ケータイコンテンツ業界における、公式サイトビジネスと勝手サイトビジネス

既に上場しているケータイ向けコンテンツプロバイダ(CP)のIR資料なんかを読んでいると、「公式サイト市場は既に飽和した。これからは、勝手サイト市場の方が成長が見込めるんで、力を入れていきます」なんてことが、よく書いてある。

ほんとかな?

以下、私見と、当社の今後の方針について。


まず、以下は、ケータイコンテンツ市場を、公式サイトビジネスと勝手サイトビジネスと、二元論的に分類して考えていることが大前提。
もちろん、他の分類学もあるだろうけど、取り敢えずこの場では、この二元論でいきます。

ケータイコンテンツの世界は、99年とか2000年前後にドコモがi modeを立ち上げてから始まり、まだ6,7年しか経っていない新しい市場な訳だが、当時から一貫して、キャリアによって統制された、特殊な市場である。

新しい技術革新や、画期的なサービスプラットフォームのリリースは、全てキャリア主導で行われている。

「これからは勝手サイトでやっていく方が良い!」と言っている人たちのロジックは、「今後はMNPによって、ユーザのキャリアスイッチが頻繁に起こるので、公式サイトは使われなくなっていくし、キャリアのプラットフォームに依存しない、つまり、勝手サイトの方が、ビジネスとしては安定的だし、成長を阻害する要因が少ない」というものだ。

先のエントリで述べたように、私は、MNPの影響を限定的だと考えており、従って、今後も「公式サイトビジネス」の市場は、シュリンクすることはないだろうと考えている。

短期的にはMNPの影響はそれなりにあるので、公式サイト市場、勝手サイト市場の二元論で言うと、短期的には後者の成長率の方が高いかもしれないが、絶対値として、前者の成長率がマイナスになる訳ではないと考えている。

まあ、既に上場しているような大手CPは、「既に公式サイト市場はかなり彼らなりに掘りまくってしまっているので、今以上に掘る余地はない。従って、勝手サイト市場にいくしかない」というのは、彼らなりの判断ではあるのだろう。でも、それは、MNPとは関係ない話だよね。

当社 株式会社ブレード・コミュニケーションズは、公式サイト市場もまだまだちょこっとしか掘れていないので、まだしばらくはこの分野を掘り進んでいくつもりです。


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