八潮市における、下水道管路破損による道路陥没事故において、行方不明となっていたトラック運転手さんの身柄が救出され、お亡くなりになっていることが確認されました。
衷心より御冥福をお祈り申し上げます。
令和7年(2025年)5月14日(水)には現地を訪れました。
現場の交差点から200mほどの地点にバリケードが設けられ、それ以上は近づくことはできません。
大型クレーンが複数台稼働している様子が伺えます。トラックなども頻繁に出入りしていました。
尚、SNSにおいて、「近辺では下水臭が酷い」という投稿をみかけたのですが、少なくとも、200mほど離れた地点では、全く感じませんでした。
昨日、令和7年(2025年)5月16日(金)には、トラック運転席の運び出し作業が行われました。
これをもって、一連の救出作業は全て完了し、埼玉県災害対策本部は解散致しました。
今後は、原因究明・復旧に注力していくことになります。
埼玉県の下水道インフラの点検は、定められた点検基準・手順に従い、適切なタイミングで行われてきました。
それでも下水道管破損事故が起きてしまった事実は、従来の「点検基準・手順」に改善の余地がある可能性を示唆しています。
原因究明次第、点検基準・手順の見直し検討を含め、速やかに再発防止策を講じるべきところです。
県議会においては、本件に係る特別委員会を設置し、集中的に審議してくべく準備中です。