私の仮説なのだが、
モバイルの世界では、ユーザは、自分が使っているサービスのコーポレート・ブランドを全く意識していないのではないか? のみならず、サービス・ブランドすら意識していないケースが多いのではないか?
つまり、ユーザは、日常的に使っているモバイル上のサービスがあったとしても、そのサービスの名称も知らないし、ましてやサービス提供企業名すら知らないケースが多いのではないか。
分からないことは、はてなに聞いてみよう!
はてなで以下のような質問をしてみました。
あなたが日常的に使っているモバイル・コンテンツ(iモードなどの携帯電話のサービス。着メロ、着うた等。)についてお聞きします。
1.どんなサービスを使ってますか?
2.そのサービス名称を知っていましたか?
(知っていた/知らなかった)3.そのサービスを提供する企業名を知っていましたか?
(知っていた/知らなかった)
いい加減なクイック・サーベイだし、はてなで回答してくれるユーザ属性なんてきっと片寄っているだろうけど(つまり、ネットリサーチへの代表性の疑問)、それは取り敢えず置いておく。
回答サンプルは25人。
1人当たり複数回答もあるので、合計で40件。
そのうち、
問2は、知っていた=36 /知らなかった=4
問3は、知っていた=26 /知らなかった=14
私にとっては意外だが、日常的に使っているモバイルサービスのサービス名称は、皆結構覚えているものらしい。
サービス提供企業名は、知らないケースも増えてくるけど、それでも過半数には達していない。なるほど。
モバイルサービスの種別に見ていくと、
これは私の仮説通りだが、モバイルならではのエンタメ的コンテンツ(着メロ、路線検索など)の場合は、サービス提供企業名を知らないケースが多いようだ。
ふーむ。これらだけだと何とも結論は出しがたいが、私の当初の仮説「モバイルの世界では、ユーザは、自分が使っているサービスのコーポレート・ブランドを全く意識していないのではないか? のみならず、サービス・ブランドすら意識していないケースが多いのではないか」は間違いで、モバイルの世界でもブランド・ビルディングが必要である可能性が高い。
となると、PCインターネットの世界で、ある程度のブランド力を築いている、例えば価|格|.c|omのようなプレーヤは、その強力なブランド力をモバイル世界でも横展開出来る可能性が高い。
え、私いっつもケータイでカ_カ|ク_コ|ム見せていただいてますよ?(笑)
PCでもそうですが、携帯は特に、新しいサービスに関わるとき新たにID情報を入力するのがウザい(親指がつる)ので、一度使ったサービスでリピーターになる率高いですよ。特にEC。
ブランド力もそうですが、刷り込みかな。最初の動くものについていっちゃう?
(メジャーは抜きですが。)提供企業名をしっかりと憶えている人って少ないのではないのかなっと思いまふ。(ヘビーユーザになればなるほど)
その場では確かに見たけど、実際にしっかりと憶えているのかはギモンがありますね。
いいとこ3割かと思っております。
先週の大前氏の講演でもありましたが、まだITを使いこなしている人口はまだまだ少ないですしね。