣を組んで、ビーチバレーのボールが床に落ちないように、投げ合います。

敵と戦うものではなく、協力し合いながら、床に落ちずに何回投げ続けられるか、回数をカウントします。

お尻をイスから浮かせてはなりません。

 

 

上記の写真のイチゴ型ボールは、遊び用のものであり、競技用にはもっと小さいボールを用います。

 

これは意外と汗だくになりました。

 

 

20260725 わらびパラスポーツひろば

太極柔力球。

 

網状のラケットの上に載せたボールを、遠心力でくるくる回転させるものです。

 

うまくなると、ただ腕を回すだけでなく、ボールを高く上に放り投げてから受け止めたり出来るようになります。

 

 

20260725 わらびパラスポーツひろば

フライングディスク。

 

フリスビーのような硬いものではなく、ふわっとしたスポンジ状の緩衝材が巻かれた円盤を投げ、輪に向かって投げ入れます。

 

円盤がふわっと軽い造りであるため、なかなか思う通りに飛ばすことが出来ません。

スタッフさんに何度も当ててしまいました、すみません。

 

 

わずか短時間しかいられませんでしたが、私にとって初めての種目を楽しみながら体験することができました。

関係者の皆様、お疲れ様でした。

 

 

次回の 第3回わらびパラスポートひろば は、

令和8年(2026年)11月8日(日)午前

南公民館

です。

 

お楽しみに!